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眠れる王  作者: 慧瑠
切られた火蓋は、波に煽られ燃え上がる
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神の城

視点がコロコロ変わってすみません

深々と自分に刺さる剣などよりも、力無く寄りかかるモクナの方にしか気が行かない。


考えろ、考えろ、考えろ、考えろ。

拭いても拭いてもモクナの涙が止まらない。モクナを貫く剣は抜いて良いのか? 血が出すぎるんじゃないのか? どうすればいい。どうすればいい。どうすればいい。


いくら考えても思考はまとまらず、真っ赤に染まった服の切れ端で無意味に拭くばかり。


「おや、まだ死なないのですねぇ! 貴方の命の数は、恋人にも教えていなかった様なので私も知らないんですよ……という事でもう一度殺しておきましょう!」


説明口調で語るフェグテノなんかの言葉が耳に届くわけもない。

俺はそれよりも感じている。

モクナに渡した'主の証'から伝わるモクナの命が、ゆっくりゆっくりと小さくなっていく感覚を。


常峰に守れと言われた。

俺自身で守ると誓った。

なら、何故目の前でモクナは死にかけている? 守る事ができるスキルだと思っていたはずなのに、どうして守れていない。


頭の中が混乱して渋滞して、フェグテノが錆びた剣を引き抜く事にすら気付くのが遅れた。

けど、遅れながらでも気付いた俺は、自分に更に食い込む事を気にせずにモクナを抱きかかえ、フェグテノから距離を取る。


その様子をフェグテノは面白そうな顔で見ているが、俺はなんとかしてモクナの傷口を塞ごうと背中は大剣を捨てた手で、胸元は服で抑えつけて、抑えつけて……。


「これはこれは、必死ですね」


耳障りな笑い声に意識が引っ張られて少しだけ自分の状況を確認すると、自虐気味な笑みが浮かんできた。


二度死んでいるからか、俺の体はおかしな硬さにでもなっているんだろう。

針山の様に刺さっている死体達の剣にすら、今の今まで気付かなかった。

今の状況でも筋肉を締めて剣ごと傷口を塞ぎ出血を抑え、心臓も意識的に心筋を動かして活動させれば、俺に三度目の死が訪れるのは遠い。

モクナの剣に塗られていたという毒も、リヴァイブアーマーで命が切り替わった時に抜け始めている。


少しずつ自分の状況が見え始めた俺は気付く、冷静になってしまって分かる。モクナが死ぬ事を俺自身が理解してしまっている事に。

このまま行けば俺は死なない事にも。


「モクナ、大丈夫だ。一人にはさせない」


俺の頭じゃ最善なんてのは分からない。

だけどこういう時、俺の親友なら即座に切り替えるだろう。だから俺はソレを見習おう。


呼吸は浅く、目が虚ろになっているモクナの頭を軽く撫で、残っていた上の服を引きちぎって傷口を縛る。


「ただ少しだけ待っててくれ。アイツは俺が殺すから」


自分を貫いているモクナの剣を引き抜き、改めて傷口は筋肉で無理矢理塞ぐ。置いた大剣も持ち直し、肩を震わせて笑いを堪えているフェグテノを見据えた。


「仇討ちの仇討ちですか? あまりにも不毛で愚かな! し、しかもそんな満身創痍な状態でッックッフフフ――あぁ、醜くも美しいとはこういう事なんですかねぇ」


フェグテノと同じ様に笑っている様な動作をしている死体達の中からモクナの両親を探し、踏ん切りをつける為に、俺は大剣を盾へと変えて横へ薙いだ。

すると、虚しい程に抵抗もなく吹き飛ばされながら砕けていく。


「おやおや良かったのですか? 恋人さんは復讐の為に十年以上の月日を掛けたというのに、そんなゴミの様にご両親を扱って……無駄になっちゃいましたね、裏切りの十数年」


「お前の気にすることじゃない。モクナの恨みは俺が晴らす、両親をこんなにしたと俺を恨むならそれでいい。もうお前には、モクナの怒りも悲しみも何一つ渡しはしない」


「……? あれ、もしかして今私、嫉妬されてます? 不思議な敵意の向け方をされてます? ただの憎悪以外にもあるんですねぇ、そういうの。やっぱり人間は面白い。私達には持ち合わせない感性がある。

それを私に向けてくれるなんて……嬉しいですね、楽しいですね!!」


「そうか、ならそのまま死んでくれ」


俺は真っ直ぐにフェグテノへと駆けていく。

邪魔する死体にも、もう遠慮はしない。盾を大剣へと変えて邪魔な全てを潰し、砕き、断ち切って進む。


「流石に死体では脆すぎますか」


そう呟くフェグテノの目の前、溜めに溜めた力を解放してモクナの剣を振り下ろす。


「そんなに必死になって怖い怖い」


しかし剣はフェグテノへと届かなかった。

俺の意思に反して、腕はピタッと止まり体は動かなくなる。その隙に、まだ残っていた死体達が好き勝手に剣やナイフと突き立て始めた。


死体達の攻撃は俺の筋肉に止められて、この程度なら俺からすれば大した攻撃じゃないが、フェグテノが何をしたのかは全く分からない。


「辛いでしょう? それだけ必死になっても私を殺すどころか攻撃すら届かない。あぁ、なんと悲しいのでしょうか」


大きな身振り手振りで語るフェグテノに、無理矢理にでも攻撃を当ててやろうと最大限に筋肉を強化して腕を振るった瞬間、視界の端で動いたソレが見えて、やっとフェグテノ自身の攻撃の正体が分かる。


フェグテノの指先から伸びる細い糸。そしてその先に繋がるのは、俺が切り落としたフェグテノの腕。更にその切り落とされた腕の指先から伸びて、部屋中に張り巡らされている細い細い魔力の糸。


「本当に怖いですねぇ、人間の執着は」


力で無理矢理引き千切られた魔力の糸を見て、驚いた表情のフェグテノは剣を避けて腕を振った。

いつの間にか足元に配置されていた実体のある糸が俺の体に巻き付き、そのまま細切れにしようと締め付けてくる。


「一応特製の糸なんですけど、貴方さっきよりも硬くなってませんか?」


「なんだったらもう一度死んでやろうか? それでも俺はお前を殺す」


「なるほど……死ねば強化される様なスキルか、はたまた死に損なえば損なう程に強くなると言った所でしょうか。

はぁ、最近私には運がない。殺しても死なない獣人といい、殺したら強化されてしまう人間といい。とことん私と相性が悪い」


食い込んでいく糸を気にせずに一歩。それだけで糸は少し食い込むだけで千切れ、またモクナの剣を振る。


「こだわりますね」


大剣からハルバードへと形を変えてフェグテノの足を狙う。ステップを踏むように避けた足の動きに合わせて、足と足の間にハルバードを滑り込ませ、払う様に動かせばフェグテノの体勢は崩れた。


当然その隙を見逃す気はなく、フェグテノの心臓を目掛けてモクナの剣を突き立てる――が、横から飛んできた手に軌道がズラされ、剣はフェグテノの足に突き刺さる。


「おっと」


毒の存在を忘れていてくれればよかったが、どうやらフェグテノは覚えていたようで自分の足を糸で切断し、近くに転がっていた誰かの足が代わりとしてくっついた。


「あまり無視しないでくださいよ。寂しいじゃないですか」


やっている事は相当なモノのはずだが、体の四肢を付け替える事はフェグテノにとっては大した意味を持たないのだろう。

これだけ死体が転がっているのなら、ストックは十分というわけか。ならやはり、頭蓋を砕くか心臓を貫いて殺すしかないな。


「んー……では、こういうのならどうでしょう。参りました。素材が足らずに貴方の相手は私には荷が重い、そこで次回までには満足するような準備をしてくるので、今回は見逃してくれませんか?」


「んなの認めるわけねぇだろ」


「うんうん、会話はやはり返しがあってこそですね」


突き出したモクナの剣は、上半身をガクンと直角に反らされる事で避けられ、更には大量の屍肉が自ら剣に飛び込んできた。


「わぁ! 刃が見えなくなっちゃいました!」


「小賢しい!!」


「おやおや乱暴な」


力任せに振り払ったところで、また新しい屍肉が剣に纏わり付いて刃を覆っていく。


このままじゃ堂々巡りで時間を無駄にするだけ。本当はモクナの剣で殺したかったが……この場で逃がすくらいならば「あー残念、時間切れです」


「なんッ」


フェグテノが指を鳴らした途端、大量の屍肉と死体が俺を覆い隠そうとし、それを一振りで吹き飛ばすと、フェグテノは大剣が壊した壁の所へと移動していた。

そのまま追いかければ斬れたのかもしれないが、俺の意識はフェグテノの奥――空に釘付けになり、言葉を失う。


「精々温情ある判断が下る事を祈っておきますよ、そして会えたらきっと感動的でしょう! では、機会があればまた」


ヘラヘラと笑いながら言い残して消えたフェグテノに、飛びかかる事すら俺はできなかった。

視線の先、逆さ吊りで浮かぶ城に釘付けになり、そこから感じる大量の威圧感に本能が警戒し、俺の意に反して身体は冷静に身構える。


「悪いけど、身構える必要はないよ」


そう聞こえたかと思えば、背後に現れる新しい威圧感。

振り返らずとも誰かは分かる。今の今まで騎士の領域内にも、主の証の存在は感じなかったんだけどな。


「……新道」


構えを解いて振り返ると、案の定そこには新道が剣先を俺に向けて立っていた。


「安藤 駆、君を拘束する」


「常峰の命令か」


「命令なんてものが無くても拘束するさ。今の俺はログストア国に派遣されてる勇者で、君は国家反逆に加担したんだ。理由は十分でしょ」


「モクナは」


新道から視線を外して探すが、寝かせていたはずのモクナの姿がない。主の証での気配も近くに感じない。

それが分かった瞬間、思わず俺も大剣を構えてしまう。


「主犯だからね、例え死体でも回収はするよ」


その言葉が言い切られる前に身体は動いていた。

建物への配慮なんてせず、一気に踏み込んで新道との距離を詰め、大剣を突き出した。


「安藤、それなりに特訓を一緒にしていたなら分かるはず。ハッキリ言わないと分からないなら言うけど、俺は安藤よりも強いし、今の安藤を相手にしても君を殺せる」


「……」


「冷静を装っても動揺しているだろう? 今の安藤じゃ、俺と戦いにすらならない。モクナさんの為を思うなら、自分の行動は分かるはずだよ」


俺の突きは簡単に新道にいなされ、浮遊する二本の剣が首に触れるか触れないかの所で止まっている。

新道は強い。それでもここまで強化した俺なら戦えるはずだが……新道の言う通り冷静なフリをしている俺じゃ相手にすらならないんだろう。


結局俺は、何も守れずただ負けた。新道にも、フェグテノにも。


「連れて行け。抵抗はしない」


「それはよかった。それじゃあ行こうか」


崩れていない足場が動いたかと思えば、俺と新道はせり上がっていた地面に飲み込まれて、数秒後には巨大な扉の前に立たされていた。

なるほど、江口か。


「後は江口の指示に従って」


それだけ言って何処かへ行こうとする新道を呼び止め、空にある逆さ吊りの城を見ながら俺は少しだけ気になった事を聞く。


「なぁ、常峰の次の指示はなんなんだ?」


「一つは今から出てくるであろう敵を、一体もここから逃すなってさ」


「二つ目があるのか?」


「死ぬな。って言われてる」


「そうか……呼び止めて悪かった。それとありがとう」


「まぁ仲間だしね。俺は安藤のやった事を悪いとは思わないよ。ただ次は、常峰だけじゃなくて俺等にも頼って欲しいね」


「……あぁ、次があればな」


それ以上の会話はなく、新道はログストア城の方へと駆けていく。

拘束と言った割に、それらしい拘束をされていない俺が新道の背中を見送っている間に現れた江口は、何も言わずに先導して扉をくぐっていった。


「今の俺は戦力外か……」


こんな風に思うのは烏滸がましいと分かっているが、モクナを守れなかった俺には、常峰にも頼られない現状が堪えて仕方なかった。


---


《安藤をダンジョンに送ったよ。江口もその内に戻ってくると思う》


《ありがとう。気付いていると思うが、今は目の前に集中してくれ》


《大丈夫、事後処理は任せてるから》


《まぁ俺も任せるしかないんだけどな》


見上げれば、波打った空から現れた逆さ吊りの城。

正確には逆さ吊りの城の上にも城が普通にあるのだが、完全に現れたソレからは逆さ吊りの城しか見えない。

規模が大きいくて処理が追いつかないが……アレが'神の城'なのだろう。


情報を引き出そうとして引き伸ばしたせいで、シューカを含めた魔族には転移魔法で逃げられたし、逆さ吊りの城からは続々と白い翼が生えた鎧が飛び立っているし。


あの翼の生えた鎧がペニュサさんが教えてくれた言い伝えの'神の眷属は個を審議し 制裁を下す'にあたるとしたら、'神の城が顕現せしとき 神は怒り 裁きを下す'の神の怒りとやらがまだあると思っていた方がいいか。


《新道、率先してあの鎧の相手をしてくれ。皆傘達にもそう伝えてもらえるか?》


《常峰はどうするんだい?》


《魔物は消えてないからな。追加投入が止まった様だし、一掃してから少し様子見をさせてくれ。これだけで終わるとは思えん。あぁ、後少しこっちに来てくれるか?》


「どうかしたかい?」


「お、おぉ早いな」


いきなり隣に飛び降りてきた新道に驚きつつ、俺は新道に渡す物を用意した。


「念話用の子機だね」


「流石に戦ってる最中の新道を伝書鳩にはできないからな」


「アハハ、確かに。皆に渡しておくよ」


「頼むわ」


とりあえずこれで急な指示もできる。

江口にも渡したい所だが、今はダンジョンの方に居るから……戻ってきたら新道に会いに行くようにと伝言をセバリアスに頼んでおけばいいか。


「常峰」


「あぁ、向こうはもう待つ気は無いらしい。頼むぞ」


「そっちもね」


空に列で並ぶ鎧達は、一斉に剣を構えて敵意を俺等に向けた。

俺と新道を囲む魔物達の空気も変わっていく。

張り詰めていく空気。上からの圧もあるせいか、一層重く感じる。


そして――新道が飛び上がったと同時に魔物達が動き出した――のを一撃で周囲一帯を魔力で建物ごと魔物を押しつぶした。


一撃で周囲から魔物の反応は消え、上空に俺も上がって足場を作り俯瞰をすれば、脳内のダンジョン機能のマップと視界に入る風景を合わせていく。


「皆傘達も大分減らしてくれていたが、それでも多いな」


ボヤきながらピンポイントで魔力の塊で潰す。

かたまって居る場所は範囲で潰して次へ、ピンポイントで潰して次へ。


鎧達と皆傘の交戦もチラホラと始まってきた。


《ふふふ、ねぇねぇキングさん、この鎧は倒しちゃってもいいのかしらぁ?》


《好きにやってくれていいぞ》


《それなら楽ですねぇ。あ、そうそうキングさん、私のお店は崩さないでくださいねぇ。ふふっ》


《善処はする。流石に余裕がなければ諦めてくれ》


その言葉に返事はなかったが、ログストア国を囲む様に聳え立った蔦が蠢いて、鎧達を襲い始めた。


俺もああならんように気をつけんとな。なんて考えながら魔物を潰していくと、薄々感じていた違和感の正体がやっと見えてくる。

ダンジョンマスターであるからこそ気付いた事だ。


魔物は以外と種類が居る。

実物を見た数の方が少ないが、ダンジョンの魔物として召喚できる俺は種類だけは知っている。そして召喚には魔力を使い、種類によって多い少ないの差があったりするのだが……。


「召喚コストが低い魔物ばかりだ。多種多様が居るにも関わらずある妙な統率力。孤島に現れたっていうテイムスキル持ちの可能性を考えていたが、もしかしてコイツ等の出処は」


思考が滞らない様に少し声に出していたのだが、身体を抜ける冷たい悪寒に思考は強制的に止められた。

そしてその悪寒の正体に、冷や汗が滲み出始める。


神の城に動きがあったかと思えば巨大な砲台が現れ、その砲身に目視できる程に溜まっていく膨大な魔力。

俺の魔力量に匹敵……いや、それ以上に集まって周囲の風景が歪み始めている。


《古河、あれは何かの魔法か?》


《あは、は、残念だけどただの魔力の塊だねぇ~》


魔法じゃないなら古河じゃ無理だな。


《佐藤》


《無理だ。フラジール使おうものなら、集まってる魔力がどうなるか分からねぇ。そもそも、鎧共の相手しながらだと難しい》


名前を呼んだだけで聞きたい事の答えを言ってくれた佐藤には感謝をしつつ、どんどん溜まっていく魔力に比例して俺の内心は焦っていく。

砲身は三つ、向きはそれぞれバラバラだが、その方向がリュシオル国とギナビア国、そして俺の中立国。


《市羽! 東郷先生! 時間は稼ぎますがログストア国からの攻撃に備えられますか?》


《え、え?》《どの程度かしら》


《形状と様子から見るに、魔力砲でイメージはビーム系、威力は分からん。膨大な魔力を溜めてる》


《分かったわ。三分頂戴》《えっと、こっちもなんとかしてみます!》


俺の焦りが伝わったのか、東郷先生も混乱気味で動き始めてはくれた……と思いたい。

説明が雑なのは勘弁してほしい。


《頼む。できるだけこっちだけで対処はしてみるが、もしもの時は連絡する》


《えぇ》《わかりました!》


市羽と東郷先生への念話を切って、俺は中立国へ向いている射線に立ち、ダンジョン機能で全員の位置を確認して、少しでも防げそうな作戦を考えていく。


そもそも鎧の相手もあるし、俺の想像通りなら対応できる人物は限られてくる。できる事なら俺だけ対応したい所なんだけどな。


《皆傘、篠崎、大砲の動きに集中して攻撃が来たら対処。二人の近くに居る者は二人の護衛、魔物は今から殲滅するから気にするな!》


《《《了解》》》


返事が無かった者も居るが、念話自体は届いているからいい。

そんな事より俺は魔物の位置を特定して、王都への被害は多少覚悟して精密さより速さを優先で殲滅していく。


なるべく皆傘と篠崎に近い所から潰していき、もう少しでという所で神の城に動きが。


「命令だったとはいえ、とんでもないモン作りやがって――」


俺の小さな恨み言は、用意していた魔力の壁に触れた神の怒りにかき消された。

体調崩しました。

次の更新、少し遅れるかもしれません。



ブクマありがとうございます!

これからもどうぞよろしくおねがいします!

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