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闇の狼  作者: 照屋 啓二郎
王国開放作戦
11/29

イズ防衛戦

町の前面にある森林に、早速、1偵察小隊を潜伏させ情報収集を行った。また航空偵察も本格化させた。

偵察によると、正規兵部隊1万人は、街前面の森林の更に手前にあるイズ村に本隊を置き左右に部隊を展開した。そして、構成は、4貴族軍総勢2万人が攻勢してきた。二万人の軍は、前面の森林地帯まで進軍すると、各連隊ごとに分かれた。ダンルスト家は、森林地帯で展開すると、「味方部隊に我々は、後方支援に事前の取り決め通り従事する。」と伝えた。先攻は、フォックス軍が務めた。フォックス師団の第三大隊1,000人が森から都市部内に進攻した。ここでは、わが軍は、建造物の爆破をせず建物の陰から銃撃を浴びせ応戦した。敵軍は、どこから飛んでくるかわからない攻撃と戦車からの砲撃及び機銃掃射に、混乱状態にあった。偵察中隊の一部は、ダンルスト家との連携役をになっている。ダンルスト軍に対して1歩兵分隊を村の側面に出してもらい我々の歩兵1分隊と模擬戦闘を行い裏切りを感知させないようにした。

敵の第三大隊に関してだが敵軍は、初動で150人の死者を出し負傷者に関しては、更に、300人出ていた。つまりは、始めの二日間での戦闘で、450人の被害が敵軍には出ていたが我々は、死者5人負傷者20人の25人の被害しか出ていなかった。しかし、敵軍は、さらなる援軍を要請した。この援軍要請に合わせ、敵軍は、街に対する砲撃を開始したがこちらも航空偵察と偵察部隊及びダンルスト家からの情報提供によってより詳細に、敵砲撃陣地の位置を特定していたので、我々からも砲撃と爆撃により反撃を行い敵砲撃陣地を破壊した。こちら側も街に多少の被害を受けたものの、敵の攻撃目標の座標は、大まかなもので、ほとんど被害が出ることはなかった。

その日の夜、マーレイは、1騎兵中隊を率いて、城下町を迂回して通り抜け、街前部の森林地帯に突入した。そこで隠れながら夜明けを待った。段々と空が明るくなってきたとき航空隊が敵陣地に航空攻撃を行った。それに合わせて、わが軍の砲兵隊は、煙幕弾による砲撃を行った。

煙幕弾により、視界が塞がれつい先ほどまでの航空攻撃によって、陣地が破壊され、敵の防衛線が弱まると早朝、朝日が昇るよりも早く、空が明るくなってくると同時に、その煙幕と航空攻撃によって疲弊した敵軍に対し、騎兵突撃を仕掛けると、わが軍は、前線部の塹壕に隠れていた敵兵に、群島で馬上から切りかかると、煙幕が晴れる前に、そのまま反転して撤退した。これにより、敵の全線部では暫く、味方同士で銃弾が飛び交うことになり、一部部隊は、さらに後方の塹壕に、撤退するものまで出てしまい煙幕が晴れて状況を確認したことでようやく、味方同士で撃ち合い自軍にのみそこそこの被害が出たことが明らかとなったのだ。この混乱によって、敵軍は、正規軍部隊を前線部に出すことが不可能な状態に一時的に陥ったため、わが軍は、貴族軍の対処にのみ集中できるようになったのだ。

我々は、戦場となっている街に、追加で歩兵1大隊と3中隊合計1,700人が前線に送られ、到着したことで、こちら側には、歩兵部隊と戦車部隊合わせて2,000人を超える兵力がそろったのだ。また、こちら側は、これに合わせて狙撃小隊を送り込み防衛力をさらに強化した。敵は、これに対し、追加で歩兵2大隊の進軍を決定した.。敵の前線の戦力は、これによって、2,500人程度となった。ここから、各軍がこの街で、大規模な戦闘を起こすことは、明白となり、被害を減らしたいわが軍にとっては、市街地と森林でのゲリラ戦での防衛という状態をとれたことで、思い通りに進んでいるのだった。


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