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Robotー機械ー  作者: マーティン先輩
13/21

卒業式と道徳と

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 あの、花火大会以降、小学生の楽しいイベントはほとんど年を重ねる毎に経験していった。小学四年生の頃は読書マラソンを馴染みの三人で行った。自主的にだった。結果は秀夫が20冊、大久保くんと美来ちゃんあわせて15冊で、計50冊を夏休みに読破したのだった。

 高学年からは天才三人組と揶揄される状況だった。

 冬はスキーだ。札幌国際スキー場にて急な斜面を華麗に舞ってみたり。

 青春のつぼみ、小学生時代を三人で満喫していた。

 監視者たちの気分は、スタンド・バイ・ミーの映画さながら、というか超越したのでは?と会話も為され盛り上がっていた。

 ロボヒデのサッカー部としての活躍はロボヒデの実力と裏腹に後輩が小粒で、予選敗退がほとんどであった。しかし、敢闘賞に選ばれたりもした。

 彼の将来はまるで、コンサドーレのユースに入るようだった。

 そして時は過ぎて行き、小学六年生。

 涙の卒業式である。大久保くんは、今までありがとうと瞳から雫石を頬に伝えさせながら、久遠秀夫と抱き合った。

 美来ちゃんは、進学先が秀夫くんと合致せず、卒業式の証書授与のときに号泣するだけだった。


 淡々とし、クールな秀夫は、涙は流さなかったが



道徳の授業の瞬間の感覚に襲われていた。



 彼にとって、人の心情の理解度は、サッカーのシステム理解度とは応用できなかったようだ。



中学生編の始まりだ。

なかなか。すぐ小学生編を終わらせるのは

予想外ではなかったかなと。

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