エースの片鱗

第五話

　卓越した運動神経、過去に作成された人形のロボットを凌駕する動き、サッカー部一年目にしてエースナンバー7を頂けるほどの監督やチームメートの目を光らせる運動量にメインカメラから散るオフィスも野原(のばら)サッカー少年団も、もとから少年団からしたら中堅であり、弱めの地区のチームなら余裕で勝てる実力を持っていたが、秀夫の実力は中堅からレベルアップできるなにかの才能の片鱗をたった一日で見せつけられた。

　それを学校の教室の窓からみていた美来(ミク)ちゃんは、そんな秀夫に憧れを感じていた。

あの目付きの悪いお母さんの、娘である。

林(はやし)美来(みく)ちゃんである。

この憧れが恋なのかは、オフィスの人物も、誰もしらない。

すらすらかけました

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