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闇の狼  作者: 照屋 啓二郎
王国開放作戦
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フルーク市の戦い最終話「フルーク市陥落」

 わが軍は、開かれた城門から行進しながら侵入した。そして、徹底抗戦をうたう抵抗勢力を無力化した。

 ノルドーには、この街をつなぐ鉄道の駅や多数の倉庫がある。工兵部隊は、鉄道の修理に力を入れ、補給部隊は、ノルドーにある倉庫や物資集積場に物資を移動した。国王と制圧後民衆より新たに選ばれた町長は、ノルドー全域の物資の集積場と、市庁舎などの公的機関の建物の市民の生命に関わらない範囲で無制限に使用することを許可することで、最終的に合意した。ノルドー周囲の川に仮設の橋を架け、守備隊を置いた。また、こちら側の戦線で戦闘している全ての友軍にノルドーへ向かうように指令を出した。

 また、ここで王国派と民主派の友軍民兵は統合し、内部派閥としては、存在するが指揮系統は統一された。この統合による脱退や新たな参加により、民主王国解放戦線は、10万人規模にまで膨らんだがそのうち、熟練したものは、少数であり多くは、新兵と変わらない練度だった。

 ノルドーの街には、15万人の兵力が集まることになり、補給の再整備や空き地や空き家などを利用した臨時兵舎の設置、病院や空き地、公共施設には、衛生部隊による医療施設が整備され、民間の病院とも連携をとることが決まった。

 ノルドー攻略から30日後

 偵察中隊により敵軍がこちらに軍を進める準備をしていることを知ったためわが軍は、砲兵大隊、機甲大隊を含む5万人の正規兵で攻勢をかけた。敵軍は全軍で打って出ようと考えていたためフルーク城の守備隊は、城壁にはおらず抵抗がない中で野戦砲で城壁を攻撃し、崩壊させると、城門を機甲大隊を先頭に突き破り、その後ろを歩兵部隊が続いた。

 城内での戦闘が激しくなっていた最中、フルーク城周囲を遅れて出撃してきた民兵部隊が包囲しており、フルーク城守備隊の最高司令官は、最早敗北は確実と、フルーク全域の全部隊に武装解除を命じた。

 落城後、ノルドーに置かれていた施設や物資の一部をこちら側に移動すると、速やかに、首都までの攻略計画が立てられた。ここから首都までの丁度中間地点に、25万人もの人が住む王国の物流の中心であるメルダース市という街がある。ここに敵軍が全軍の半数である10万人をここに集めているというのだ。ここがこの戦争の天王山であると、国王は判断し、ここでの一台決戦に持ち込むことが決まった。


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