2021-22シーズン各チーム分析 バックス編
各チームの戦力分析をスタートします。
まずはチャンピオンのバックスから、まずはイースタンカンファレンスから書いていく予定です。
■ミルウォーキー・バックス
HC:マイク・ブーデンホルザー(就任4年目)
昨季の成績:46勝26敗(第3シード) 優勝
今季の目標:連覇
○戦力評価
オフェンス:A
ディフェンス:B
総合力:A
※評価はS、A、B、C、D、Eとします。
○ロスター
先発予想
PG:ドリュー・ホリデー
SG:ドンテ・ディビンチェンゾ
SF:クリス・ミドルトン
PF:ヤニス・アデトクンボ(FP)
C:ブルック・ロペス
※(FP)=フランチャイズプレイヤー、いわゆるエースの略
(新)は今季新入団選手
(R)はルーキー
主な控え選手
ボビー・ポーティス、パット・カナトン、ジョージ・ヒル、ロドニー・フッド(新)、グレイソン・アレン(新)、タナシス・アデトクンボ、ジェミ・オジェレイ(新)
○戦力分析
まず言っておきたいのは、バックスの連覇は相当難しいということです。
エースのアデトクンボは健在ですし選手としてピークを迎えつつあります。
優勝しての慢心や油断は見受けられないので、今季もMVP候補になるような活躍を期待出来るのですが、それだけでは解決出来ない懸念事項があるのです。
まずは戦力面から見ると、控えとして優勝に貢献したポーティスと再契約することには成功しましたが、チームディフェンスの中核を担っていたPJ・タッカーを失ってしまいました。(ヒートへ移籍)
タッカー流出のダメージはプレイオフでより大きくなるでしょう。
セルティックスでヤニス相手のディフェンスで名を上げた若手のオジェレイを獲得したものの、タッカーの穴埋めとしてはきびしでしょう。
私はバックスのディフェンスはレベルダウンしたと思っています。
次にマイナス面として挙げるのが主力の疲労蓄積問題です。
特にファイナル最終戦から数日後に開幕した東京オリンピックに代表参加したホリデーとミドルトンの疲労はどれほどのものか、簡単に想像がつきます。
コロナの影響で昨季ファイナルから今季開幕までの期間が通常より短いだけでなく、レギュラーシーズンは通常の82試合制に戻ります。
短い準備期間で疲労か抜けずに怪我やコンディション不足を招き失敗した昨季のレイカーズの二の舞になることを危惧してしまうのです。
エースのアデトクンボか昨季プレイオフでの怪我が本当に完治したのか、私は疑問視しています。
昨季に比べて選手層が決して厚いとは言えないバックスが主力選手の怪我で失速する懸念が現実のものとならないことを願いたいですね。
アデトクンボかミドルトン、このどちらかが怪我で長期欠場になった時点でバックスのシーズンは終わってしまいます。
私の予想は優勝は無理、良くてファイナル進出、プレイオフ上位シードを獲得出来なければカンファレンスセミファイナル敗退もあり得ると考えています。
チーム分析だけだと文字数か少なめなので、可能ならもう1話投稿したいと考えています。
仕事か忙しいのに開幕間近でテンション高くなってしまっています(汗)