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ハートブレイクメン

好きだ、好きだ、好きだ、好きなんだ、

好き、好き、好き、ほんとに、ほんとに、

大好きだー、好きだ、大好きすぎる!!!!!!!!!!!!


考えてみれば、よくよく考えてみれば、あの日以来の不可解で不甲斐なかった俺の全てに説明がつく。


あのこにフラれてからやさぐれていた俺は友達からの優しい慰めやきいたことのあるような言葉オンパレードのダメ出しにあきあきしていた。


もちろん、それなりに感謝はしていたし、無いよりは有る方がいいと思いつつも斜めからしか友達たちの言葉を受け入れることはできなかった。


チンケな俺のプライドが

そうさせていたのだ。


俺は自分がフラれた事実を受け止めることができず、実際どうせいつかまたあのこが俺の元にかえってくるものだと100%確信していたに違いない。


俺はどうしょうもなく、バカでアホで情けない男で。

フラれた理由自体がピンときていなかった。


否、全くわからなかった。


7年もつきあって、6年半同棲して、結婚するものだと思っていた。


彼女の人生がどうなふうに変化したのかは知らない。

でも彼女は何の前触れもなくいきなり途中で俺を切った。


いや、今ならわかる、みかぎったのだ。

しかし、その時は全くわからなかった。


特に何もしていない。嫌われる要素がない。何が嫌になったのかもわからなかった。


いつも傍にいるのが当たり前で彼女が求めている『何か』に気がつかなかった。

実は、今もその『何か』はわかっていない。だけど、今、目覚めたことがひとつーー


それは、俺が、約2年と半年たった今でも彼女のことが大好きだということ。


つい3日前まではそれにさえ気がつかなかった。なんて、奴なんだ。

世間には天然ボケがたくさんいて、そいつらは皆鈍感だと言われイジられているがダレも俺の鈍感さには勝てないだろう。


イジるなら、この俺だ!


フラれた彼女のことを吹っ切れずに約2年半もひきづっていたことに自分が全く気づいていなかったなんて…俺は口下手で奥手で物静かな性格だがそういった感覚に対しては研ぎ澄まされているほうだと自負していた。


それなのに…なんてこったい、なんてこったい。

フラれても尚、あのこに片思いしてることを気づかなかったなんて…

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