あとがき
例によって完結設定を忘れてしまったので、あとがきを書きます。
今回は、要目線の研究所での生活など、人狼重視でない番外編です。
次回から、また人狼ゲームがメインのお話を書きますが、そのゲームをさせている側の人間のことを書いてみようと思って書きました。
最初はかわいい要だったんですが、すっかり鬼畜になってしまいました。
彰も、研究所の中に居ると普通の人ぐらいにしか見えないという、そこでは暮らして居る人達の感覚が如何に普通でないか、それに対してどんな気持ちで正義だと思ってやっているのか、というのを書きたいと思いました。
酷いことをする、と思っていた要が、すっかり仕掛け人側に変わって行ってしまったという、少し悲しいお話だったかもしれません。
どこか狂っているのかもしれないのですけど、それに誰も気付かないという怖さ、賢い人が狂うと怖いということを、なんとなく感じ取ってもらえたらなあとか思います。
それでは、次回はいつになるのか分かりませんが、また次回、人狼ゲームでお会いしましょう。
あ、ちなみに次回は25人村の人狼5、狂人1、占い師1、霊能者1、狩人1、共有2、妖狐2、村人12で始まります。
最初の、「誰がために人を喰む?」の時の方式に戻りまして、本当に人狼になって襲うスタイルになります。
ここまで、ありがとうございました。




