山積み
常峰視点です。
《魅了ねぇ……。
それで今は、そのキャロさんを抜いたメンツで依頼をしていると》
《あぁ。俺達が初めての依頼って事もあって、ゴレアさん達が残ってくれてな。
三人がこっちに残ってくれてる》
《なるほど》
二時間前に起きた俺は、飯を食いながら移住の処理をしていると、安藤からの念話があった。内容は昨晩あった事の報告。
野盗に襲われ、魔族に襲われ、その野盗は魅了に掛かって操られているのを並木がスキルで確認したらしい。そして、魔族の方は魅了のスキルを持っていたと。
「セバリアス」
「如何なさいましたか?」
「魅了というスキルを知っているか?」
「存じ上げておりますが」
「効果や発動条件やらを知ってたら教えて欲しい」
俺は魅了について詳しく知らない。
もしかしたら、安藤達も既にスキルの影響を受けている可能性もある。並木に確認させてもいいんだが、並木が掛かっていた場合を考えて、詳しそうなセバリアスに聞くことにした。
俺の問いに答える為、セバリアスは書類の処理を手伝ってくれていた手を一旦止めて、俺の紅茶のおかわりを用意してから答え始める。
少し長くなるやつか。
「魅了の発動条件として目を合わせるというものですが、至近距離でのみしか発動ができないという問題もあります。
香りや、極度に衰弱させて精神力を削り、余裕を無くして魅了しやすくするなどの手を使う者も、その昔居ました。
目を合わせた時、相手を魅了できた場合。
自分に対して異性に恋慕を抱かせ、その恋慕を増幅させるスキルです。謂わば惚れ薬の様なスキルなのですが、惚れ薬の様に効果時間の上限などはなく、解除も困難。
一度掛かれば思考を侵食され、発動者の意思に応える事こそが至福と感じ、従順な駒にする事も可能です。
これだけ聞けば隷属魔法の様なものですが、大きな違いがございます。それが、対象の意思の問題です。
厄介なことに、隷属魔法と違い、命令があれば対象はそれを望み行動する様になります。魅了に抵抗するということをしなくなってしまいます。
このスキルの難点は、強い精神力による抵抗でスキルから抜け出す事ができるのですが、一度掛かってしまえば抜け出すのは困難でしょう。そもそも、自分が魅了されたと理解する事が難しいのです」
「確認方法と対策はあるか?」
「そうですね……。確認方法として良いのかは分かりかねますが、魅了された者はその者の事を考えるとドキドキするという事でしょうか」
「ドキドキか」
「はい。ドキドキでございます。
恋人や愛する者を浮かべた時の様な気持ちが、普段より一層感じる様にはなっております」
セバリアスの口から、ドキドキって単語を聞くと中々に違和感があるな。失礼だが、なんかちょっと面白い。
流石に今はニヤつくわけにはいかないから、緩みそうになる口を抑えつつスキルに関してもう少し聞く。
「それで対策は?」
「魅了には明確な耐性スキルが存在しておりません。
そのため、精神力で抵抗するのが一番有効となります。確固たる意思などがある者は、魅了されにくいのです。
寂しいや辛い、怯えや恐怖、欲などが高まると魅了がつけ入る隙となるので、それを覆す程に魅了されない意思を強く持てば、その意思がある間は魅了されにくいでしょう。
既に心から惚れている相手が居る場合は、短時間での魅了はできないなどもあります。
後は、そうですね……精神干渉の類ではあるので、保護する魔道具などで一応抵抗力を高める事は可能です。
絶対的な対策として、かなり特殊な方法ではありますが、事前に魅了に掛かるというものもございます」
「事前に?」
「事前にでございます。
魅了は、別の魅了を受けている相手には掛けられないので。
最も、干渉スキルである以上、我が王には効かないかと思われます」
「なるほど。ありがとう」
「勿体無きお言葉」
作業に戻ったセバリアスを横目に、少し魅了について考える。
横恋慕はダメとは言え、中々に面倒なスキルではあるな。
精神論以外での対策がかなり難しい。事前にと言われても、結局は魅了されて居るのなら……人権が存在し無さそうなんだが。
恋は盲目を体現してるようなスキルだな。
《安藤、話では魔族に魅了を受けた可能性もあるんだが、その魔族をどう思う》
《どうって、魔族は魔族ぐらいしか思わんぞ》
安藤がその魔族を特別視している様子は無いし、魅了されていないと考えてもいいだろう。モクナさんにゾッコンで救われたか。
発動距離を考えても、かなり接近しないといけないっぽいし。岸が近付いた様だが、触れた瞬間に爆発。魅了をする暇があった様には思えない。
同性には効かない事も考えると、今の所は大丈夫か。
《とりあえず安藤達が魅了に掛かっている様子は無さそうだな。発動自体も、かなり至近距離じゃないと無理らしいが、対策として一応こっちでも精神保護系の魔道具は用意しておく》
《あぁ、助かる》
《それと、魔族の方と男達についても少し調べておく》
《分かるのか?》
《分からん。だけど、一応魔族の方に関してはメニアルに聞いてみるさ。
男達の方は…そうだな、その死体を置いてある位置を教えてくれればいい。こっちで刺青を確認してみる》
《分かった》
安藤から移動した時間などを聞いて、大まかな場所を地図に書き込んでいく。
地図上で見れば、やっぱりログストア国に近すぎる。魔族からの接触は、メニアルを除けば初めてだ。
ただ闇雲に襲ってきただけなら良いんだが、タイミングといい場所といい、安藤達――異界の者達を狙ってきているなら無視はできない。
よし、大まかな場所は分かった。近くに行けばそれなりに分かると思うから、これは少し保留して、もう一つ気になっている事に触れてみるか。
《元気がないな。
話した事以外に、何かあったんじゃないか?安藤》
そう。報告をして、受け答えをする安藤の声が、どうも元気がない。大体理由は予想できているんだが、それに対するいい返答を俺は知らない。
それでも、話を聞くぐらいは俺にもできる。
《殺したよ》
やっぱりソレか。短い言葉だが、それで十分理解した。
野盗に襲われて、死体の話が出たときに予想はできていた。一緒に行動しているゴレアさん達が全員の相手をした可能性も無いわけじゃないが、まぁ…可能性としては低すぎる。
そうか、殺したか。……殺せたか。
'人間を殺す'という行為に対して、嫌悪感や抵抗意識は無くなっているか薄くはなっている。だが、殺した後の罪悪感はそんな事なかったか。
良かった。殺人の罪悪感まで消されていなくて……。
こうなれば俺が言えるのは、気休めしかないな。
《おつかれ。大儀であった》
《は?》
《この世界はそういう世界だ。そして、残るお前達は、遅かれ早かれ直面した問題だ。
何より、お前達は俺の目的で動いてもらう事が多くなるだろう。俺が強要するのも時間の問題だったさ。
だから、良くやった。
まぁ、皆にも言っておけ。残ると決めていても、必ず殺さなければならない訳じゃないって。例え俺に強要されてもな。その行為が当然である必要はない。
積んだ屍の上に立つ役は俺がやってやるから。罪があるなら、それぐらいはお飾りの俺に任せればいい。
次はそうだなぁ……余裕出てきたら、本気で殺さない様に戦う方法も学ぶと良い》
《本気で殺さない方法?》
《あぁそうだ。殺さない戦い方だ。殺したくない時用に。
下手に手加減なんてしたら、こっちが死んじまうからな。だから本気で手加減できる様になっとけばいい。
そうしたら、殺さなきゃならん奴は俺が殺してやる。最後の一撃は俺が貰っていくからさ》
《随分と身勝手で難しい事を言いやがる》
少しは声に調子が戻ってきたな。
まぁ、本調子じゃ無さそうだが、後は本人達に乗り切ってもらうしかない。罪悪感があるのなら、それを忘れない様にして貰うしか無い。
殺せる世界だからと言って、無闇矢鱈に殺していい世界ではないんだ。そこは元の世界と何ら変わらない事を、慣れて忘れてもらっても困る。
《難しいだけだ。できねぇわけじゃない。
何より、それが出来るようになってくれてたら、俺がトドメを刺す時に楽だからなぁ》
《ハハハッ!どういう感覚してんだお前》
《異世界の空気に呑まれかけてるのかもしれんわ》
《だからくっさい台詞も吐けたのか?》
《事実そう思ったから仕方ないだろ。
立ちたくもない屍の上に立つ役目を変わってやる。俺ができるのは、それぐらいだからな》
《バカか。十分だろ。
平然と言えるなんてスゲェよ。……ありがとうな常峰》
《おう》
すごくも何ともない。
分かってるだろう?安藤、所詮は根拠もない気休めだと言うことを。だがそれでいいさ、気休めになったのならそれでいい。
今さえ大丈夫なら、大丈夫さ。後はそうだなぁ……。
《安藤、しっかり寝ろよ》
《おうよ》
それが一番だ。
安藤に今後の予定を聞いておこうと思った矢先、コアに初めての反応があった。
「おん?敵?」
コアの機能に、ダンジョンと契約している者が俺に向けて、信号を発信する事ができる機能がある。
俺からはコアの機能で契約者と念話みたいな事をダンジョン内であればできるのだが、向こうからはできない。
その為、基本的に相談事などがあった場合、俺に信号を飛ばして俺からの念話を待つ。
便利なコア君は、信号の種類も増やす事ができて、俺は元々登録してあったものをそのまま利用している。
助けて欲しい場合の信号、相談がある場合の信号、何となく雑談したい場合の信号。そして、今回初めて送られてきた'敵を発見した場合'の信号だ。
初代ダンジョンマスターが登録したのもだが、同時に来ても信号で優先順位を決めやすいし、ある程度心構えができるから便利なんだ。
しかし敵か…。
そこら辺の敵じゃ、うちのダンジョン勢の方が強い。晩飯に狩りたてのドラゴンの肉を出してくる様な連中だ。
ドラゴンがどんなもんなのかは知らんが、小突いて狩れる相手でもないだろう。
救難信号でも無かった所を見ると、戦闘にもなっていない可能性もあるな。
丁度頼みたい事もあったし、とりあえず本人達に聞いてみるか。
《シェイド、何があった》
《大変申し訳ございません。我が王よ》
謝罪?珍しい。
シェイドが何かミスするのは初めてじゃないか?ケノンも近くに居るみたいだが…。
シェイドと双子のケノンは闇精霊という種らしく、シェイドが男でケノンは女。二人揃って、優秀な精霊だ。というより、ダンジョンと契約している者達は優秀な者ばかり。個性的な者も居るが、それでも特化して優秀であったりする者も多い。
その中で、シェイドとケノンは夜の警備を担当していたはずなんだが、昼時のこの時間帯に本当どうした。
《詳しく聞いていいか?》
《はい。不甲斐ない事ですが、不届き者の潜入を許してしまいました。
その者が図々しくも、我等が王に会わねば帰らぬとまでほざいておりまして……》
《敵が?》
《敵がです》
うん?寧ろ、その敵は会えば帰るのか。
そこ数分ぐらい会うのは構わないし、何の問題も無いんだが、どうもシェイドの気が立っている様な感じだな。
《まぁ、丁度シェイドにも頼みたい事があったからすぐに向かう。
その敵にも、今から行くと伝えてくれ》
《王を煩わせてしまい、申し訳ございません》
《気にするな。シェイドは良くやってくれているよ》
《おぉぉ……その様なお言葉を頂けるなんて、ど、どうすれば》
《ま、まぁ…待っててくれ》
セバリアスをはじめダンジョン勢は何というか、労ったりした時の反応がオーバー過ぎて俺の方が反応に困るんだよな。
まぁその事に、ちょっとずつ慣れはじめてしまっている自分も笑えてもくるんだが。
「セバリアス、どうやら客人が来たらしいから会ってくる」
「かしこまりました。お供は」
「向こうにシェイドとケノンが居るから大丈夫だ」
「では、私はこちらの方を処理しておきます」
「頼むわ。だが、あまり根を詰めすぎないでくれよ。
他の者達は休んでいるのに、セバリアスだけ休まないのは見本にもならないし、何より俺が心配する」
「お気遣い、嬉しく思います。我が王よ」
定期的に言っておかないと、気がつけばセバリアスとラフィにシーキーは不眠不休で動こうとするからな。感心を通り越して、不安になってくるんだ。
後、五日もすれば、移住の方も一段落もできるだろう。それまでは俺ももう少し頑張らないとなぁ。新しく魔族の調査も少ししたいし、やることの山は一向に崩れてくれないな。
とりあえず今は、敵さんにご挨拶をしに行かねば。
《安藤、少し用事ができた。また連絡してくれ》
《おう。とりあえず、依頼が済んだらまた連絡する》
《あいよ》
安藤との念話も終えた俺は、移動用の扉をシェイドが居るダンジョン内の森の中へと繋いだ。
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「分かっているな?無礼を働けばたたっ斬るぞ」
扉を抜けた先で俺は見た。シェイドが虚空に向けて話しかけている姿を。
おぉぅ……移住の件で皆には苦労を掛けているからな。こういう疲れが出てしまっても仕方がないのかもしれない。
不甲斐なさすぎるな…。ちょっと、休みのローテーションとかしっかり考えるべきだな。
「ハッ!
王よ、この様な場所にまでお足を運ばせてしまい、申し訳ございません。しかし、この不届き者を王のお住いまで案内するわけにもいかず…。
本来であれば、王がお会いになる必要など無いのですが」
俺が来た事に気付いたシェイドは、土下座しそうな勢いで深々と頭を下げて言い続けているのだが、俺にはその不届き者が見えない。
シェイドと同じ様に頭を下げているケノンの方を向いても、シェイドの言葉を否定する事も無く、本当に申し訳無さそうな顔をしているな。
シェイドもケノンもスーツみたいな服を愛用しているせいか、失礼ながらドラマなどのワンシーンが脳裏を過る。
若干の混乱と不届き者が見えない以上、俺はどう対応するべきか悩み、これは一応合わせておくべきか?と決めて、一先ず頭を上げさせようと口を開く前にシェイドとケノンが剣を抜き、虚空に重ね合わせる様にクロスさせた。
「俺達が王に加護をだと?ふざけるな、その様な愚行をするワケがないだろう!」
「私達は加護を頂く身。加護を与えるなど……分不相応にも程がある事が分からないのですか?」
「たたっ斬るぞ」「たたっ斬りますよ」
やっばい。何の話か全く分からない。わからないんだが、その加護ってのはスゴイ欲しい。けどシェイド達の口ぶりからくれそうにないな。
後、もしかしたらだが……あの剣がクロスしている辺り、本当に誰か居るのか?
「そもそも、王がわざわざ貴様の為に足を運んでくださったというのに、その態度は無礼だ」
「やはり消しましょう。邪魔なだけです」
話が進まないな。
仮に見えない何かが居たとして、シェイドとケノンが敵意を見せていることは分かった。俺に用事があるなら攻撃は無いと思いが、一応警戒はしておくか。
しかし、コア君の機能でも居場所すら分からないとは……なんとか分からないものかね。
「シェイド、ケノン、武器をおろせ。
客人、俺に用事があるのなら、申し訳ないが姿を見せて欲しい。
ん?あー、もし戦うつもりだったのなら、これ以上シェイドとケノンを止めはしない」
俺の愚痴を察したコア君が探知の仕方を調整してくれたらしく、周囲の状況が良く分かった。魔力の塊っぽいのが大量に俺を囲んでいる。
意識を広げれば、ダンジョン内にもチラホラと似たようなのが居るな。そして、シェイドとケノンが睨む先には、他のソレとは一線を画する塊がある事が分かった。
ありがとうコア君、何時も通りに戻してくれ。
ダンジョン領域を広げすぎているせいで、さっきの魔力探知に切り替えると頭がパンクしそうなぐらい情報が流れ込み始めた。
まぁ、コア君のおかげで、見えないソレがシェイド達と同じ精霊であるのが分かったから良しとしよう。
「これはこれは、人の形を取るのは久々なのですが…えー、こんな感じでしたっけ?」
そう声が聞こえ現れたのは、随分とカラフルな髪の色をした全裸の美女だった。反射的に俺は目を逸らしてしまう。
いや、流石に全裸は無理。直視するには俺に経験が足りない。
「ダメに決まってるだろ。頭が高い」
「ダメに決まっているでしょう。消えなさい」
その女に対して、シェイドとケノンは上下からガンを飛ばしている。その姿は、さながら女に絡むチンピラだ。
流石に初対面でこの反応は無いよな?
今の二人はチンピラみたいなだけでチンピラじゃない。となると、このカラフルな精霊と知り合いか?
「あなた達は相変わらずね。
まぁ、見栄えの良し悪しはどっちでも良いのよ。形さえできていれば。
アナタがこれで満足してくれればそれで」
女はシェイド達をスルーして俺に視線を向けた。
満足も何も、見えればそれで問題はない。と思っていたんだけどな、一つだけ問題がある。
「服は着てくれ」
流石に全裸ってのは、現役高校生にとって刺激が強い。
本当に目のやり場に困る。
「服?あぁ、それじゃあコレで大丈夫ですか?」
逸らしていた目を女へ向けると、そこにはシェイド達と同じ様にスーツっぽい服を着た姿で立っていた。
少し脳裏を全裸が過るが、さっきよりは平気だ。
さて、話が通じる所を見ると、敵というよりは本当に俺に用事があってきた様に思える。どちらかと言えば客人だな。
「ありがとう。
えっと、俺に用事があったみたいだが」
「えぇ、アナタの噂を聞いて興味が湧きまして」
「噂?」
俺の疑問と共に漏れた声に答える事無く、女はふらふら~と近寄ってくると、俺の周りをゆっくりと歩きながら上から下で舐め回すように見てくる。
何をしているのかも気になるし、あまりそう見られるのは好みじゃないんだが、とりあえずシェイド達に手で大丈夫な事を伝えて少しだけ待つ。
数分ぐらいグルグルと周りを歩き、見ることに満足した様子の女は最後に――俺の頬をぺろっと舐めやがった。
突然の行動と生暖かさとに鳥肌が立ち、息が抜ける様な変な声が漏れ、身体が硬直してしまう。
「貴様!いい加減にしろ!」
「そこに直りなさい。消してあげます」
「まぁまぁ。いいじゃない少しぐらい。
それにしても、本当に噂通りの魔力。眠くなるような優しさで、とてもとても冷たい魔力だわ」
色々と言いたい。
今の行為に対して、良いか悪いかは俺が決めたいし、飛びかかろうとしてブチギレ気味のシェイド達に許可すら出したくなってきている。
だけども、俺の湧き上がる気持ちを抑えて、自分でも分かるぐらい引き攣った苦笑を浮かべている俺に、女はわざとらしく あっ と声を上げて俺に言った。
「自己紹介はしておくべきよね?えーっと、確か……。
はじめまして、私は精霊王。そこの子達の様に固有名は持たないんだけどえっと……あぁ、そういえば昔は'ターニア'と呼ばれていた時期もあるわ。
アナタもそう呼んで頂戴な。噂の王様さん」
次も予定では常峰の視点のままです。
ブクマありがとうございます!
まだまだ拙いままですが、どうぞ今後もよろしくお願いします。




