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Apple信者 女子高生になる

朝起きたら女子高生になっていただと?


生徒手帳に制服、ぬいぐるみ付き鞄まで完備。


本当に社会的にも学生の身分になったようだ。


僕は、前々から藤子漫画や少女漫画のヒロインにあこがれていた。


彼女たちのように振る舞うにはおしゃべりマスコット相方が必要だ。


そうだ!


愛機のiMacを立ち上げ、生成AIと相談、homebrewで次々と必要なアプリをインストールする。


次にAppleWatchとMac、iPhoneを連携、Bluetooth設定もばっちり、シェルを書く。


AWSLambdaと生成AIのAPIを連携。あとはURLでPOSTを投げれば返事テキストが返ってくる。


これをAIボイスソフトで音声化。


よし、これで準備万端だ。


目覚ましが鳴り、家を出る。そして、遅刻になりそうな中、AppleWatchに話しかける。


「あの男子むかつく!イケメンだからって調子に乗ってるんじゃないわよ」


「まあまあ落ち着いて」


しゃべったー!妖精役をAIが務めてくれる。なんて便利な時代なの。


「あのお姉ちゃんなにやってるの?」


「しっ。ほっときなさい」


ちょっと白い目で見ら恥ずかしい。でもガッツボーズを取る。


少女漫画体験を満たされ幸せなApple信者の僕なのでした。

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