民間軍事組織【サーヴォ】
すこし期間が空いてしまいすみません
さて、視点をマーレイに戻す。
私は、新設の特殊部隊の設立後は、王国軍参謀長を勤めていた。
そんなある日私に国王から招集がかかった。その内容は、王国直属の民間軍事組織を設立するよう依頼されたのだ。
私は早速その仕事に取り掛かった。参謀長の仕事を王国統一戦争時に共に戦場を戦い抜いたポールに引き継ぐことを決めた。国王には、軍事組織設立の際に、秘密を守れるのであれば後継は、自由に決めてもよいということになっていた。
さて設立された民間軍事組織【サーヴォ】は、あくまで表向きには、運送企業として設立されたのだが実態は、民主化のために削減することになった王室直属特殊部隊【トリステ】の250人の隊員が参加した。50%の部隊員を確保した【サーヴォ】は、規模を拡大するため軍部が内戦時に作成した民兵の中で戦闘にたけたものや徴兵候補とされた能力の高いもの総勢750人に声を掛けた。
結果として、全員が参加を承諾した。この者たちにも同様の訓練を行った。しかし、以前とは違いすでに編成された隊員たちが訓練をサポートしたため以前よりも短時間での編成が可能になる見込みだ。予想では、1年後には、専門分野で基本訓練が完了し、3年後には、全過程の訓練が完了する見込みとなっている。
陸上部隊の編成計画の策定が完了し、訓練が進み始めたので、続いて、航空部隊と、海洋部隊の設立も開始することを決めた。
しかし、航空機や艦船の調達計画が立てられておらず編成は未定となった。
航空部隊から編成することを私は決定した。早速私は、国王陛下に専用機体の開発を国立技術開発廠(サレアの国営研究所)へ依頼するよう要請した。要請した機体は、輸送機、大型爆撃機、戦闘機、攻撃機の4機種である。
海軍部に関しては、突然転機が訪れた。旧式化した駆逐艦二隻を軍部が処分する計画があるとポールから入手した私は、買収計画を立ち上げた。
この企業の収入は、表向きの業務と、王室特別費という使用用途を非公開で利用できる王室に分配されている予算、旧民兵組織が復興政策へ転換した時に設立された企業からの投資名目での献金、そして、現在の軍部高官は、この件を理解しているので、非公開予算として組まれた予算の一部が寄附されているといった状態だ。
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