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Robotー機械ー  作者: マーティン先輩
20/21

進路変更

18

 秀夫は、コンサドーレのユース寮へ入寮を拒否し、突如普通科高校へ進学を改めた。

理由は、

「リスクより、安定かな」

 とのことだった。

 家族はみんな同意していた。

主に父親は安定を選んだことに感謝したほどだった。


実はこの時、研究者たちは秀夫の左足の大腿骨に骨折というダメージを与えていた。


それを察した秀夫は「無理だ」と確信し、普通科高校へ進学を改めたのだった。


痛みというのは当人にしか理解できない。引退をするサッカー選手やプロスポーツ選手は「まだやれるだろう」と思いき、突然引退するものだ。


研究者たちは、普通科の高校に進学を選択したことに、違和感を覚えずにいた。


彼らはただ、普通の人生を歩んでほしかったのだ。

左足へのダメージを与えることは、技術的に容易く、なんの罪悪感は研究者たちにはなかった。

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