わかりゃいいんだよ
表の通りから裏へ。
奥へ奥へと行けば行く程に人通りは少なくなり、活気とは別の殺伐とした空気に変わっていく。
「人が居ないという訳でもないか……」
開発地区へと足を踏み入れたルアールは一人呟いた。
歩いている者の姿は見えず、視界には地に転がる者がチラホラと。しかし、感じる気配は視界に入る者より多く、敵意にも似た視線を感じる事もある。
「敵意はあれど、危害を加えようとはしてこない。力量差が分かっていると言うよりは、関わる気が無いというのが正しいかもな」
ある程度の観察を終えたルアールは、地面を軽く蹴り屋根の上へと移動した。そのまま屋根伝いに移動し、やっと目的の場所を見つける。
「ここか」
高い位置から見下ろした先には、リーカとマルセロがリーダーとなり、エニア達スラムチルドレンの隠れ家となっているボロ屋があった。
「そのようですにゃ」
ルアールの呟きに返したのは、先にこの場に来ていたニャニャムだ。元々、ニャニャムの気配を辿り付いた場所がココで、いきなり返答された事にルアールは驚きはしない。
「スラムチルドレンの子達の隠れ家で、ここ以外で独立している子供達はいにゃいようです」
「子供達だけで生きていける様な場所なのか?」
「他の子達の様に、スラム間で協力していれば問題はにゃいでしょうが、どうやらあの子達は完全に一つの集団として見られています。
それを可能にしているのは、軍が手を貸している事と……あの娘ですにゃ」
ニャニャムが報告をしながら指差す先には、丁度ボロ屋から出ていく宿屋の娘であるセジュの姿。漆達が預けた奴隷が子供達と遊んでいる中、セジュは軽く挨拶をしながら歩き、ボロ屋を離れていく。
「名は'セジュ・スケープ'。姉さん達が宿泊している店主の娘のようです」
「一介の看板娘がスラムチルドレンを養っていると?そんなに儲かってんのか、あの店は」
「おそらくですが、店主である'トルガス・スケープ'は、この事を知ってはいても手を貸してはいにゃいかと思われます」
「つまり、あの娘の独断で行っている。そう言いたいんだな」
「はい」
「ただのお人好し……って訳でも無いようだが」
ルアールが目で追っていたセジュは、視線を感じて周囲を見渡している素振りを見せている。場所の特定まではできていないようだが、明らかに警戒心が高まっていることがルアールには分かった。
「にゃーが調べた所では、あのセジュ・スケープが現死神である可能性が極めて高いですにゃ。
死神の事件が発生した日を確認し、この周辺の者にセジュ・スケープの出入り頻度を聞いた結果。セジュ・スケープは、事件発生の前後に必ずココに来ているにゃ。
それ以外でも来ている様子はあるようだけど、事件発生の前には店を二、三日休んでいる事も確認できているにゃ」
「そういえば、この王都での事件は初めてなのか?」
「そのようですにゃ。
近隣の街で、悪名が広まっていたりする者が殺される事が主で、実際に王都内で事件が起きたのは初めてみたいですにゃ。
だから、今回は軍が調査に乗り出しているのではにゃいか。と、街の人達の間で噂ににゃっているにゃ」
「上空から確認はしたが、ギナビア国には長距離を短時間で移動する術があるな」
「蒸気機関車の事ですにゃ」
「それでも二、三日で往復は限界があったりするはずだが……それを可能にしているのは、あの娘が転移魔法を使える可能性があるってところか。
行きは蒸気機関車で、帰りは予め帰還場所に魔法陣でも用意しておけば転移で帰ってこれる。セバ爺の様に鑑定を持っていないから確信はできないが、大方その辺りで間違ってないだろう」
既に路地を抜け、姿が見えなくなっているセジュの姿を浮かべながらルアールは予想を口にする。
それを聞いていたニャニャムも、同じ意見だったようで頷き返し言葉は無い。
ルアールの見立てでも、セジュが現死神で間違いはないだろう。観察していた限り、それを可能とする技量はあると判断できている。
交渉の場に居た人間共程ではないが、それでも格上相手に不意打ちを出来る技量や、場さえあれば一撃で殺せる事も可能。歩き方や空気、気配の探り方を見て導き出した答えだ。
ルアールは視線をボロ屋へ向け、少し考える。仮にそうだったとして、セジュがココに通う理由が分かっていない。その事を察した様に、ニャニャムは報告を続けた。
「あのボロ屋の床、数箇所だけ音がおかしいですにゃ。空洞があるようで、そこから地下に繋がる道があるかと予想できますにゃ」
「ボロ屋に地下とは大層だな」
「開発地区という建前もあって、あの場所を取り扱っているのがギナビア国で、詳しいことは調べられていにゃいです。ただ、下水道とは別の空洞である事は、近場の下水道を回って確認できていますにゃ」
「確か死神は義賊と噂されていたか。
だったら、バラ撒いた後の金銭の隠し場所に使っているとか、それこそ転移の魔法陣が地下に用意してあってもおかしくはない。となれば、あの娘が死神である線は濃厚だが……ニャニャム、今回の王都で起きた事件も、あの娘だと思うか?」
「可能性は極めて低いと、にゃーは考えます」
ニャニャムはセジュが犯人である事を否定した。それにルアールは驚かない。
ルアールも、それは薄々気付いている。仮にセジュが犯人であった場合、漆達が野放しにされている事が不可解なのだ。
そしてニャニャムは、セジュがフラウエースのフラセオと接触した場に居た。その時、セジュは確かに驚きの表情を見せている。本当に犯人ならば、あのタイミングでコヌチルを狙った事を考慮して、フラセオが居た事を知らないとは考えにくい。
故に、ニャニャムとルアールは考察する。
「死神の手口を模倣したのは確かだ」
「にゃらば、その技を使える人物に絞られる」
「……なるほどな。ある程度予想はできた」
「犯人が分かったのですかにゃ?」
「俺はな。だが、今回この件を我等が王が託したのは、あいつ等だ。
解決までは俺も帰れないから手を貸したが、ココからはそっちでやってみろ。それが我等が王の望みだ」
ボロ屋から視線を外したルアールは、近くに身を隠していた赤い蝙蝠を見た。
自分に向けられて言われた事を理解したのか、赤い蝙蝠は姿を見せてから飛び去っていく。
「あれは?」
「さぁな。ただ、気配から察するに我等が王のご友人のスキルか何かだろう」
「にゃんと」
「お前もまだまだだなニャニャム。まぁ、我等が王からサポートを頼まれているんだろ?後は任せるから頑張れ」
「は、はい!」
突然ルアールに頭を撫でられ、驚き目を丸くするニャニャム。
気持ち良さそうに撫でられているニャニャムを見て、ルアールは軽く笑うと手を止め、そのまま大通りへ向け歩き始めた。
「ルアールさんは、これからどうするんですかにゃ!」
「買う予定の物を下調べしてくる。日が持ちそうなのは、今のうちに買っておくのもいいだろうしな」
そう告げ、屋根から飛び降りようとした時、ルアールは思い出したように足を止めてニャニャムに視線を向ける。そして、これは事件と関係ないだろうが……と前置きをしてから言葉を続けた。
「どうも変な気配がする。曖昧な感じで特定はできないんだが、とりあえず気をつけろよ」
伝えて満足したのか、今度こそルアールは屋根から飛び降り消えた。
残されたニャニャムは、困ったように口元を歪め……
「ルアールさんでも曖昧にゃのに、にゃーはどうやって気をつければいいにゃ……」
呟きに返答はなく。
いつまでも固まっている訳にはいかないニャニャムは、トボトボと漆達と合流するために帰路を歩きだした。
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「うっそぉ……」
「彩?どうしたの」
「バレない様に気をつけてたはずなのに、ルアールさんに蝙蝠尾行させてるのバレた」
「どんまい」
どこかに絶対バレない自信があったのだろう。ルアールにバレた事で、漆は一層強く藤井に抱き着きたい衝動に駆られる。
だが、この部屋に現在藤井は居ない。
漆以外、部屋にはショックを受けている漆を見て笑う城ヶ崎と、フードを深めに被って椅子に座り、その様子を見ているフラセオのみ。
柿島は今日の分の報告書をまとめたいと一度隣の部屋へ戻り、藤井は漆の拘束を抜け出して何処かへと出かけてしまった。
「ぐぬぬ……月衣ぃぃぃ」
「抱きつくのはいいけど、変なことしたら引っ叩くからね」
「ぐへっ、それもまたアリかもしれない。ちなみに、フラセオさんは?」
「?」
いまいち理解していないフラセオが首を傾げると、漆は獲物を見つけた様に手をワキワキさせてフラセオへと近づいていく。
「沈黙は肯定って偉い人も偉くない人も言ってる言ってる。つまり、おーけって事で」
「ダメに決まってるでしょ」
「うぐぇッ」
だが、そのまま近寄る事叶わず。襟を引っ張られ、変な声を漏らした漆は、そのまま流れる様に城ヶ崎の膝へと頭を置いた。
「私のハーレムは、何処へ」
「元々無いでしょうが。それより情報早く集めて。それ次第で、私の動きが変わるんだから」
「へーい」
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城ヶ崎に言われ、漆が意識を集中し直し情報収集を再開した頃、藤井は一人王都を歩いていた。
宛もなく歩いている訳ではなく、藤井はある線を辿って歩いている。
それは濃い死線。
'死の支配人'で見える死線は、切れれば死ぬモノだが藤井にしか分からない感覚的なモノが多く、説明するには些か難しい。その中の一つが、誰しも纏う死線にも太い細いがあり、濃い薄いがある。
太ければ、その分運命力が強く、細ければ回避や乗り越えられる事が前提であったり。濃ければ死が近く、薄ければその時はまだ遠い。
例としてあげるならば、老衰や寿命は太く、事故などであれば細い。そこに時間や個人・他者の意思が絡み始めると濃さが変化する。
藤井はそれらに触れる事ができ、調整もできる。当然、太ければ太いほど、濃ければ濃いほど相応の魔力が消費されていく。
その事を藤井は理解しているし、他には相手にもよるが時間さえあれば、自分の意思で相手に死線を引く事ができるのも分かっている。魔力により限界はあるが、簡単に言えば他人の生死を弄れる。
「やっぱり、昨日に比べてここの人達……この一帯の死線が濃くなってる」
消費量も馬鹿にならないその行為。無闇にそのスキルを使う事はしないが、それでも周囲の死線の変化が藤井は気になっていた。
王都の人々と言うよりは、王都一帯に漂う死線が濃くなり、本来薄いはずの死線までもが感化されるように濃くなっている。
藤井は変化に気付きつづも、自然の摂理であれば文句はない。しかしその変化に違和感を覚え、藤井は一番濃い死線を辿ることにした。
そして辿り着いた先は、機械音が酷く、定期的に窓や煙突から蒸気が吹き出ている工場。
辿り近づけば近付く程感じてはいたが……少し空いている大きな扉から顔を覗かせば、視界から入る情報よりも先に熱気が肌を撫でて、暑さに目眩がしそうになる。
「入りたくない……」
意図せず出た素直な言葉だ。
でも、最も濃い死線は中へと続いている。もう一度覗く気も起きず、どうしたものかと悩んでいると、大きめの扉の隣にある普通の扉が開いた。
開いた扉の方を見ると、見たことのある子供が見たことのないおじさんと出てきた。
「あん?ここは嬢ちゃんの様な奴が来る場所じゃねぇぞ」
「あれ?えっと、ふじいさん!」
「んだ、エニアちゃんの知り合いか」
上だけ脱いでいるツナギ姿のいかにもな男は、いかつい顔を更にいかつくさせ藤井を睨んだが、一緒に出てきたエニアの言葉を聞いて顔を綻ばせる。
もちろん藤井にではなく、完全に孫を愛でるお爺ちゃんの顔をエニアへだ。
しかし、藤井の目は別のモノを移す。
エニアに絡み纏わりつく幾つもの濃い死線と、そんなエニアが両手で持つ箱に見える太くも薄く……いや、最早無いのと同意義の死線。むしろ、それ以外の死線が箱を避ける様に存在していない。
そんな死んだ死線を藤井が見たのはこれで二度目だ。その箱以外に見たのは、漆達が連れてきたフラウエースのフラセオ。
彼女が、それと酷似した死線を持ち、不老と聞いて意味を理解していた。あの箱は老いて死ぬ事はない……正確には、あの箱の中身は寿命を持たない何かが入っている。と。
「こんにちは。エニアちゃん。
その箱は、どうしたんですか?」
返事をしなかった事で、えっと…えと。と困惑し始めたエニアに、藤井はしゃがみ目線を合わせて箱の事を聞く。
近寄れば何か分かるかと思ったが、死線に変化はない。むしろ、エニアと男の死線が周囲を巻き込みながら濃くなっている。
「さっき、初めて見たおじさんに貰ったんだけど……リーカ姉もマルセロ兄も分からなくて、おじちゃんに聞きにきたの!」
「そうだったんですか。よかったら、私にも見せて貰っていいですか?」
「いいよ~」
無垢な笑顔のエニアから箱を受け取り、まずは重さを確認した。
重さはそれほど無い。だが、確かに箱以外の重量がある。次に指先で軽く小突いてみるが、変化はなく、中に居るであろう何かが反応を示す気配はない。
それらを確認した藤井は、一応自分の死線を確認して警戒をしつつ箱を開けた。
鍵が掛かっている訳でもなく、何の抵抗も無く箱は開く。
「警戒してるようだが、何も入っちゃいねぇぞソレ」
「みたいですね」
「俺はゴゴールだ。嬢ちゃんは?知ってて開けたわけじゃないみたいだが」
「藤井です。少し、心当たりがあったんですけど、違ったみたいです。ゴゴールさんが確認した時にも、中には何も?」
「入ってなかったな」
ゴゴールと名乗った男の言う通り、箱の中には何も入っていない。
だが藤井には、手に掛かる重さからは箱だけの重さとは思えなかった。
「で、でも、本当にさっき見たときには」
「何か入っていたんですか?」
何か言いたげなエニアだが、実際箱には何も入っていない。きっと、ゴゴールに見せに来た時も同じ空気になったのだろう。
言いづらそうにしているエニアの代わりに、顔を綻ばせるゴゴールが続けた。
「真っ黒な玉が入ってたんだよなぁ」
「本当にそんなのが入っていたんですか?」
「てめぇ、エニアちゃんが嘘を言ったと言いてぇのか」
藤井の言葉を聞いて、ゴゴールは目が鋭くなりガンを飛ばす。
「そうですね。エニアちゃんが嘘を言う訳ありませんね」
「わかりゃいいんだよ」
そんなゴゴールを気にすること無く、藤井は適当に同意しておいて箱の中に意識を集中させていく。
本当に箱の中に何かが入っていたのならば、死線をソコから辿ればいいだけ。なのだが……やはりソコから他の死線を見つける事はできなかった。
そこから導き出した藤井の答えは一つ。
まだ、箱の中に何かは居る。
何かしてもいいが、さっき見た限りでは近付くだけでエニアとゴゴールの死線が濃くなっているのを確認している藤井は、敢えて何もせずに蓋を閉じ、エニアへ返す。
「ありがとうエニアちゃん。
少し、リーカちゃんやマルセロ君にも用事があるから、一緒に行ってもいいですか?」
「もちろん!リーカ姉とマルセロ兄からも、頼まれたら案内するようにって言われてるから!」
「藤井の嬢ちゃんも一緒なら、俺が送らなくても平気か?」
「うん!」
元気に挨拶をするエニアに、ゴゴールはでれっとしながら指で藤井に近くへ来るように呼んだ。それに気付き、藤井が近くに寄ると、エニアに聞こえないように小声で耳打ちをされる。
「あんた、何者かは知らねぇが気をつけろよ。最近、空気がおかしい」
「どういうことですか?」
「そのままの意味だ。ウチの機械共の調子も悪くてな……何やら、軍も忙しねぇし、こういう時は何かが起こりやがるんだ。
現に、今朝も変なのが来やがったしよ」
その変なのに心当たりどころか、実は私達関連です。なんて事は言えず、藤井は軽く頷いてから、まだ?と首を傾げているエニアの隣へと移動した。
「またねーおじちゃん!」
「またなぁー」
エニアが手を振れば、ゴゴールが手を振り返し、藤井もお辞儀をしてからエニアと共にリーカ達が待つ家へと戻る。
道中は何も無かった。
少し入り組み、変わった道を進んだ以外、目立った事は無かった。
だが、エニアと共に戻った藤井は顔を顰めた。
「死線が濃すぎる」
思わず口から言葉が漏れてしまうほどに、藤井の視界は濃い死線で埋め尽くされていた。
スキルを使わなければ、子供達が漆達の預けた奴隷達と外で洗い物をしていたり、彼等が住むボロ屋が見える。だが、いざスキルを使うと、それらを覆い隠す様に濃い死線で視界は埋まる。
一人からではなく、一人も漏れずに皆が濃い死線を幾つも纏い、周辺を漂うモノまで濃さを変えていく。
流石の藤井もこれは異常だと察し、手を打つ事にした。
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数時間後、もう一度藤井が確認をすると、先程よりは死線の数は少なく、薄くなっている。
「確かに。ご協力感謝する」
「いえ、見つけたらお伝えするようにと仲間から言われていたので」
「仲間?」
「昨日、泊まっていた部屋に来ていた方ですよね?私、少し体調が戻ったので散歩をしていた所なんです」
「そうであったか。だから私の名を」
「はい」
もう既に日は傾き、月が顔を出し始めている中、ボロ屋の前では奴隷達の数を軍の者が確認していた。
その様子を見ていた藤井の隣には、巡回していた兵から自分の名前を伝えてきた者に会うため、軍を引き連れてきたカジェラが立っている。
「しかし、君の様な娘が一人でこんな所に?」
「少し歩いたら、また体調が悪くなってしまって…。
そこに丁度、ここの子達が助けてくれたんです。そこで、奴隷の方々を見つけて」
「報告をしてくれたと」
「はい」
予め用意していた言葉を並べる藤井に、カジェラは納得したように頷く。
もちろん、カジェラ達を呼ぶ前に、奴隷達には軍に保護してもらう事と、先に保護された二人と同じ様に説明をして漆達が手助けをした事を誤魔化す様に伝えてある。
ボロ屋からはリーカやマルセロが様子を伺っているが、彼等にはカジェラが簡単な事情聴取をするだけで終えている。
「カジェラ隊長、確認を終えました。問題ありません」
「ならばこのまま保護をする。
藤井さんだったかな?改めて協力を感謝する。私は戻るが、あれならば宿まで送らせよう」
「ありがとうございます。お願いしていいですか?」
薄くなったとはいえ、実際死線はまだ濃いモノは幾つも見えている。エニアだけではなく、リーカやマルセロ、その他の子達からもハッキリと。
だからこそ藤井は一度戻ることにした。
一人で全員分の死線を弄るのはキツく面倒であり、実際問題で物事によっては不可能に近い。故に、漆達の手を借りる為に。
次は、漆達の戦闘を入れたいなぁとか思っています。
まだ更新戻せそうにないです。すみません。
ブクマありがとうございます!評価もありがとうございます!
これからも、がんばります。




