まとめ
最終話なので、これまでの内容から重要な点をまとめておこう。
・レビューは「作品の内容紹介」「その作品を一文でまとめると?」「最後に一言」の三ステップで書ける。
・タイトルは「誰が何をする話」の形にすると決めやすい。
・レビューが欲しい時は、他作者の感想欄や活動報告にコメントする。もしくはレビューを書く。
・レビューを出すのにちょうどいいタイミングは……
連載作品 → 連載中か完結直後
短編 → 投稿から24時間以内
・やらないほうがいいこと。「固有名詞を出し過ぎる」「ネタバレをしすぎる」「内容に具体性がない」「過度な自分語り」。
・レビューが書きやすいのは「起承転結がしっかりしている」「あらすじがきちんと書いてある」「他の人がすでにレビューを書いている」「短編」を満たす作品。
それでは皆様、良きレビュアーライフを!
……とお別れする前に一言。
ここまで読んだが、レビューを書くことにまだ躊躇いを覚えていらっしゃる方もいるだろう。
「文章も下手だし、テンプレートも上手く使えないかも……」
そんな不安を抱いた方に言いたい。レビューは選挙と同じだ、と。
こんな言葉を聞いたことはないだろうか。
「選挙は誰に投票したかよりも、行ったという事実が大事である」
つまりレビューも、「内容そのものよりも、投稿したという事実が大事」なのである。
下手な文章でも愛は叫べる。「私はこの作品が好きです! だから皆も読んでください!」まずは、そんな風に意思表示をすることが重要なのだ。
文章なんてその内上手くなる。変に技巧を凝らした恋の歌よりも、拙くても心を込めたラブレターの方が胸を打つことだってあるはずだ。
別に、「テンプレートは上手く使えないから自由に書こう!」でもいいのだ。ここでご紹介したテンプレートは、「困った時に活用するもの」くらいの認識で構わないのである。
レビューは書くこと自体に価値がある。内容の善し悪しは後回しで構わない。とにかく筆を執ることが肝心なのだ。レビューは書いた者勝ち、書かれた者勝ちである。
さて、大切なことも言えたので、あらためてお別れの挨拶を。
それでは皆様、良きレビュアーライフを!