dear 自分
最近、壊れかけの君へ。
君の中にいる僕より。
全てを知ってる、同じ体の中にいる僕から、君に伝えよう。
この間、久々に切っちゃったんだよね。
切り口から見えた白い中身にとても安心しちゃったんだよね。
だから、ついついいっぱい線増やしちゃったんだよね。
でも、半袖に隠れる範囲だけにしたのは、えらいんじゃない?
学校で会う人、先生とか友達とかに気を使えたってことなんだから。
もっと手首の周りも切ってよかった、はずだのに。
そこで我慢できたのはえらいよ。
また、ゆっくりでいいからさ。
止まればいいね。
落ち着くまで、ゆっくりゆーっくりまとうね。
学校で笑うだけ切りたいんだもんね。
学校で人に構うのつらいんだもんね。
知ってるよ。
君だもの。
ほんとは、自分の事したいのに、頼られたことに存在感を意識しちゃったんだよね。
だから、断れないんだよね。
前回、少し断り入れたとき、自分から存在感を消しに行った、そんな感覚になったんだよね。
だから、今回はかかった声に全てに対応しようとしてる。
そうでしょ?
そうすれば、自分の存在感はその分あるって思うんだものね。
耐えれるようなら、がんばってごらん。
無理だったら、泣いちゃえばいいさ。
まだ、無理かな?
泣いているのを見せれる相手、まだいないか。
じゃあ、すぐ家に帰っておいで。
直接触れることはできないし、包み込むことなんて不可能な僕だけど。
君が泣きやむまで待っててあげるから。
全部声に出てくるの、待ってるから。
がんばれたら、がんばりな。
無理な時は、あきらめることも大事なんだから。
じゃあ、いってらっしゃい。
…完全にこんなとこに投稿すべき作品じゃない気がするけど。
あくまで、自分用です。
内容は違えど、誰かの慰めになれば、いいのにね。