久々のログストア
「お待ちしておりました。我が王よ」
「元気そうで何よりだ。エマス」
「ハルベリア王より、準備ができ次第迎えを寄越すので、こちらで待機しておくようにとの事です」
「分かった……あれだったらエマスも一度ダンジョンに戻っていいぞ。ルアール達に顔を見せてくればいい」
「お気遣いありがとうございます。ジーズィも戻ってきているようで……儂もお言葉に甘えさせていただきます」
「あぁ」
二度寝をしたい欲求を抑えつけ、エマスにハルベリア王の予定を聞くように頼むと、時間を作るから今日にしようと言われた。
本当は、予定を決めたら二度寝して、起きてからまた色々やろう。とか考えていたのに、そういう訳にもいかず、ログストア城の方へと来ている。
「では、何かありましたらすぐにお呼びください」
「そうするよ」
深く頭を下げたエマスは、俺が通ってきた扉を抜けてダンジョンへと戻っていった。
エマスを見送り、椅子に腰を掛けると小さく息が漏れる。
さて、待機しておけとのことだったが……エマスをダンジョンに帰したのは失敗だったかもしれん。
眠い。眠すぎる。
どうしようこのまま寝るか? お迎えの人が多分起こしてくれるとは思うし、寝てもいいんじゃね?眠いからねしょうがないね。
「ん、本当にこっちに来てたんだな」
「おー、久々に顔を見た気がするわ」
目を閉じて、そのまま意識が沈む感覚に身を任せようとすると、部屋の扉の開く音と共に久々に生で聞く声が耳に届いた。
「せめて目を開けてから言えよ」
「まぁまぁ、そう言うなよ安藤。ハルベリア王の寄越した迎えって安藤の事?」
「んにゃ、ちげぇ。エマスさんから常峰が来るって聞いたから、疲れ切った顔を見てやろうと来ただけだ」
「そんな疲れ切って見える?」
「それ以前に眠そうに見えるわ」
「いつものことじゃん」
「いつものことだ」
どかっと対面に座る音が聞こえ、目を開けて安藤の方を見ると……俺の知ってる安藤君より、全体的にゴツい男が座っていた。
「誰だお前」
「何を言ってんだ」
「いや、だって、全体的にムキムキになりすぎてまして」
「鍛えてっからな。後、あのレインボーカレーは本当にプロテインの役目もあるんだろう。今では定期的に食べに行って鍛えてるからな」
どのレインボーカレーの事を言っているのか分からんが、そもそもレインボーカレーというもの知らない事に俺は気付く。
もう、名前からしてあまり美味しそうには思えんのだが……。本当にプロテインって何?プロテインの味でもするカレーが存在してるのか?この世界。
「これぐらいか?」
「それスキル?」
「常峰も知ってるだろう? 筋肉騎士の筋肉の調整だ」
何を言っているんだ。みたいな目で見てくるけどさ、普通に考えてムキムキがムキッぐらいになるとは思わない。
いや、膨張ができるなら収縮もできて当たり前なのか? 目に見て分かるぐらい一回りは小さくなった気がするんだが……安藤、お前びっくり人間になってしまったのか……。
「失礼な事考えてんだろ」
「失敬な。至って普通の感想を胸に抱いている」
「言ってみろ」
「ちっさいムキムキのおっさんになれるんかなって」
「一応言っとくが、限度があるからな」
どうやら俺の想像しているサイズにはなれないらしい。分かったから、そんな可愛そうな子を見る目で見るな。別に眠たすぎて思考が低下しているわけではない。
「最近、そっちはどうなんだ? モクナがリュシオン側が少し騒がしいと言っていたが」
「……情報が早いな。まぁ、色々とあって、エルフの里が中立国に引っ越してきた」
「里単位でか」
「エルフの里が他にあるのかは知らないけどな」
実は、今日こっちに来る前にエルフの様子を少しだけ見てきた。
やはりと言えばいいか、魔族への警戒心が高く、あまり周囲と馴染めてはいない。ギルドから来ていたゴレアさん達こと'消えない篝火'の人達の方が魔族とも打ち解け、エルフとも打ち解けている。
ゴレアさん達が仲介役の様な形になっている様子だったが、いつまでも彼等に頼る訳にも行かないので、セバリアスと相談をしてダンジョンの誰かを仲介役としてエルフの里担当にする方針で話してきたばかりだ。
「他には?」
「んー?他にはねぇ……帰還方法の目処が立った。昔に召喚された人達が何かと頑張っていてな、俺が思っていたよりも早く情報が集まったわ」
「帰る事ができるのか」
「あくまで目処が立っただけだ。不可能ではないというのが分かった程度で、その件もハルベリア王と話して協力してもらうつもりだよ」
「なるほどな。そういえば、ギナビアの方はどうなってるんだ?」
「市羽が情報収集はしてくれている。漆達は……好き勝手してるみたいだぞ」
「そうか」
適当に情報は流すが、何かを考えている様子だし、俺が何を知っているかを知りたいって所か。
安藤らしくないと言えばらしくない。モクナさん辺りの差し金かな。
「そっちはどうなんだ。モクナさんとの企みは、順調なのか?」
「……すまん。言えない」
「何をする気だ」
「教えられない」
「俺に手伝える事はありそうか?」
「無い。コレは俺がやりたい事だ」
「そうかい」
素直というかなんというか。誤魔化そうとする素振りすらないな。
モクナさんと何かをする気なのは分かるが、その何かを教える気は無い……と。嬉しいような悲しいような、随分と複雑な気持ちにしてくれる。
「安藤」
「なんだ」
「惚気けろ」
「は? と、唐突だな」
「必要なら畑に赤飯もどきを用意させないといけないし、帰還が先なら俺が聞いて作らないといけないからな。で? どこまでいったんだ?」
「あ、いや……えっと、それは」
顔は赤いし、目は泳いでる。んー、この反応はどっちだ? ヤッたのか?イッちまったのかい安藤君。
「キ、キスと添い寝はした」
「その先は?」
「ま!まだはえぇだろ!」
「いや知らんけど」
なんてやり取りをしながら時間を潰していると、部屋の扉をノックする音が響く。
「常峰様、お迎えにあがりました」
「お迎えはモクナさんでしたか。ご無沙汰してます」
「ご無沙汰しております。常峰様」
モクナさんもムキムキに!なんてことはなく、記憶とあまり変わらない姿で良かった。軽くモクナさんとも話したい気分ではあるのだが、ハルベリア王を待たすわけにもいかないか。
「それじゃ、案内頼みます」
「モクナ、常峰を頼むな」
「はい、駆さん。どうぞ常峰様、こちらです」
おぉ、名前を呼び合っているだけなのに、なんかこっちがニヤニヤしそうになる。自分で言っておきながら、どこか照れている安藤も面白い。
もうちょっと二人のやり取りを見ていたいけど、ここは抑えて早くハルベリア王の所へ向かいますかね。
安藤には手で行ってくると伝え、モクナさんの後ろをついていき、道中は雑談でもしようかと考えていたのだが、俺が思っていたよりも早くハルベリア王が待つ部屋の前に着いてしまった。
「こちらでハルベリア王がお待ちです」
「ありがとうございます。安藤とは、仲良くできているようですね」
「はい。とても、とても良くしてもらっております」
「そうですか。それは何より……安藤の事、これからもよろしくお願いします」
安藤が隠しているとは言え、一応少しは知っておきたいという気持ちもあり、モクナさんに探りを入れようと思ったが……そうも幸せそうな顔をされると、毒気が抜かれる。
前に比べ、モクナさんの表情も柔らかくなっているような気がするし、安藤を話題に出してから詮索するのも気が引けてくるわ。
また後でにでもするか。と気持ちを切り替えて扉を開けようとすると、スッとモクナさんが扉を開けてくれた。
「どうも」
軽く礼を言ってから部屋に入ると、中にはハルベリア王の他にリーファ王女もいる事に少し驚く。
「久しいな。常峰君」
「お久しぶりです常峰様」
「ハルベリア王もリーファ王女もお元気そうで」
ハルベリア王の目配せに従って空いている所に座れば、モクナさんが俺の分の飲み物を用意してくれた。
紅茶を俺に淹れ終えると、扉の前で待機するモクナさんを見て、部屋から出ていく気はない事を察した俺は、話す内容を決めていく。
「さて、私に話という事であったが」
「こちらでも色々と進展があったので、手回しの早いハルベリア王を見習おうと思いまして」
そう言って俺は、懐から一枚の紙を取り出してハルベリア王に手渡す。その紙を見ながら、俺の台詞に嫌味が少し含まれている事を理解したようで、少し笑みを見せたハルベリア王は手渡したものとは別の紙を俺に渡してきた。
「ではコレにも同意をしてくれるのだな?」
「ハハ……本当に、助かります」
渡された紙に目を通せば、隷解符を食料と金銭での購入する旨をまとめた内容が書かれている。ご丁寧にハルベリア王の他に数名のサイン入りで。
誰が誰だか分からんが、おそらくここにサインをしている人物達は、多少なりともハルベリア王が信用できる人物達なのだろう。今後のログストアにとっての重要人物達。
そうでなければ、わざわざこんな取引をする理由はない。
それとも、隷解符の価値を俺が気付いて価格を釣り上げるのを防ぎたかったのだろうか。だが取引内容は前回よりも一枚辺り高く設定されているし、差額は現物で埋められていると思う。
正直言って、今回ばかりはこの内容の方が助かるのも事実。
断る気はなく、願ったり叶ったりな内容に、俺はその場で取引に応じるサインをする。
「助かる。以前の分がまだあるとは言え、最近になって違法奴隷が増え始めてしまってな……どこで噂を聞いたか、次々に自分達は違法奴隷だと声を上げ国境を越えてくるのだ」
「よく契約主が見逃していますね」
「ポポモリスとパブロフという国を知っているか?」
「どっちも国境街の名前だと記憶しています。ポポモリスがギナビア側、パブロフはリュシオン側にあるとか」
「うむ。そのどちらもログストアの管轄なのだが、違法奴隷達はそこで兵達に密告する方法を取っている」
まぁ、妥当だな。
隷属魔法下である以上、そのタイミングが比較的安全だと思う。しかしそのうち、道連れに強制命令で奴隷共々自殺する奴が居てもおかしくない。
強制解除ができると知られていないからこそ、まだ契約主は強気で居られるだけだろう。
しかし、どこから広まったのだろうか。
「奴隷たちに広まる程、隷解符を使ったんですか?」
「解除自体は保護施設に居る者達にはしている。しかし、奴隷開放はまだ試験段階であり、外に出た者で知るのは勇者新道達が救った者達だけのはずだ」
「それでいて、パブロフにも違法奴隷が集まり始めていると」
「おかしいとは思っているが、出どころが分からんのだ」
ポポモリスに集まってくるのなら分かる。それでも、数が多いのは不思議だ。
内密にしているのは、解放奴隷達も分かっているだろう。噂程度で流したとしても、広まるには少し早すぎる気がする。
何より、違法奴隷所持者が国境を訪れる頻度が高いという事が謎だ。
「そういえば、隷属魔法で気になった事があるんですが」
「ふむ。何かね」
「当人に気付かれる事無く、隷属させる事が可能なんですか?」
「気付かれずにか?」
「はい、俺の知っている隷属魔法は、刻印を刻む場所に触れている必要がある……のかな? まぁ、多分接触してなければいけないとは思っているんですが、遠隔でそれが可能なのかと。例えば、今、この状況から俺がモクナさんを隷属させる事が可能な方法があるのかと思いまして」
例えに出したモクナさんと俺の距離は、そこそこ離れている。この距離で隷属魔法が使えるのであれば、相手の場所さえ把握できれば壁越しでも可能ではあると思うのだが……。
「常峰君の言う通り、隷属魔法は相手に触れ、刻印を刻みつける必要がある。所有権の移行も、刻印の権限譲渡という扱いが正しい。触れずに可能な魔法は、私は知らないな」
「そうですか。実は、中立国にエルフが滞在する事になったのですが、これまた不思議なことに心臓に刻印が刻まれた者が居たんです。場所が場所ですし、当人に聞いても記憶がないとの事で、遠隔が可能なら警戒の仕方も少し変わるなと」
変な疑問も持たれない様に、事実と事実で作り上げた嘘を告げると、何故か一瞬だけモクナさんの表情が動いた。
もしかして、モクナさんには心当たりがあるのだろうか。
「確かに心の臓とはおかしな場所に刻まれている。気付かれずに隷属魔法が使用されているなど、非常に危うい問題だ。技術部などに声を掛け、私の方でも少し調べてみるとしよう」
「そうしてもらえると助かります。お礼と言ってはなんですが、隷解符の方、色を付けときますね」
「なんであれば、隷解符に使用している紙でもよいぞ」
「それは勘弁してください」
ハルベリア王は冗談だと笑っているものの、半分ぐらいは本気だったな。目が完全に獲物を見る様な目だったぞ。
まぁ、俺はモクナさんの方が気になるのだが、反応を見る限りこのタイミングで聞いた所でシラを切られるだろう。
「それでリーファ王女はどうしたんですか?」
とりあえず引き伸ばしても仕方ないし、適当に話題を切り替えて次に行こう。
「お父様は、もうよろしいのですか?」
「構わん。常峰君にお話してみなさい」
「はい」
あ、やっぱりこの場に居るのは、俺に何か話があったからなのか。
姿勢を正して俺に視線を向けたリーファ王女は、んんっと喉を鳴らしてから口を開く。
「常峰様にお願いがございます」
「はぁ、なんでしょう?」
「私の中立国滞在を認めては頂けませんか?」
「ダメです」
何いってんだこのお嬢様。
ハルベリア王もなんで止めない。中立国とは言えど、国内は魔族だらけで反感を買うのが目に見えてるだろうに。
「リュ、リュシオン国のコニュア皇女はお伺いしているようですが!」
「聖女東郷が付き添いとして確かに中立国に来ていますが、謂わば外交であり滞在目的ではありません」
「私も外交目的としてですね……」
「コニュア皇女は相応の権限を有していますが、リーファ王女は王位継承順位が一位というだけで、発言を通すのはハルベリア王を通さねばいけないでしょう? であれば、この技術部統括のアガリア・フルーバスさんの方が、我が国としては有益です」
「……」
先程の紙にサインしてあった人の名前を上げながら、俺はこんな話になっている理由を考える。
新道はログストア国に居るというのに、なんで中立国に来ようとするのか。そう考えて広げていけば、大方の予想はできた。
ハルベリア王が止めないのも、予想通りなら一応納得はできる。
「仮に中立国へ来たとして、どういう理由で来る気なんですか? いちいち許可を求めたという事は、長期滞在予定だったんですよね?」
「それは……」
「常峰君、リーファは何故この様な事を頼んでいる思う」
「政略結婚の話でも上がりましたか」
俺の言葉に、リーファ王女は俯いてしまった。そしてハルベリア王に関しては、満足したように頷いて見せている。つまり、正解なのだろう。
「お相手は?」
「候補として上がっているのは、オーマオ・ドブロスが有力だ」
オーマオか。リピアさんとの話で出てきた名前だな。ギナビアと繋がりがあり、リピアさんの元雇い主。んでもって、俺に転移事故を仕向けた張本人。
「俺もその名前は知っていますよ。ギナビアとの繋がりの疑いもあるとか……よく名乗りを上げられましたね」
「元よりオーマオの発言力は高い。その地位も、オーマオ自身の努力あってこそではある。更に現状を考慮すれば、ギナビアとの繋がりを深くすることで魔王にも対抗しうるという意見も出ている」
「なるほど。ギナビアとの繋がりがあるからこそ、今後を考えればオーマオを王位に導いた方がいいと……。アレですね、ハルベリア王はその内に暗殺でもされそうですね」
「聞く者が聞けば、不敬罪でその首、刎ねているぞ」
「時と場所、相手は考えて発言してるつもりですよ」
俺とハルベリア王は軽口を叩いているが、黙ってしまっているリーファ王女の表情は暗い。この世の終わりでも見たかの様に絶望しているという言葉がピッタリだ。
にしても、オーマオを支持する声があるのは分かったが、さっきの紙にもオーマオのサインが無い所を見ると、ハルベリア王がそれを許すとは思えない。
だけどリーファ王女に頼ませたということは、交渉の経験積みをさせたかったのかな?
「常峰様、どうにかお願いできませんか」
「どうすればお願いできると思いますか?」
「それは……」
ハルベリア王が親バカなのは何となく分かっているが、練習台に俺を使わせるのもどうかと思うぞ。この世界の基準に添えない俺は、練習にならんとは思うが……慣らしとしては十分だと判断してるんだろうか。
「中立国は、表向きは異界の者の国として大国の後ろ盾を得ていますが、まだ国としての繋がりは確固たるものではないと思います」
「ほぉ」
「なので、私が中立国に身を置くことで他の国に牽制の意味合いもでき、武力による攻撃をされる事は無いはずです」
「それは何故」
「私の身が危険に晒された場合、それは武力行使した国の罪。ログストア国を敵に回すと同義です」
個人的には及第点ではなかろうかと思う。
リーファ王女は自分の立場も理解しているし、それによる俺のメリットも分かりやすい。言ってしまえば、自分を人質にしてくれと言っているようなもの。
そして、自分の身が危険になれば……というのは、ちゃんと自分の保身もできている。考えなしに出た言葉でも無いだろう。
「らしいですけど、ハルベリア王はどうお考えですか?」
「私からも頼めるかね? 勇者新道をリーファの護衛としてそちらに返すというのも加えよう」
ハルベリア王も合格点を出したとなれば、断りづらいな。それにこの親父、まだ新道とリーファ王女の恋路を諦めてないと見える。
断っても問題無いし、その政略結婚の件は別の方法でも対処できるが、中小国の抑えをしてくれている件もあるからなぁ。今抱えている問題を考えれば、この提案は受け入れた方が動きやすいのは確かか。
「中立国は魔族の人口が最も多いですが、そこは問題無いのですか?」
「そこはギナビアのお墨付きを使えるのだろう?」
「よくご存知で」
ギナビアからヒューシさんが送られてきている事を知られているのか。そりゃまぁ、三大国それぞれに協力者の依頼は出しているし、情報網はログストアにもあるわな。
「分かりました。リーファ王女には、ログストア国からの使者として来てもらいます。もちろん、人質の意味合いも兼ねているという事で。それと、新道には暫くはこちらに滞在してもらいます。勇者を大国に置いておくというのは、まだ意味があるでしょう?」
「それでよかろう。リーファもよいな?」
「はい! ありがとうございます。常峰様!」
深々と頭を下げているリーファ王女を見て、そんなにオーマオとの婚姻は嫌だったのか……と苦笑いしてしまう。
そういうのは割り切っている性格そうだと思っていたが、新道と知り合って変わったのかもな。
展開……悩みますね。
続編っぽいのが浮かんだりしているので、それもどうしようか悩みますね。
ブクマ・評価ありがとうございます!
完結まではもう少しかかると思いますが、お付き合い頂ければ嬉しいです!