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眠れる王  作者: 慧瑠
見えてくる意思

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報告会と食事会

円卓のある部屋では、食器の音と咳き込む声だけが響いていた。


この場には、アーコミア、魔王ガゴウ、先日ギナビアに姿を見せたニルニーア、以前安藤達を襲った'魅了'持ちの魔族が隣に座り、向かい側には瓜二つの姿をしている魔族が並んでお菓子を食べさせ合い、派手な仮面を着けた魔族が指をクルクルと回して暇を潰している。


「報告を始めてくれて構わないよ?」


アーコミアの二度目の言葉だが、返ってくるのはニルニーアの咳き込む声だけで誰も喋りだそうとはしない。


「やれやれ…ニルニーア、君から報告をしてくれないかな」


「ゴホッ…報告も何も、どうせゴホッ、知っているでしょう?」


「私はね?でも、他は知らないだろう?こういうのは、交換しておいて損はない事だと思わないかい?」


「ゴホッゴホッ。シューカ」


「はい」


アーコミアに面倒くさそうな視線を送りながらニルニーアが名を呼ぶと、返事をしたのは、ニルニーアの隣に座る'魅了'持ちの魔族。


シューカと呼ばれた魔族が立ち上がると、全員の視線はシューカへと集まる。集まる視線を身に感じながらシューカは口を開き、報告を始めた。


「男を使って異界の者と接触してみたけれど、まぁ予想通りってところかしら。何人かギルドの人間も居たせいか、全力は見せてくれなかったわ。

あの触れたら使役できる子には警戒をした方が良いかも…ぐらいね」


簡単な報告を終えたシューカは席に座り、変わるようにニルニーアが口を開く。


「ゴホッゴホッ、ギナビアの異界の者は面白そうでしたよ…あぁ、ゴホッ今思い出しても本当に。

あのバハムートに邪魔をされなければゴホッゴホッ!もう少し続けたかったのが本音…ハァ…ゴホッ。

……ゴホッ、なので、ギナビアは私が貰うので手出しをしないように」


「そうでしたそうでした。そのバハムート……貴女の言葉で、外界神話生物でしたっけ?その事をもう少し詳しく話してくださいよ。

私達は貴女と違って彼等の事を知らない」


ニルニーアの話をうんうん。と聞いていたアーコミアは、今思い出した!とわざとらしい演技を交えながらニルニーアに一つ説明を求めた。

対するニルニーアは咳をしながら、拒否をしても話が長引くだけだと理解して言葉を続ける。


「魔王メニアルがゴホッ、手を組んだダンジョン。彼処の守護者だよ…ゴホッゴホッ。

巨鯨と巨龍の姿を持つバハムート、海龍のリヴァイアサン、巨象のベヒモス、怪鳥ジズ。それぞれがゴホッゴホッ、初代が生み出した外界神話生物であり守護者。その中でも群を抜いて強いのがゴホッ、バハムート。

ゴホッ。これ以上は私も父からの又聞きだから詳しくは知らない。何千年も前の話だからね」


喋るのが面倒になったニルニーアはそこで話を切り上げた。

本当はニルニーアはもう少しだけ知っている。アーコミアが生まれるよりも前、三代目の主がダンジョンに現れた時、ニルニーアは個別にではあるがルアール達と戦い敗北しているのだ。

加えて言えば、あのダンジョンの事には、現代では絶滅している純血の龍族が居る事も知っている。


「いやいや実に有益な情報だ。流石は始祖の血を引く吸血鬼……つまり、下手をすれば魔王オズミアルよりも昔から生きている。そういう事だと思って良いのかな?」


「ゴホッゴホッ…そんな昔の事は知らない」


アーコミアの言葉に冷たく返すが、その事は本当にニルニーアも知らない。

なにせニルニーアが戦ったのは三代目の時代であり、初代の事は父が祖父から聞いたというだけで、その祖父も父も既に生に飽いて討たれている。


始祖の血であるが故に、寿命は遥か永く、生に飽き死を選び朽ちていく。変わらずその道を選んだ父も祖父に、ニルニーアは興味がない。

仮にまだ生きていたとしても、ニルニーアが関わりを持つ事は無かっただろう。


「ニルニーア、そのジズって怪鳥はガキに化けたりすんのか?」


つまらない事を思い出した。と表情が抜け落ちていくニルニーアに、少し興味が湧いてきたガゴウが聞いた。


「ゴホッゴホッ…外界神話生物は、ゴホッ、全てが人形へと化ける。けどゴホッゴホッ、確かにジズは少女程度の人間に化ける事が多かったはずだよ」


「ってこたぁアレがそうか。あの刺さる殺気は只者じゃねぇとは思ってたが…そうかそうか。あれよりつえぇのがねぇ…」


強者を想像して笑みを浮かべるガゴウは、明らかに上機嫌になっている。

そんなガゴウを他所に、別の声が上がる。


「「じゃあアレもきっとジズだね」」


アーコミアやニルニーアの話を片耳に、二人でお菓子を食べさせあったりしていた魔族のモノだ。


「んだぁ?テメェもあのガキと会ったのか」


「ガゴウよりも前にパティ達が」「ガゴウよりも先にニカ達が」「「ジズと会ってる」」


交互に同時にと喋る魔族――パティ・ニカ。


「なら次は、パティニカが報告をしてくれるかな?」


二人をまとめて呼ぶアーコミアに、当の本人達は頷いて返す。


「聖女を襲撃してる時」「怪鳥に邪魔された」「「多分、あれがジス」」


それだけ言い終えると、パティとニカはまた二人だけの空間を作り始めてしまう。アーコミアは満足そうに頷き、ガゴウは眉間にシワを寄せ怒りが顔に浮かび始めている。


「パティニカ、もう一つ頼んでいたはずだけどそっちの方はどうかな?」


「「順調。もう少しで釣れる」」


「それは何よりだ」


あまりにも不足しているやり取りに、話が見えてこないガゴウは円卓を叩き割りたい衝動に駆られるが、それよりも先にアーコミアは話を次へ進めていく。

アーコミアの視線が自分に向いた事に気付いた派手な仮面を着けた魔族は、スッと立ち上がり大袈裟な身振り手振りで頭を下げて見せた。


「私の方は失敗でした!後半に至っては何やら巨漢の方と一緒に居まして、これまたその方がお強くて。完全に私の敗北……」


話しながらおよよよ。と泣いている素振りを見せる仮面の魔族は、くるっと身を翻し背を向けた。そしてヒョコッと仮面の魔族の肩口から顔を見せるのは、ドラゴンとドラゴン形をした骨の人形。


「女の方の勇者は私の可愛いドラゴンを一太刀に、巨漢は私の可愛いドラゴンゾンビを粉々に!もう、私は困ってしまって逃げ帰ってきましたよ」


仮面の魔族の言葉に合わせ、ドラゴンの人形はズバン!と縦に割かれ、骨の方はボロボロと崩れ落ちる。仮面の魔族が再度くるっと身を翻し正面を向くと、割かれたドラゴンの人形も燃え尽き灰になるが、仮面の魔族は気にした様子もなく続ける。


「で・す・が!ログストア国の方は順調ですよ。私の人形が、もうすぐ準備を整えられそうだと連絡がありましたから」


先程とは打って変わり上機嫌な声で話す仮面の魔族の指には、女の子の指人形がはめられ、軽快に動く指に合わせて揺れている。


「それは上々。フェグテノは、そのままログストアの方を見ておいてくれれば十分。それじゃ次は私の報告と行こうかな」


満足そうに頷くアーコミアにフェグテノと呼ばれた仮面の魔族は、華麗に一礼をして席に着く。それを確認したアーコミアが軽く指を鳴らすと、全員の目の前に魔法陣が現れ、その上に数枚の紙が現れた。


「軽くまとめたから、後ででも目を通しておいてね。

私の方は、実に順調に進んでいる。魔族達にも多少は被害が出ているけど、大した問題じゃない。数はまだまだ居るし、殆どが魔物で事足りているからねぇ。

先日、フェグテノが様子見をした女の方の勇者には驚かされたけど、まぁ驚く程度で危険性はあまり感じなかった。


そして、眠王と名乗っている異界の者。ニルニーアの言うメニアルが肩入れをしているダンジョンの主。

仕入れた情報では、メニアルを負かしたのは彼一人らしい。こちらに来たばかりでその戦闘力にも驚かされるけど、何よりも彼は実に利口な立ち回りをしている」


再度アーコミアが指を鳴らすと、現れた数枚の紙の一枚が浮かび上がり、全員の手元まで移動する。魔王メニアルを負かしたと聞いたガゴウは、興味深そうに紙の内容に目を通すと、そこには常峰 夜継の情報がまとめられていた。


名前、性別、確認されているスキル、予想されるスキル。その他、ダンジョンの位置の情報など。


不確定なものも多いが、それでも明確な情報もしっかりと記されている。


「本人を含めて三十一人の異界の者を上手くまとめ、大国を味方につけてある程度の権限まで手に入れている。おかげで、異界の者の情報を得るのに難航してしまっているね。

加えて、メニアルが向こうに居る事もあってショトルの性質に気付かれてしまった。本当はもう少し時間が掛かるかも……と悩んでいたけれど、早期の内に気付いてくれた」


不敵な笑みを浮かべるアーコミアは一度紅茶で喉を潤し、その笑みを崩すこと無く言葉を続ける。


「おかげで彼は魔王ショトルへの対策として不干渉を選んだ。実に利口な判断だと私は思うね。ショトルに対して打てる手札を減らしたくはない……分かるよ、分かる。

利口な判断と行動力。その結果、私達には時間が与えられた。長い時間を掛けて張った根を狩られずに済んでいる。


彼ならば、きっと三大国をまとめあげ、仮にでも一つの国にする事もできただろうけど、彼はそうしなかった。先を見据え、今後を考慮し行動した。

それを成し得始めている事は、私も称賛を送りたい事だが……選択を誤ったのも事実。


彼が何処かの大国に身を置いていたら、もう少し手こずったかもしれないけど……大国が大きな動きを見せないのが何よりの証拠。

魔神様が復活の日は確実に近付いている……君達は、今まで通りに動いてくれればいい。そしてガゴウ」


「んだよ」


常峰の情報が記された紙を見終えたガゴウは他の紙にも目を通すが、興味が惹かれる内容も無く話に飽き始めていた。そんな中で呼ばれた事で、ガゴウはアーコミアを睨み返す。


「また少ししたら異界の者達にちょっかいを出す予定なんだ。その時に、君の力を借りたい……もちろん、ショトルは使わないでおくよ」


ガゴウの睨みに臆する事無く、不敵な笑みを浮かべるアーコミアの提案にガゴウも好戦的な笑みを浮かべ返して答えた。


「乗ってやるが、邪魔はすんじゃねぇぞ」


------

---


「最初からこれで移動してたら良かったんじゃね?」


「今回は特別だから…」


佐々木の言葉に返したジーズィは、いつの間にか佐々木達が見慣れているシマエナガの姿へと戻り、東郷の頭の上へと移動した。そしてそのままもふっと毛玉の様に丸くなって、次第に寝息が聞こえ始める。


「東郷先生、ここからどうしましょう」


「えっ?あぁ、そうですね……とりあえず、入りましょうか」


頭の上に乗ってたジーズィを起こさないように、そっと移動させて抱きかかえていると、隣にいた鴻ノ森に聞かれて周囲を見渡す。

そしてやはり目に止まるのは、大きな壁と巨大な門。その先には山の岩壁に立っている城。


「ねぇねぇゆかちゃん、やっぱここって」


「まぁ、上から見えた限りだと……リュシオン国の真ん中だろうね」


九嶋と安賀多の会話を聞き、中野もコクコクと頷いている。他の者も大体予想はしていたが、いざ言葉にされると少しだけ緊張が走る。かと言っていつまでも立ち止まっているわけにも行かず、ジーズィが自分達と一緒に運んだ抉り抜いた様な地面から降りて準備をしていると、巨大な門の方から数十名の鎧を纏った者達が駆けてきた。


そして彼等は武器を構え、東郷達に向けて――


「お前達何者だ!おとな…し……く……」


怒声の様な声で始まった言葉は、鼻を鳴らすユニコーンへと向けられ、徐々に小さくなっていく。


元より通達は来ていた。そして鎧の者達は、ユニコーンの姿で瞬時に察した。彼女達が異界の者であり、聖女の来訪の時である事を。


-


場所は変わり、先程の場所から見えていた城の城内。鎧の者に案内をされること二、三時間とたった頃。


「先程は本当に申し訳ありませんでした!」


「あの、私達も悪かったので頭を上げてください」


「まさか聖女様に武器を向けてしまうなど!」


「いえ、ですから、警戒をさせてしまったのは私達なので…」


「何をおっしゃいますか!聖女様は、我々の為に足を運んでくださっているにも関わらず」


「はい。私達もですね、いろいろとありまして、皆さんを警戒させてしまっただけなのでロバーソンさんは何も悪くは無いんですよ」


「おぉぉ!お許しくださるんですか!」


「いえいえ、許すもなにも無くてですね」


先程の怒声にも似た声の主であるロバーソンと、止まぬ謝罪に困惑と疲労し始めた東郷のやり取りは移動中の合間ずっと続いていた。


リュシオン国の聖騎士団所属であるロバーソンは、共に駆けつけた部下と共に東郷を城へと案内する途中、東郷に謝罪をしっぱなしだ。

少し声が大きめなロバーソンの謝罪は、移動中にすれ違う人々の耳にも入り、何より聖騎士団が東郷達を囲むように警護している事から東郷が聖女である事がすぐにバレ、移動するのにも一苦労した。


そして城内に辿り着いて尚、ロバーソンの謝罪は止まらない。かれこれ、この謝罪も何度目か。


「聖女様!この不届き者ロバーソンを是非「これ、ロバーソン、聖女様がお困りだろう。止めなさい」こ、これは皇帝陛下」


まるで東郷の言葉が届いていない様に謝罪を繰り返すロバーソンを止めたのは、膨よかな体型を綺羅びやか衣装で包んだ男。

その者を皇帝陛下と呼んだロバーソンは、東郷に背を向けるわけにもいかず、かと言って皇帝陛下にも背を向けられずにクルクルと回りながら、最終的に部屋の隅に移動して片膝を着いた。


「聖騎士の者がご迷惑をおかけしたそうで。はじめまして、リュシオン国を統治させて頂いているポルセレル・L(リュシオン)・レベハントと申します。

聖女様のお話は、コニュアよりお聞きしております。お迎えにもあがらず、挨拶も遅れてしまい申し訳ありません」


「東郷 百菜です。こちらこそ、大変お騒がせしてしまったようですみませんでした」


差し出された手を両手で包み頭を下げる東郷に、ポルセレルはいやいやと首を振り、東郷と同じように両手を使い手を包み返し頭を下げる。


十数秒程、握手を交わした二人は手を離し、ポルセレルの視線は苦笑いをしながら東郷を見ていた佐々木達に向けられた。


「皆様のお話を聞いておりますよ。

異界の方々ですな?長旅でお疲れでしょう。宿はどうぞ城内を、食事や湯もこちらで用意させるので、どうぞゆっくりとお寛ぎください」


ポルセレルが二回手を叩けば、外で控えていたのだろう……使用人の服装に身を包んだ者達が現れ、あれよあれよと言う間に個人部屋に案内され、食事はコチラでと別の部屋にも案内される。


湯の準備には少し時間が掛かるからと、先に食事になり、これまた食事も手早く用意されていく。


「どうぞお食べください」


先に食事の部屋に来ていたポルセレルが唖然としている東郷達に向けて言うと、個人に着けられていた使用人達が個々の椅子を引き、どうぞと手を出している。

少し戸惑いながら椅子に座った東郷達。そんな中で、安賀多は周囲を見渡し気付いた。


「そういや皇帝陛下さん、コニュア皇女は?」


失礼の無いように気を使いながら言う安賀多の言葉に、東郷達も軽く周りも見渡した。だが、そこには確かにコニュアの姿はない。

居るのは、数名の使用人とポルセレル。そして東郷達のみ。


「コニュアは既に食事を終え、自室で休んでいます。聖女様達の到着の連絡は入れておりますが、恐らく挨拶は明日になるかと。

なので、コニュアの事は気になさらず」


そう言ったポルセレルは、手を鳴らしグラスを水の用意をさせていく。東郷達も、そういう事なら…と、用意をしてくれる使用人に頭を下げて礼をすると、食事に手をつけ始めた。

ポルセレルも、コニュアが顔を出さない事にもう一度謝罪を述べて食事を始める。


食事中は東郷達の旅の話になり、途中でガゴウとショトルに遭遇した事を話すと、ポルセレルの顔が険しいものへと変わった。


「どの辺で襲われたか分かりますか?」


「地図があれば、大まかにはなりますが…」


「では、後でお持ちするので、その時にもう少し詳しくお聞かせください」


「分かりました」


少し暗くなってしまった雰囲気の中、ポルセレルが話題を切り替える為にそういえば…と言葉を漏らす。


「小耳に挟んだのですが、皆様は演奏をなさるようですね。大変上手だと耳にしました」


「私はできません。安賀多さん達が上手なんですよ!」


「おぉ!場は用意するので、よろしければお聞かせ願いたい」


「だそうですよ!安賀多さん!」


自分の生徒が褒められて嬉しいのか、暗い空気は何処へやら。東郷がキラキラした目を安賀多達に向ける。それを受けて、食事を口に運んでいた安賀多の手が止まり、表情も少し間抜けなまま固まってしまっていた。


「ゆかちゃん…っぷ、ほら、ぷぷっ」


「あー、んんっ…まぁ、別に構わないかな。理沙も大丈夫だろう?」


「あれ?私には聞いてくれないの?ねぇねぇゆかちゃん」


固まっていた安賀多の顔に笑いが漏れた九嶋を無視して、安賀多は中野にだけ聞くと、中野はコクコクと頷き返した。無視されている九嶋は、ねぇねぇと安賀多に絡むが、安賀多は無視して食事を続ける。

その様子を見ていた東郷は、嬉しそうな表情を浮かべてポルセレルと演奏会の打ち合わせで会話が盛り上がっていく。


そして、話の流れを見ていた鴻ノ森は訝しげな表情でポルセレルを観察しながら食事を続け、田中と佐々木と艮は、食事を既に終えてガゴウ戦の反省会を開いていた。

ギリギリ間に合った……。

やっとリュシオン国に東郷先生達を運べました。



ブクマありがとうございます。

本当励みになります。

どうぞ、これからもよろしくお願いします!

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