まだまだ山積み
頭の良さそうな話しが書ける程、自分の頭が良くないのが悩み。
「こ、ここの度は、大変なご無礼をしてしまいましてぇ!誠にご無礼を!」
土下座をしているせいで顔は見えないが、声から察するに女性だ。
「何卒!何卒!」
地面に頭を擦りつけて……と言うよりは、もう叩きつける様な勢いで動く頭に合わせて、結んでいる髪も荒ぶっている。
ふと、ハルベリア王に顔を向けてみた。
唖然とした顔を見る限り、ハルベリア王の客人でもなさそうだな。いや、まぁ…俺の名前を呼んでいたから俺関連なんだろうが。誰だ。
言っている言葉も、支離滅裂だわループだわで分からん。
「その行動も失礼だっつてんだろ」
部屋に入る事なく廊下で土下座を続ける謎の女性を見ていると、少し遅れて呆れた様な声が女性に向けられた。
その声の主は、土下座をする女性の横を抜けると遠慮なしに部屋に入ってくる。
「レゴリア王」
「よぉ、眠王。ハルベリアとの話は終わったか?」
「えぇまぁ…」
部屋に入ったレゴリア王は、俺の横に座って机に置いてあった写しの紙を手にとった。そして俺の名前が書いてあるのを確認すると、満足そうに懐へ写しをしまう。
そして視線をハルベリア王へ向けると、楽しそうに笑みをみせた。それにハルベリア王は、少しだけ口角を上げて答える。
「常峰君は承知の上での協力だ。
大国同士での休戦まで、しかと見抜いておる。話す必要も無く汲み取ったよ」
「ハッハッハッ!
利口利口。元々は、秘密裏に勧誘でもしようと思っていたのだがなぁ。
結果は俺が最も望む形ではなかったが、貴様のおかげで、予定よりも効果的に事は運んだぞ。眠王」
「踊らされた感は否めませんけどね」
「それはお互い様だ!
俺も見事に、貴様に踊らされた。短期間にしては、用意周到に大胆な行動。素直に手玉に取られたと称賛を贈ろう。
その才、是非ギナビアに勧誘したい程だ」
レゴリア王の眼は、得物を狙う様に鋭い。
体格も俺より軽く一回りはデカいから、ハルベリア王とは違う圧迫感がある。
「いえいえ。俺もまだまだ考えが足りないと思いました。
安い授業料で良い経験をさせてもらいましたよ」
「この俺に嫌味も吐くとは。度胸も十分。
ますます欲しい人材ではあるが、今後は一国の王同士、良い関係で行こうか」
「大国との友好関係は願ったり叶ったりですよ」
口約束ではなく書面としてあれば、百聞は一見にしかず。何かあった場合に使いやすい。
最初の会談の時に、護衛も含めた大勢の前で宣言はしてくれたとは言え、口裏合わせと取られる可能性があったのを今回の同盟契約書が形をして効果を出す。
俺としては、本当に願ったり叶ったりの結果ではある。
それにしても……見た感じとは違って、レゴリア王も案外話しやすい人だ。
素直と言うか、ハッキリと物事を言う人なのかもしれないな。それに、臨機応変で多分俺が考えているより慎重な人。
そうでなければ、もっと強引な手段を取る方法を選んでもおかしくはない。俺が望む形ではあるが、今回の方法は回りくどい。事が起こるまでは受け身の方向な気がする。
リピアさんが密偵の事を話そうとした時に、慌てて止めたから、全てレゴリア王の差金だと思っていたが……知っているだけで、もう少し踊らせたい相手が居るのか。
ギナビア国は安定していても、傘下にある国まではそうではない。その考えが近いのかもしれないな。
どこもかしこも政治は面倒なもんだな。国の方針に個人が振られ、個人の欲に国が揺らぐ。
こんなんハゲるわ。
「まぁ、困ったことがあったなら相談しろ。伊達に何十年と大国の王座に腰を置いていない。力になれる事も多かろうよ!
眠王からは、しっかりと勇者を貸し出して貰っているからな!」
「そうですね。今、色々と考えてるだけでもハゲそうですからお願いしますよ。
せっかくの同盟なんですし、使えるもんは使わせてもらいます」
という事で、早速相談をしてみるかな。
「それじゃあ、お言葉に甘えてお聞きしたいんですが……あの人は一体なんですか」
俺の視線は、未だに廊下で頭を地面に擦りつけている女性へと向ける。
ハルベリア王もレゴリア王も、同じ様に視線を向けた。
二人がスルーするから俺もスルーしていたが、そろそろ気になって仕方がない。そろそろ助け舟を出さないと、あの人のデコが凹んでボコになりそうだし。
「レゴリア、あれはお主の所の第三部隊の隊長だろう」
どうやらハルベリア王は、あの女性の事を知っているらしい。
言っている事が確かならギナビア国の軍の人間か。その第三部隊の隊長が何故土下座を。
「ルコ、そこは邪魔だ。中に入れ」
「ハっ!」
レゴリア王の言葉に返事をした'ルコ'と呼ばれた女性は、土下座の体勢のままズズズッと室内に入ってきた。
ここはハルベリア王が用意した部屋のはずなんだが……レゴリア王は我が物顔で振る舞うなぁ。
「ハルベリアが言ったように、ルコはギナビア軍第三部隊の隊長だ。
詳しくは本人に言わせるが、眠王に謝罪したくて暴走した。
ルコ、発言を許す」
「ありがとうございます!」
謝罪される覚えが無いんだが…。とは言わずに、とりあえず流れを見守ってみる事にした。
土下座の姿勢から直立に体勢を変えて、ビシィッ!と音が聞こえそうな程に勢いのある敬礼をしたと思ったら、俺の顔を見た途端――
「ご、ごご、ごごめんなさいでしたぁあ!」
流れる様な土下座を決めた。
ダメだ。全く分からん。
何だこれ。俺は何を謝られているんだ。
「ルコは、敵対した者以外に対して、自分より強者にはこんな感じだ。
自分より強けりゃ強い相手程、従順というか……腰が低い。
腕は確か何だがな」
オーバーな上下関係の結果がこれか。
その上下が"強さ"と言うのは分かった…が、俺はルコさんを知らんのだが。
俺が聞かないと、話が進みそうにもないよな。
「あの…」
「ヒッ、ヒャィ」
ビクッと土下座の姿勢のまま身体を震わせるだけで、顔すら上げてくれない。
なんでこんなに怯えられてるんですかね。
目線だけでレゴリア王とハルベリア王にヘルプを求める事にした。
だが、ハルベリア王も理解はできていないようで、俺と同じ様にレゴリア王を見ている。すると、レゴリア王は呆れた様にため息を漏らすと、事の経緯を離してくれた。
「ルコは先天性スキルの'鑑定'を持っていてな。
どうやら、さっきの贈呈式の時に眠王に対して'鑑定'をしてスキルを覗こうとしたらしい。
俺の指示も無しに勝手にな。
眠王は気付いたんだろ?目が合ったらしいじゃねぇか」
「あぁ、そういえば確かに何か干渉されましたね」
思い返すと、呼ばれて贈呈式の場に出た時に、何かピリッとした事を思い出す。
確かに干渉を受けたから、その方向を見た時に目が合ったな。
正直、何か兜被ってたから顔までしっかり見えなかったんだが。あれがルコさんだったと。
「まぁそれで、その行為が敵意と取られてしまってギナビア国と眠王との関係が拗れたら自分の問題だと考えたらしくてな。
いや、それよりも、単純に眠王を怯えてるから、無礼を働いた事を謝りたいらしい。
それであってるな?ルコ」
「はい!レゴリア王の仰ったとおりです!
眠王様の統率力、智謀、その軍力もさることながら、魔王と単騎で渡り合う眠王様御自身のお力!このルコ・ペトリネ、感服しました!
にも関わらず!今回の無礼、ギナビア国は関係ございません!どうかこの首一つでお収めくださいませんか!!」
事情は分かったけどさ、なんでルコさんはこんなに俺に対して低姿勢なんだ?
「不思議そうな顔だな。
ルコは、眠王と魔王の戦いも見ていたんだよ。その時に、眠王の殺気に当てられてな。
それだけで、貴様に足腰立たなくされたんだよ」
「その言い方止めてください。
どうしてこうなったかは分かりましたが、殺気に関しては、俺はメニアルにしか向けて無かったと思うんですが」
俺の顔で察したレゴリア王の説明に、一応ルコさんの低姿勢の理由は納得できた。
強さ基準のこの人の中では、俺の評価が凄まじい事になっているのも、ルコさん自身の言葉で分かった。
だけど、殺気云々に関して、スキルは制御したし……メニアルにしか向けたつもりは無かったんだけどな。
「眠王の空気が変わった瞬間、俺でも反射的に身構えそうになったぞ。なぁ、ハルベリア」
「うむ。
常峰君は、もう少し自身の異常性を理解すると良い。
魔王すら一瞬とは言え臆した程だ。最初に漏れた分だけでも十分なものであったよ」
レゴリア王とハルベリア王のお墨付きで、俺がスキルをしっかり使えてない事が分かった。
言い方では最初だけらしいが、それでもスキルが暴走したんだろう。つまりは、安藤達も相応に漏れていたはず。
あまり身内を脅す事はしたくないんだがな。今後は気をつけないといけない。
いや、その前に、あのスキルは早々簡単に使えない。長時間、寝ずに起きておかないといけないってのは、俺には難易度が高すぎる。
それに今の俺は、剣を振るのにも苦労するぐらいだから……その、なんだ。殺気もクソも無いと思うんだが。トラウマってやつか。
「収めるも何も、別に気にしてませんよ。
許しが必要なら許しますんで、頭を上げてくれませんかね。心配になってきたんで」
「はい!
寛大な処置、痛み入ります!」
元気な返事と共に立ち上がったルコさん。そのおでこは、長時間床に押し付けていたせいか真っ赤だ。
回復魔法なんてモノを使えない俺は赤いデコに苦笑いをする他無く、どうしようかと悩んでいると、ルコさんの方が先に口を開いた。
「先程レゴリア王からご紹介に与りました、ギナビア軍第三部隊の隊長のルコ・ペトリネと言います!
どうか、以後お見知りおきください!
それで……無礼をはたらいたお詫びとして、何かをしたいのですが」
「いや、無礼とはあんまり思ってないので」
「それでは私の気が済みません!」
俺の気は済んでいるんですが、それは関係ないと。
再度ヘルプの意味を込めて、俺はレゴリア王へと視線を送るが――
「こういう奴だ。適当に何かさせてやってくれ」
どうやら何かさせなければ、ルコさんは納得しないらしい。
困った。今の所、ルコさんに頼みたい事がない。浮かびもしない。
癖の強いタイプなら、適当に捻くれた事も頼めるもんだが…こうもドストレートに純粋な目を向けられると、そういうのも気が引ける。
ん…?待てよ。
だったら、捻くれ者に任せてしまえば良いだけの話か。
「だったら一つお願い事をしていいですかね?」
「どうぞ!このルコ、ご期待に応えさせてもらいます!」
「今度、俺の仲間がギナビア国にお邪魔する予定なんで、仲間の事をお願いしていいですかね?」
「ゆ、勇者様御一行ですね!
この身に余る任ですが、精一杯やらせていただきます!」
そういう訳で、後は市羽に投げよう。
一応、俺もダンジョンから手伝いとして送り出そうと思ってはいたが、いかんせんダンジョン勢の知識は古い時がある。
そう考えると、現地に協力者ができるのはありがたい。
「ならルコは、勇者が来た時点で勇者専属の護衛とする。
第三部隊は副隊長に任せて、人員が必要な場合は第三部隊を特例として使う事を許可しよう」
「その任、承りました!」
レゴリア王としても、市羽達の動向が知れるのは望んでいるのだろう。
協力的な判断に感謝だ。
「して常峰君。
ギナビア国へ行く人員は決まっているのかね」
話を聞いていたハルベリア王が、また新しい紙を取り出して俺に聞いた。
その紙を見てみると、俺達全員分の名前が書かれている。名前の横には、スキル名もしっかりと。
全員分のスキルが書いていない所を見ると、分かっただけ書いているようだ。
模擬戦でスキルを見せた安賀多達と、市羽と新道。後は……橋倉の魔導帝に東郷先生の聖女か。
安賀多達に関しては、『楽器を出して音を操るスキル』と書かれている所を見ると、正確には判明していないっぽいな。
「市羽から聞いています。
市羽を含めて、後三人。
漆 彩
藤井 藍
城ヶ崎 月衣
この三人がギナビア国へ向かう予定です」
「ふむ…。
漆という子は、アガリアとオーマオに何かをした娘だな」
市羽から誰を連れて行くか、その了承も既に得ている事も聞いている。そして、こっちで何があったかも安藤から聞いているが……ハルベリア王の中では、顔と名前が一致するのか。
だがスキルまでは分からないと。
「眠王、ソイツ等のスキルは」
スキルと言っているが、レゴリア王が聞きたいのはユニークスキルの事で間違いないだろう。
俺も教えるかどうか悩んでいる。
顔を出させたくなかったのは、皆にも変に注目を集めたくない事と、顔がバレてしまうと街で見たヤツが興味本意で鑑定をした場合に、ユニークスキルまで露見する可能性があるからだ。
自分からバラしていくのであれば問題はない。好きにすればいいとも思う。だが、勝手に鑑定をするってこと自体は、ルコさんの様子を見る限りでは失礼な事なんだろう。
そもそも、鑑定ってスキルは意外と結構皆持ってんのか?
先天性とは知っているが、遭遇率高い気がするんだが。聞いてみるか。
「教えるのは構わないんですけど、一応警戒したいので……そうですね、少し聞きたいんですが、'鑑定'のスキルは珍しいんですか?」
「鑑定は有名ではあるが、それなりに珍しいものでもある。
そもそも鑑定とは、使わなければ、結局は名前程度しか分からぬ。使い続ければ、相応に熟練され、得られる情報も増えていくスキルだ。
対象のスキルを見るに至るまでともなれば、並々ならぬ努力を必要とするスキル。
スキルを見れる程になったとて、現在では阻害や偽装を可能とする道具まである。故に、重宝されるモノではあるが、先天性という事もあり所持者を見つけられれば儲けもの。その者が兵や騎士になると考えれば、より少数だろう。
経験や目利きなどではなく、スキルで物を見定められるとして、現実では商人などの方が鑑定持ちは多いな。
それでも他者のスキルまで見るとなれば、数は限られよう。
常峰君が警戒する様な鑑定持ちは、おそらく常峰君が思うほど多くはない。現に、我が国でも鑑定持ちは両手で足りるほど。他者のスキルを覗くまでともなれば、片手で足りるだろう」
なるほど。鑑定にもレベルなり熟練度なりがあって、最初からスキルが見れる訳でもないのか。
そう考えると、ルコさんやリピアさんって凄いんだな。
「モクナさん以外にも居るんですね。スキルまで見れる鑑定持ち」
「モクナは鑑定を持っておるのは確かだ。しかし、スキルは見れぬぞ。
個人の情報故、あまり詳しくは言えぬが、我が国に常峰君が警戒するような鑑定持ちは二人しかおらん。
その二人も、今は任務で遠出しておる」
「ギナビアは六人だったが、リピアが眠王の所に行ったからな。今では五人だ」
嫌味ったらしくレゴリア王が続いて言うが、それよりもハルベリア王の言葉の方が気になった。
モクナさんの鑑定は、そこまで達していない?
でもさっき、モクナさんは俺に鑑定をしたっぽいけど……本当は、そのレベルに達していると言うことなんだろうか。
鑑定できると分かれば、面倒事も増えそうだしな。モクナさんも十五年もここに居れば、スキルのレベルも上がっていたしてもおかしくない。多分おかしくない。
「それにしても、そんな大事そうな内容を俺に話して良かったんですか?」
「構わん。
どうせ、その者と顔を合わせる機会があれば、常峰君にはバレる事であろう」
「鑑定を鍛えると、相手のスキルを覗くのが癖づくヤツが多いからな」
そういうもんか。
まぁ、俺もできるならやるわな。相手の情報を、見るだけで収集できるってんなら。
「なるほど。確かに鑑定をされれば分かるので、特定ができるのは遅かれ早かれですね。
本当なら、ついでに名前まで教えて欲しいですが、お楽しみぐらいにしておきましょう。
えっと、ギナビア国に行く者達のスキルでしたね。
効果までは詳しく知りませんが、スキル名だけで良いですか?」
「良いぞ。分かれば、予測もできよう」
一応、どんなスキルかまでは知っているが、そこまでは教えなくていいだろう。
レゴリア王からスキル名だけでいい許可を貰い、名前を確認してスキル名を思い出していく。
にしてもアレだな、随分と珍しい組み合わせだ。
「知っての通り、市羽は勇者です。
彩……漆は、血姫というスキルを持っています。藤井は死の支配人、城ヶ崎は大怪盗ですね」
「初めて聞くスキルばかりだな」
「でしょうね」
ログストア城の書物庫で調べた限りでは、俺達のユニークスキルは半分以上未確認のスキル。
名前だけじゃ、完全に効果を把握する事は無理だろうな。
「何時頃、ギナビアへ来る」
「一度、皆にはダンジョンに来てもらってから、部屋の場所を教えておこうと思っています。
そうすると…そうですね、三日か四日後にログストア国へ戻り、そこから各自自由行動になるかと」
「なるほど。であれば、移動も考えると二週間後ぐらいか」
「ですね」
レゴリア王は俺の言葉を聞いて頷き、ルコさんを見る。すると、ルコさんは慌ててメモ用の紙を取り出し、おそらく話しの内容と市羽達の予定を書き込んでいるんだろう。
ハルベリア王も、クラスメイト達の名前が書いている紙に、追加でユニークスキル名を記入している。
常にローブを羽織っている訳でもないし、そう遠くない内に鑑定でスキル名はバレるだろうな。
それでも効果までは、分からんのであれば問題はないか。
同盟契約とはいえ、手の内を全て曝け出す必要もない。ハルベリア王もレゴリア王も、この場に居ないコニュア皇女だってそのつもりだろうし。
「では、そろそろ俺は皆の所に戻ります。
良い関係が続く事、願っていますね」
「互いになぁ眠王」
「私も尽力しよう」
「お疲れ様です!眠王様!」
軽く会釈をしてから、俺は部屋を出た。
記憶を頼りに、皆が待つ部屋へ向かいながら今後の予定を決めていく。
まずは、俺はダンジョンの整備だな。移住民と俺との妥協点を決めて、住む場所の提供をしなければ。
他の皆は……ダンジョン組が居たら頼み事をするとして、子供でもあるまいし、後は任せて大丈夫だろう。
あぁ、そういえばハルベリア王に頼み事をしようと思ってたんだった。橋倉に俺達の召喚に使った魔法を見せたかったんだが、今後来た時でも遅くはないか。
後はあれだな。ダンジョンから各組への助っ人と護衛代わりを、セバリアスと相談して決める事もしなきゃいかんなぁ。一段落したとは言え、まだまだやる事は山積みだ。
予定では次の話で生徒の名前は全部出す予定です。多分。
ブクマありがとうございます!
展開遅めかもと思いますが、なるべくテンポよくできるよう頑張ります!
個人的にしたい展開に近付きはじめてワクワクはしている中、急ピッチで名前を考えています。
後、なんかポンコツ属性持っているキャラ出したいなぁとかも思っています。




