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 降り出した小雨。

 鎧の下が湿り、不快極まりない。だが本当にその不快さが雨からきたものか、それとも今の自分がおかれている状況からのものなのかは分からない。

 メイカブは薄暗い空を見上げて、顔で小雨を浴びながら、ため息をつく。

 さっさと終わって欲しいものだ。


「ふん、しかし、言わんこっちゃあないな。やっぱり」


 小雨で濡れた顔を手でぬぐう。


「アルベルトを甘く見るからだ。乱戦に持ち込まれたな」


 独りごちるメイカブを、周囲の部下達は恐ろしげに見つめる。その視線を気にもせず、メイカブは濡れた下着の不快さにも関わらず自分が笑みを浮かべていることを顔を拭った手の感触で知る。


「嬉しいのか、俺は?」


 自問するが、答えは出ない。


「スカイは、相変わらずか?」


 その突然のメイカブからの部下への問いかけに、部下は自分に対するものだと気付かずに一呼吸遅れてから、


「あ、はい。再び姿を現したスカイは避難所を点々として各地で慈善活動をしながら、教団と何とか連絡を取ろうとしているようです。王の指示通り、正式な手続きを踏んで保護の名目で拘束しようとはしてますが、あれだけ逃げ回られると、なかなか。レッドソフィーを敵に回すわけにもいきませんから、目立ってもいけませんし」


「時間の問題だ。スカイはいずれ捕まって死ぬ。いざとなればフリンジワークは多少無茶をする。殺し屋を使うとかな」


 濡れた顔を両手で覆い、メイカブはだれに言うでもなく、つぶやく。


「ジャックもそうだ。アルベルトも。標的のうち三人は、既に時間の問題。というより、これはまるで、時間稼ぎだ。本人が自覚しているかしていないかは分からないが、時間稼ぎになっている。『ペテン師』の仕組みか? 時間を稼いで、何をしようとしている?」


 ゆっくりと両手を顔から離す。


「フリンジワークにも今の状況は既に分かっているはずだ。奴の耳は多いからな。すぐに指示がくる。逆に言うと、指示が来るまでは」


「どうされるおつもりですか?」


「町を守るしかないだろう。そもそも、名目上は俺達はそのために派遣されてきたわけだからな。それに、そろそろまずい状況になる」


「は?」


 既にトリョラはまずい状況だろうに、とでも言いたげに部下は目を丸くする。


「戦わないはずの、犯罪組織とトリョラの軍が戦った。アルベルトとしてはそこまでの意図はなかっただろうが、どうなるか。引き金にならなきゃいいがな」


 最後にもう一度、平坦な灰色一色の空を睨み上げてから、メイカブは歩き出す。


 部下達は顔を見合わせた後、慌ててその後を追う。





 ここに来るのも久しぶりだ。

 奇妙な感慨を抱いて、マサヨシは真っ白い空間の中、同じように真っ白い椅子に座って、ただ待つ。どうせそんなには待たされないことは経験上分かっている。

 自分はさっきまで倉庫にいた。あの薄暗い倉庫に。

 倉庫の中の、更にそこの箱の中にいた。狭い、身動きできない箱に。そこでうつらうつらとしていて、時間の感覚がなくなり、意識がどんどんと薄くなり、そしてここにいる。

 考えてみれば妙な話だ。

 さっきまで身動きできなかったというのに。

 マサヨシは伸びをする。背も両腕も思いきり伸ばす。伸ばせる。さっきまで、全身を伸ばしたくてたまらない衝動に必死で耐えていたというのに。

 この場所は、いや、神との邂逅とはやはり妙なものだ。慣れない。


「やあやあやあ」


 声。

 目だけを動かしてそちらを見れば、予想通りそこには少女がいる。少女の姿をした女神が。


「イズル。何か用?」


 椅子にだらりと座り込んだまま、マサヨシが言うと、


「はっはっは」


 相変わらずテンションの高い笑い声をあげて、イズルはスキップをしながらマサヨシの真正面まで来てから、


「文句を言いに来たんだ」


 満面の笑みを顔に浮かべて、言い放つ。


「文句? 言われに来たんじゃなくて、言いに来たの?」


「ふふふ。そもそも嘘を司ると言っていたんだから、私の言うことが嘘だったり隠し事があったからと言って君に文句を言われる筋合いはないよ」


 ふふん、と笑顔のまま胸を張ると、イズルの銀色の髪が白い空間に揺れる。


「で、文句って?」


 諦めてそれ以上の抵抗を止めて、話を進める。


「一点買いをした競走馬が、レースを独走状態だったわけだよ、君。凄まじい配当がもらえるはずだった。ところが、だ」


 ふう、とため息。


「あのサネスドを統一して帝国を作り出すところまでは良かったが、その後はしりすぼみもいいとこだ。エリピア大陸に来たところからおかしくなりだした。そもそも、それまで築いていた人脈や権力から遠く離れた場所で孤立してしまうわけだからね。大使という立場はあるものの」


「まあ、そうね」


「更に、アインラードとロンボウの戦争を利用するのではなく、それを止めようとしてますます孤立していく。既にサネスドでは帝国の崩壊が始まっている。急ごしらえだから仕方ないとは思うがね。ともかく、一気にレース後半になって失速しているのだよ、私が全財産を賭けた馬がさ」


「俺のせい、かな。確かにそんな気がするかも」


「そうとも。君個人の力で戦争を止めようという君の狂気の沙汰に、私の馬は、ヒーチは巻き込まれている。いや、そう言うと彼は否定するだろう。彼は自分から飛び込んだのだからねえ」


 ふふ、と思わずマサヨシは笑ってしまう。笑いながら、全身の力を抜いて椅子を軋ませる。


「何がおかしいのかね?」


 きょとんとした少女の顔。丸くなる真っ赤な目。


「成人しても親離れできないのかねえ、俺は。いや、それを言うなら、向こうも未だに子離れしてないのかな」


「親子の情等ではないだろう。彼は、ただ困難な戦いを見つけて、そして喜び勇んでそこに飛び込んでいっただけさ」


「どうかな」


 笑みを消さず、マサヨシはぐっと身を前にのりだす。


「あの男はそういう、普通の人間の感覚などない。君も付き合いが長いのだから分かっているだろう?」


「確かに、そう思っていたんだけどさ。最近、違うのかなって思い出してるんだ。ほら、俺だってさ、『ペテン師』なんて呼ばれて、周りからは多分色々と妙な風に思われてるんでしょ。でも、この通り」


 両腕を大きく広げる。


「実物はこれだよ。イズルなら分かってるでしょ、俺がどんな人間なのか。核の部分はただの小市民でさ、状況とかで周囲の人間が虚像を作る。あの人の場合も、ひょっとしたら同じだったんじゃないかな」


 上。真っ白いだけの上にある空間に顔を向けて、遠くを見る目をするマサヨシは長く長く息を吐く。笑ったまま。


「楽しそうじゃあないか」


「ん、ああ。そうだね、イズルと喋るのは悪い気分じゃあない。何の負い目も打算もなく喋る相手なんて、こっちに飛ばされてからは、イズルくらいしかいないからね」


「褒め言葉と受け取っておこう。しかし、君の評価は意外だねえ。あのヒーチという怪物が、状況がそう見せているだけで本質は常人だというのかい?」


「あの人の場合は、状況だけじゃあない。状況と、能力だよ」


「能力?」


「ああ」


 マサヨシは顔の縫い傷をなぞる。確かめるように執拗に何度も。


「俺の知っている世界なんて狭いけどさ、それでもその世界を基準にするなら、世界の誰も勝てない。あの人にはね」


「同じ人間では勝つことが出来ない、そういう存在だと?」


「違うよ」


 首を振り、笑みは更に深く大きくなる。口と傷が歪む。


「文字通り、誰も勝てないんだ。神様だってね」




 強烈な吐き気。口に張り付く鉄錆の味。

 呻き、唾を吐こうとして口に猿轡がされていることに気付き、それから瞬時にこれまでの流れと今の状況がヒーチの脳内で分析、整理される。


 そう、父と戦った。オオガミと。

 ここはどこだ。闇。目隠しもされているようだ。この揺れ方は、馬車か。

 傷の手当。してある。死ななければいいだろうというような雑な手当てだ。きつく包帯か何かを巻いてあるだけ。

 喉が渇く。

 小雨。

 震動からして舗装された道だ。気を失って、馬車で運ばれだしてどのくらい経った?

 ここはどこだ。

 少し動くだけで全身を襲う鈍痛。

 どうなっている、今の状況は?

 全身をロープでぐるぐると縛られている。動けないように。縛られて、馬車で運ばれている。分かっているのはそれだけだ。


「気付いた、か」


 声。すぐ近くで。

 すぐ傍にいたのか。よく知っている声だ。

 ヒーチが何も返さないでいると、力づくで猿轡がむしり取られる。首の骨がいかれるかと思うくらいの力だ。

 オオガミが、そこにいる。


「うっぐ」


「どうだ、気分は?」


 声。

 声の距離からして、数歩先に、片膝を立てるようにして座っている、おそらく。いつでも立ち上がれるような姿勢。

 油断はない。おそらく、ヒーチが何かしようとした瞬間に、こちらの首の骨をあっさりと折る。


「悪い」


 自分のものとは信じられないようなしわがれた声を出して、ヒーチは答える。

 今は会話をする。というより、会話しかできない。だから、会話して情報を集めるしかない。そう、今はそれでいい。


「今、どの辺りを走っている?」


 喋っているうちに、少しは声がマシになってくる。


「言うと、思うか?」


「じゃあ、俺が気を失っている間に、どのくらい経ったかを教えてくれ?」


「言うと、思うか?」


 壊れた機械のように同じ言葉を繰り返すオオガミに少しヒーチは笑う。

 笑ってから、鉄錆の味がする唾を吐き出す。


「何が、おかしい?」


「相変わらずだ、あんたは。親子の会話を、する気がない」


「俺に、そんなことを、期待していた、のか?」


 心底驚いているのがオオガミの声から分かって、またヒーチは笑ってしまう。


「そうだな、確かに、おかしな話だ。あの内戦の中で、情婦に責任取るつもりもなく子ども産ませて。くく、それから、暗殺術を仕込んだって言えばまだいいが、暇つぶしに俺を虐待してただけだ、あれは」


「ああ。それでも、お前は生き延び、そして何割かは、俺の技を、受け継いだ。子どもとは、面白いものだ、とは、思った」


「けど、親子の情みたいなものは、ない。だろ?」


「当然、だ。だから、内戦の中、お前と女を置き去りして、次の仕事場へと、向かった。今更、何だ?」


 本当に困惑しているらしいオオガミをヒーチは滑稽に思う。


「俺も、父親になってな。少々、思うところがあったわけだ。親子の情、みたいなものは、感じるところがあった。子どもを持つと、そういう風に思うものなんだなと、くく、新鮮に思って、だけどあんたはそうじゃなかったんだなと、改めて驚いただけだ」


「お前が、子に情を、な」


「血は繋がっていないんだが、まあ、悪くない。子どもというのはな」


 そして、ヒーチはゆっくりと、縛られたままで上半身を起こす。


「ところで、半日程度か。それとも、もっと? 俺が気絶していた時間は、どれくらいだ?」


 オオガミから答えはない。だが気配は感じる。戸惑っている。話の脈絡のなさに。


「あんたは俺をそこまで真剣に殺すつもりはなかった。そうだろ?」


「どうして、そう思う?」


「一応、あんたの息子だ。手合わせすれば、それくらいは分かる。あんたに殺気がないことも、そして俺はあんたに勝てないことも。で、ここはどこら辺だ? もう、国境は近いのか?」


「な」


 何故、と言いかけたのか。慌てて口をつぐむ気配。だが、もう遅い。


「当たりか。で、もう国境に近い。そうなんだろ?」


 返事はない。

 だが、当惑は伝わってきている。一流の殺し屋であるオオガミが、動揺を隠せていない。

 いいぞ、いい傾向だ。

 ヒーチは安堵する。

 ここまでは、順調だ。


「言っただろ、俺はあんたとやりあってすぐに、殺す気がないことに気付いた。冷静に考えてみれば、あんたには俺を殺す明確な理由はないはずだ。雇い主はフリンジワークだろうから、奴には俺をどうしても殺したい理由なんてない。むしろ、戦争を起こすのにはちょうどいい火種だ。現に最初はアインラードとの戦争の火種に俺を利用したくらいだ」


 また唾を吐く。錆の味のどろどろとしたものが口の中を張り付いているような気分だ。


「じゃあ、俺を殺さずにどうするのか。生け捕りにしてフリンジワークに持っていったら金になるかもしれない。あんたの考えそうなことだ。どうやってフリンジワークまで持っていくのか。こんな騒がしい状況で、どうやってアインラードからロンボウに行くのか。明らかに怪我をして縛られている男をひきずって。答えは簡単。元々、フリンジワークがあんた達殺し屋を送り込んだ『入り口』を使えばいい。きっとどこかの国境検問所だ。その検問所は、アインラード側もロンボウ側もフリンジワークの息がかかっている。ひょっとしたらシャロンか? どっちにしろ、あいつらは手を組んでいるわけだから、一緒か」


 長々と喋っているうちに、馬車の中にひりつくような緊張が満ちてくるのをヒーチは肌で感じる。

 だが、まだだ。まだ、もう少し。爆弾の導火線に火をつけて遊んでいるような心地だが、まだ、もう少し、オオガミを追い込む必要がある。

 ヒーチは冷や汗を流しながら、笑みを深くし、まだ喋る。


「猿轡を取ったのは、俺が叫んで助けを求めても問題のない場所まで来たからだ。けど、道は舗装されている。だから別に人里はなれた山の中とかに来たわけじゃあない。なら、答えは一つだ。もう俺が叫ぼうが関係のない、あんた側のテリトリーに入っている。つまり、例の『入り口』の近く」


 言葉を切り、ヒーチは視覚以外の全ての感覚を動員して気配を探る。

 迷いの気配。何の迷いか。決まっている。

 ここで、ヒーチを危険と判断して殺すかどうかのオオガミの迷いだ。

 かすかな呼吸。それがオオガミが動こうとする正にその瞬間だとヒーチは気付き、


「ここで提案だ」


 その動きを止めるために、声を出す。ぴたり、とオオガミの動きが止まるのを感じる。


「俺は罠を張った。今、俺をつれてそのまま検問所を通ろうとすると、その罠にかかることになる。俺を解放して、お互いに別れよう。それが、穏便に済む方法だ。悪い話じゃないだろ、そもそも俺を連れ帰るのは本来の仕事じゃないんだから」


 沈黙。耳に痛いくらいの沈黙で、妙に馬車の車輪の軋む音と小雨だけが聞こえる。

 それから心臓の音も。自分の心臓の音がはっきりと聞こえる。ヒーチは心臓がばくばくと音を立てているのを聞いて、自分がいかに緊張しているのかを改めて自覚する。

 それも仕方がない。これは賭けだ。この賭けに勝つか負けるか。負けても別に状況は変わらない。既に最悪なのだから。そして、勝てば自由になる。悪くない賭けだ。獣のように口の端が吊りあがってしまうのをとめられない。沈黙の中、獰猛な笑みと共にヒーチは耳を澄ませる。

 やがて、ゆっくりと馬車の中を響くのは、低い笑い声だ。ヒーチのものではない。オオガミのものだ。


「さすが、だ」


 声には紛れもない賞賛。


「さすが、『瓦礫の王』だ。あの、内戦を、止めただけは、ある。推理力も、はったりも、凄まじいもの、だ」


 だが、同時に哀れみと嘲笑が声には含まれている。


「だが、さすがに、この、状況では、頭が、働かない、らしい」


「何?」


「お前は、自分が言った、ことが、自分の首を締めていること、に、気付いていない」


 車中の緊張が一気に緩む。

 オオガミが余裕を取り戻しつつあることをヒーチは感じる。


「俺と、やりあって、俺が、殺す気が、ないことを、理解した。それから、俺が、検問所に、行くことを推理、した。分かるか? 俺と、やりあってから、だ。お前が、俺が検問所を、通ると推理できたのは。俺と、やりあって、すぐに、お前は俺に捕らえられ、さっきまで気絶して、そして今、起きた。一体、どうやって、罠を張る?」


 返す言葉がなく、ヒーチは息を大きく吐いて、ゆっくりと起こしていた上半身を横たえる。


 馬車は進み続ける。





 混乱の中、主人が逃げ出して管理するもののいなくなったトリョラの宿屋の一室。

 熊のようにずんぐりとして髭だらけの男の報告を、薄ら笑いを浮かべる上流市民風の男が聞いている。

 上品な顔立ちだが、男の細い目からも薄い唇からも、軽薄な印象を受けるし、何よりもずっと浮かべている薄ら笑いは心ある人が見ればぞっとするほどに冷たく、陰湿なものを感じさせる。

 足を組み、その部屋のテーブルに腰掛けている男は、報告を聞き終わると立ち上がり、伸びをする。


「そうか、ようやくそうなったかい」


「予想してたんですかい?」


「そりゃあね。ちゃんとした兵隊と無法者共なんて、水と油だ。これまで仲良くしていれた方が驚きだ。よくもったもんだ」


 首を振りながら、男は喜びを抑えきれないように笑みを大きくしながら両手をぱん、と鳴らす。


「さあて、いよいよ、本来の俺達の姿に戻れるぞ」


「いいんですかい、頭? フリンジワークからの指示は……」


 頭、と呼ばれた男、グスタフはその熊のような部下の心配を笑い飛ばす。


「知ったことか。先にやったのはあっちだ。それに、最終的にトリョラが無茶苦茶になるならあの男は喜ぶさ。金やら部下やらだけ増えて、俺はもう我慢の限界だ」


 クローゼットから上着を取り出すと、それを羽織りながらグスタフは宣言する。


「指示出せる奴ら全員に命令だ。枷を外せ。好きに殺して好きに犯して好きに奪え。行くぞ」


 跳ねるような足取りでグスタフはその一室を出て行きながら、叫ぶ。


「現役復帰だ。盗賊団らしく振舞うぞ、はは、堪らないな」


 ため息を一つついて、熊のような男は慌ててグスタフの後を追い、部屋を出て、そして小雨の降る外へと出て行く。


 そうして二人は、小雨をものともせず、力強い足取りで混乱する町の中へ消えていく。

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