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眠れる王  作者: 慧瑠
見えてくる意思
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ギルドをお一つ

常峰に言われ待つこと数分。それだけあれば、武装兵分まであったはずの食器は綺麗に片付けられ、部屋に残ったグレイ達の分の新しい飲み物まで用意される。


そうして、部屋にはグレイ達とレーヴィ、そして常峰の五人だけとなった。


「わざわざ将軍達を帰してからという事は、聞かれたくない話かい?」


「聞かれたくない……と言うより、口を挟まれても面倒だっただけですよ」


「ギナビア国が口を出したくなる話ってことか。聞きたくないねぇ……」


ペニュサ達が居なくなった事で少し砕けた口調で呟き、用意された水で喉を潤す。

アンシェもクロースも、常峰の対応と言葉に警戒心が少しずつ表に出てき始めている。


「レーヴィ、ルアールに例の資料を持ってくる様に伝えてくれ」


「かしこまりました」


そんな視線を受けている事を気にも留めずに、レーヴィに要件を伝えた常峰は、ルアールが資料も持ってくるまでの間に軽い質問を投げかける事にした。


「まぁそんなに警戒はしないでください。そういえば、ゴブ君と戦ったそうですね……どうでした?ゴブ君」


「ゴブ君……? あぁ、あのゴブリンか」


「はい。日頃は街の見回りや、魔族の子供達の子守りなどをしてくれているのですが、今回は自分の実力を知りたいとの事で」


「ゴブリンにしておくには勿体無い逸材だ。あの変則的な攻撃方法を上手く扱えていれば、俺達ももう少し苦戦しただろう。

本来であれば、ゴブリンとはもっと狡賢い戦い方をする。しかし、そういう性格なのか……攻撃方法に対して、攻め方が直線的すぎるのは惜しいと感じた」


常峰の質問に、グレイは先程見たゴブリンの姿を浮かべて答えていく。それを常峰は、どこか嬉しそうに頷いて聞いている。


「他のお二人は?」


突然常峰に話を振られ、警戒しながら聞いていた二人は、小さく驚きながらも当たり障りの無い言葉を選んで答えた。


「私は、ゴブリンよりも、ゴブリンが持っていた短剣の方が脅威に感じました」


「俺はそれを扱うゴブリンの方が危険だと思うわ」


「なるほどなるほど。ゴブ君が持っている短剣は特別製というか……まぁ、ちょっと特殊なので、そう思われても仕方がないかもしれませんね。

それでもゴブ君が高く評価されて俺も嬉しいですよ。改善点も色々あったようですが、剣を教えているのはメニアルですし、目標はココの使用人達のようですし。まだまだ成長できそうで良かった」


「魔王メニアルがゴブリンに剣を教えているのか?」


「みたいですよ。かなり特殊な剣技なので、あの短剣でしか使えない剣技のようですけど」


グレイの些細な質問に答えると、丁度ルアールが紙束を抱えて静かに部屋に入ってきた。

深々と頭を下げて持ってきた紙束の常峰へ渡し、そのままレーヴィとは逆側の常峰の後ろに待機するように立つ。


「本当にゴブ君は頑張りやさんなので、俺としても何か応援をしてあげたいんですけどねぇ。些か魔物と言うだけで、表立った評価をどうすればいいか……。何をゴブ君が喜ぶかも分からないんですよ。

人間であれば、貴族の地位とやらを制度も一緒に導入して用意もできるんですが」


最初は何を言っているのか分からなかったグレイ達だったが、最後の一言で三人の表情が察したものへと変わる。

三人の頭の中には、引き抜きの単語が浮かび、その方法として貴族の地位を出すつもりだと考えた。


その変化を常峰は見逃さない。


「なんでもギナビア国には'一世代貴族の権限'なるものがあるそうですね。グレイさん」


敢えてグレイに問う様に言葉を続けた常峰は、もちろん一世代貴族の権限の事については知っている。

市羽からも、柿島やルアールからも説明を聞き、ある程度の内容であれば本来は聞く必要はない。だが、常峰はグレイの口からその話題を引き出したかった。


「白々しい。俺がそうであると知っていて聞いているんだろう? 何を聞きたい」


「一世代貴族の権限に、どの程度の権限があるかを教えてくれますか?

似たような制度を作るにしろ、権限を与えるにしろ、まぁ……色々と目安が欲しいんです」


常峰の言葉にグレイは少し引っかかりを覚えながらも、以下のこと伝えた。


まず、一世代貴族の権限の特徴として、ギナビア国に属さないというのがある。

これにより、貴族という肩書を得られギナビア国から様々な援助を受ける権利はあるものの、属さない為に政策には口を出すことができない。

しかし例外もあり、多大なる功績を認められ与えられる権限な為、功績に関する自身の活動に支障が出そうな場合のみ改案や免除申請に関する発言を許されている。


次に、一世代貴族は子爵と同等の扱いを受けることができる。

これはギナビア国内であれば領地を得られ、そこの当主として一世代の間であれば席を置けるのだ。その後、もし一世代貴族のまま没した場合は、ギナビア国に領地を返上するか、最寄りの貴族の管轄へと移る。


グレイは、これにより'ヴァロア'という街を治めている。


最後に、他貴族とのパイプができる。というのが最も有益だとグレイは語る。

一世代貴族が誕生した場合、ギナビア国の貴族間に通達があるらしく、地位を得るほどの功績を立てた者の存在との繋がりいうのは、貴族達の間でも一定の価値がある。

もし婚約者にでもなれれば、領地を所有していた場合は貴族側に移行され、その名声も得られる為、ギナビア国の貴族達は関わり合おうとする者も少なくはない。


「大まかにはこの三つぐらいだ」


「貴族が持つ領地ですか……俺の記憶が正しければ、グレイさんが治めているヴァロアは小国扱いになっていたはずです。それを踏まえても、ギナビア国はログストアやリュシオンに比べて中小国が多いですよね?」


「そうだな。ヴァロアの正式名称は'最前基地小国ヴァロア'だ。

大まかな理由としては、問題が起きた際の尻尾切り用である面。他大国とのやり取りの際に、中小国王として発言力を持たせるという理由の二つで中立国という形で細分化している。

ログストアやリュシオンも似たような事をしているが、まぁ……ギナビアが一番多いだろうな。組分けをすれば三大国でしかない――いや、今は四大国と言っても過言ではないのかな」


「ハハハ、三大国の干渉を前提としている建国なので、どの国にも属しているただの中立国ですよ。

あぁ、後もう一つ。一世代貴族や他貴族に関わらず、貴族が問題を起こした場合の処遇はどの様な感じになっているんですか?」


「問題を起こせば軍が動く。その調査結果次第でギナビア国が処遇を決めるが、もみ消しもあれば、一世代貴族に至っては他貴族達が擁護する場合も多々あるな」


「恩売りって所ですか」


「更に功績を上げれば、一世代貴族でも相応の発言力を持つ事もあるからな」


「なるほど」


グレイの話を聞きながら、手元の紙に何かを記入していく常峰。

何枚かに記入を終えた常峰は、記入した分を除けて顔を上げグレイ達に視線を戻す。


「さて、次は皆さんにご相談なのですが――」


クロースとアンシェは、次に来る言葉を予想できていた。

これだけ貴族の事を聞いたのだ。それよりも良い条件の提示をして、自分達を引き抜くつもりであろう言葉を……しかし、グレイだけは何故か違う気がし始めている。


そしてグレイの予想は、正解へと近付いていく。


「その前に、改めて皆様の名前と大地の爪痕での役職があるのならお聞きしてもいいですか?」


「クランマスターのグレイ・ヴァロアだ」


「アンシェ・ナータです」


「クロース・ファーバーだ」


意味をいまいち理解できない質問に三人が答えると、少し考えた素振りを見せた常峰は質問を続けた。


「サブマスターなどはいらっしゃるんですか?」


「俺が不在の場合は、アンシェとクロースを含めた数人がクランマスター代理を務める事がある。それがサブマスターだというのなら、そうなるな」


「という事は、今回は結構重役が来て頂けたんですね。ありがとうございます」


礼の言葉を告げた常峰は紅茶で喉を潤し、やっと本題を口にした。


「ではご相談です。単刀直入に言いますと……ここ中立国にギルドを作りたい」


「「は?」」


「ふぅ……眠王には申し訳ないが、それは無理だ」


「理由をお聞きしても?」


全く予想していなかった言葉に驚くアンシェをクロースをおいて、やっと理解をしたグレイが首を横に振りながら答える。


しかし、それも常峰は予想していた。

だからこそ予定していた言葉を続けて、予想している無理な理由の答え合わせのために聞く。


「現在のギルド運営には各国が関わっている。一個人での判断で支部を増やすことはできない」


「各国の支援で成り立っているようですね。そして、昔は別々だった商業ギルドと冒険者ギルドは合併しているとか。

確かに支部を増やすとなれば、相応に動く金が出てきてしまいます。今の中立国では難しいのも確か……ですが、そこを用意できる可能性があると言っても無理ですか?」


「……無理だな。眠王ならば、予想できているんだろう?」


「魔族ですね」


「そうだ」


ギルドの発足に関わっているのは、当然人間だ。そこに獣人やエルフなどの種族が登録できたとしても、魔族は居ない。


常峰の予想した通りであり、明確になった問題だった。


「ギルドでは魔族の討伐依頼も出される。依頼はギルド間で共有する場合も少ない。ここにギルドを建てるとなれば、そういう依頼も多々見る事になるのは想像に難くない」


「ギルドの依頼で、盗賊や犯罪者の捕縛又は討伐の依頼は無いんですか?」


「国が依頼する事はある」


「魔族千体狩りの異名を持つグレイさんを、ここの魔族の方々はどう思っていましたか?」


「'魔王メニアル様のもとに集う俺達は、過去のしがらみを笑い飛ばせる者達だ'と、彼等には言われた」


「まぁ、そういう事です」


常峰の言葉にグレイは反論を口にできない。

しようと思えばできるのは確かだ。しかし、グレイはココの魔族達の性格や柄を知ってしまった。

知ってしまったからこそ、グレイが無理な理由を口にする時に、魔族側を庇う様な口ぶりになっていたことに、本人はやっと気付く。


そして常峰とグレイのやり取りを聞いていたアンシェとクロースも、常峰の口ぶりで自分達は勘違いをして、話の出口を見誤っていた事を気付き始めた。


「それでも冒険者ギルドを建てるのは無理だろうな。魔族が多いのも確かだが、利益が見込めないと言われるだろう」


「では商業ギルドならどうですか?

それとも、冒険者ギルドのクランである大地の爪痕は、商業ギルドにまで口は出せませんか」


「冒険者ギルドほどではないが、商会の方に魔物の素材を卸したりする事もある。一応顔は効くだろうが……商業ギルドでもいいのか」


「むしろ商業ギルドの方が俺としては嬉しいかもしれません」


一度言葉を止めた常峰は、手元にある紙束に次々と修正を少し加えてからグレイ達に見せた。


「冒険者ギルドであった場合、その周辺の方々が依頼を出さなければいけません。国から出しても良いのですが、そうなればうちは他国と比べて出せる報酬が少なくなってしまいます。

それに、いちいちギルドを通さずとも、皆は協力して問題を解決してしまいますし、魔物に関しても今の所対処に困る様な個体はいません。

ルアール」


「こちらに」


常峰に名を呼ばれたルアールは、グレイ達の前にドサッと少し大きめの袋を置いた。


突然、目の前に出された袋を見ているグレイ達に、常峰は中を見るように進める。そして、ゆっくりと中を見たアンシェとクロースは驚き、グレイは歎声を漏らし袋の中から紅蓮に染まる鱗を取り出す。


「レッドドラゴンの鱗か。それもかなり状態がいい」


「牙や爪の保存状態も、少し劣化してますが悪くはありません」


「目立った傷が無いっすね」


袋の中に入っている素材を見て感想を漏らす姿を見ていた常峰は、少しだけ会話を止めて時間を作ってから口を開いた。


「その素材は、少し前に国内に侵入してきたレッドドラゴンのモノです。肉の方は、ちょっと魔族の受け入れをし始めたばかりだったので食料にしてしまいましたが、そちらの素材は今回のお土産にでも持ち帰って頂いて問題ありません」


「ドラゴンの素材は高額で取引されるぞ?

これほど状態も良いレッドドラゴンの素材なら、それなりの値は付く」


「お忘れですか? 俺はダンジョンマスターでもあります。正直に言ってしまえば、ある程度なら魔物の素材なんて幾らでも用意できるんですよ。

素材以外にも、近々衣類関連にも手を出せるでしょう。かなり数は制限しますが、酒も卸す事はできますね」


その言葉を聞いて腰を下ろしたグレイは、呆れた表情で水を飲み干して常峰に最後の質問をした。


「眠王よ、最後に聞かせてくれ……初めから狙いは商業ギルドか」


「どっちでも良かった。というのが、本音ですね」


常峰が答えると、グレイは豪快な笑い声を上げて机を強く叩き立ち上がる。


「商業ギルドの件、俺の方からギルドの上層部にも提案してみよう!

だが、魔族の事もある。必ず通るとは思うな」


「ありがとうございます」


「レッドドラゴンの素材は、今はいらん。もし商業ギルドが出来た時にでも、報酬として受け取るとしよう!

アンシェ、クロース、帰るぞ」


「「はい」」


「では、またダンジョンの改装が終わり次第レーヴィを迎えにいかせます」


アンシェとクロースも立ち上がり部屋を出ていこうとすると、既に移動していたレーヴィが扉を開けてグレイ達を案内する。


「レーヴィ、後は頼む」


「おまかせください」


常峰の言葉に深く一礼をして答えたレーヴィは、音を立てない様に扉を閉めた。

それを確認した常峰は大きく息を吐き、椅子に座るどころか机に顔を伏して、襲ってくる脱力感に身を任せる。


「お疲れ様でした。この後は、いかがなさいますか?」


今にも溶けるんじゃないか?と思うほどに、完全な脱力をしている常峰にルアールが声を掛けると、常峰はちょっとだけ首を動かしてルアールに目を合わせ答えた。


「ちょっと気張りすぎて眠気がピークに近い。一応予定では風呂、だが俺がそこまで持つかどうか……。

あぁ、そういえば柿島はどうしてる? 一緒に帰ってきたんだろ?」


「柿島は移動中に寝ていたので、部下達に任せて我が王がご用意された部屋に送り届けました。

一応、食事には起きてくるようですが、相当疲労が溜まっているようで、すぐに寝室に戻り寝てしまったと報告を受けています」


「いきなりレゴリア王と対談してこいってのは、ストレスになっただろうな。寝ているなら無理して起こさなくていい。起きた時に、俺が呼んでいた事を伝えてくれ」


「かしこまりました」


「んー…」


そう声を漏らした次の瞬間、ルアールの耳に届いたのは常峰の寝息だった。


--

-


「直接ギナビア国の商業ギルド本部に進言しますか?」


「いや、俺からとは言え商業ギルドなら商会を通した方がいいだろう」


「という事は……アバルコ商会ですね?」


「ああいう手合はモールの方が得意だろう」


宿屋に戻ったグレイ達は、変に強張っていた体を解しながら酒を飲んでいた。


酒を飲みながらも、グレイの代わりにアンシェは商業ギルドに関する事を手紙にまとめ、クロースとグレイは武器の手入れをしている。


「それにしても、最初の方の貴族の話は意味あったんすかね?」


先程のやり取りを思い出していたクロースがふと口にすると、グレイが空になったグラスに酒を注ぎながら苦い笑みで答えた。


「あのやり取りの本当の目的は、一世代貴族の権限を使って何処まで出来るかの確認だろうなぁ。眠王本人も、目安が欲しいと言っていただろう。

つい先日、レゴリアは'市羽 燈花'と'漆 彩'という人物に一世代貴族の権限を与えた通達があったばっかりだ」


「あぁ、ギナビア国に来ている勇者っすね。なんか、兄貴が模擬戦したらしいですけど、出鱈目な強さをしていたとか」


「漆 彩の方は、ギナビア国に侵入した三魔公を撃退した功績でしたっけ? 名前からして孤島の流れ者でしょうか」


「どうだろうなぁ……」


レゴリアの頭の中には、三十一人の異界の者という単語が消えない。そして、まるで予定されていたように進まされた常峰との会話。


「ペニュサ将軍直々とは何事かと思ったが……レゴリアの判断は正しいな」


仮に…と考えた場合で出た結論に、グレイは思わず口から言葉が漏れ、近場で聞いていたクロースの耳にも入る。


「どういう事っすか?」


「ギナビア国は、レゴリアとヴァジアの派閥がある。ペニュサ将軍は、基本的にどちらにもついていない」


「もしどちらかの派閥に属してる者を派遣した場合、眠王に何を掴まれるか分からない……という事ですか?マスター」


グレイの言葉に首を傾げたクロースの代わりに、同じく聞き耳を立てていたアンシェが答えてみせた。

すると、グレイは頷いて酒を煽る。


「敵対派閥を潰そうとしたり、変な欲を見せようものなら眠王はソレを利用するだろう。

わざわざ俺達をココに泊めて、中立国での魔族の在り方を認識させてからギルドの話を持ちかけてくる程度には策士だ」


空軍には別で宿を用意していた。更には、すぐにでも別の泊まる場所を用意する事も出来ると話していたにも関わらず、俺達は魔族達が住まう場所へ案内された。

そして用意された食事処は、日頃から魔族達が利用する場。


グレイの頭の中で浮かぶ点は、線にしようと思えば簡単に繋がる。


「本当に全てが予定通りならば、感服するばかりだ」


清々しい声と笑みのグレイは酒を空にして、今宵も食事処へと足を運ぶ。

次は、一方その頃を少し挟むと思います。


ちょっと長くなると、スピンオフを書きたくなったりしますね。


ブクマありがとうございます!

まだまだ拙いですが、どうぞ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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