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こだま

作者: 竜崎 詩音

大好きな貴方の声

心の中でこだましてる


胸にすうっと入ってこない

ずきずきずきずきこだましてる


大好きな声は良く聞こえる

聴きたくない、でも聞こえる


大好きだって、その言葉が

僕に向かっていないから


聞こえない、フリをする


僕に向かう言葉たち

大好きな声が運んでくれる


聴きたくない言葉たち

大好きなはずの声なのに


ずっと待ってたその言葉

ずっと待ってたそのせいで



大好き 大好き 大好き

胸の中で響く度

遠くなってく

その声は


大好き 大好き 大好き

遠くなってく

その度に

大きく大きくなっていく


気づいたときに

その声は


大好き 大好き 大好き

僕の声になっていた


貴方に向けた

もう届かない

僕の言葉がこだまする

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― 新着の感想 ―
[一言] 自分、恋人と別れてしまったとき、 ついまた会える日を、期待してたときありました。 感情に任せて、言って別れてしまいまして……。 今でも好きなものは、好きという感じで、諦められず。 なんて思…
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