2021-2022シーズン開幕直前私的優勝予想
だいたんな優勝予想になりました。
新シーズンが開幕するにあたり、優勝予想をしたいと思います。
まず純粋に戦力的観点からいくと、ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングのビッグ3路線が継続し、サポート役のベテランも揃うブルックリン・ネッツとレブロン・ジェームスやアンソニー・デイビスが怪我で連覇を逃したがラッセル・ウエストブルックをトレードで獲得してビッグ3を結成したロサンゼルス・レイカーズが頭1つ飛び抜けています。
次に優勝を狙う次点グループとしては、ディフェンディングチャンピオンのミルウォーキー・バックス、ファイルに進出したフェニックス・サンズ、クレイ・トンプソンが2シーズン振りに復帰し、得点王ステフィン・カリーとの“スプラッシュブラザーズ”が復活するゴールデンステイト・ウォリアーズ、昨季カンファレンス決勝に進出し、さらなる躍進も期待出来るアトランタ・ホークス、カイル・ラウリー、PJ・タッカーなどを獲得して確実に戦力増強を果たしたマイアミ・ヒートなどが挙げられます。
実力はあるが優勝候補になれないのは、“ベン・シモンズ問題”が解決しないフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、昨季リーグ最高勝率チームですが選手層の薄さという問題が解消されていないユタ・ジャズ、エースのカワイ・レナードが怪我でシーズン全休濃厚なロサンゼルス・クリッパーズ、シーズンMVPのニコラ・ヨキッチを擁しながらもジャマール・マレーが怪我で不在のデンバー・ナゲッツなどですね。
この中から優勝を予想する訳ですが、まず脱落するのがネッツです。
最大戦力を誇るネッツを優勝候補から外す最大の要因はアービングのワクチン接種拒否問題です。
チームがこの問題児がワクチン接種するまでは試合出場も練習参加も認めないと決めたことで、ネッツの戦力は大幅ダウンしたので優勝候補から外しました。
シーズン前半のうちにアービングが心変わりしてワクチン接種して復帰すれば優勝候補になるでしょうが、復帰がプレイオフになったりすれば優勝の芽は無いでしょう。
連覇を目指すバックスですが、エースのヤニス・アデトクンボは健在なものの、東京オリンピックに出場した主力のクリス・ミドルトンとドリュー・ホリデーの疲労が気になります。
またPJ・タッカーの移籍は地味に痛いですね。
今のイースタンカンファレンスならファイル進出は可能でしょうが、連覇は厳しいと思います。
昨季ファイル進出したサンズは出来過ぎ感が強く、今季も同じ結果を求めるのは無理難題だと思います。
クリス・ポールと再契約は果たしましたが“第3の男”ディアンドレ・エイトンと契約延長交渉がまとまっていないのは懸念材料でもあります。
2018年ドラフト1位のエイトンはMax契約を要求していますが、オフェンスでもっと成長しないと望む契約は難しいかもしれませんね。
ホークスはエースのトレイ・ヤングとMax契約延長、ジョン・コリンズやクリント・カペラとも再契約して戦力を維持しました。
主力がさらなる成長を出来れば昨季以上の結果も可能でしょうが、優勝するにはまだ足りない部分があると思います。
NBAは勢いだけで優勝出来るような甘いリーグではありません。
今のホークスが順調にいけば数年後には優勝の可能性はあると思いますが、今季は時期尚早でしょう。
ヒートはラウリーとタッカーを獲得したことでイーストでファイル進出も可能なレベルまで復活した印象ですが、優勝のためにはラストピースが足りないのではないかと思います。
ウエストブルックを獲得し、優勝候補になったレイカーズですが、引き換えに選手層の薄さと高齢化という問題を抱えることになりました。
レブロン、デイビス、ウエストブルックのビッグ3にカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ケンドリック・ナンなどが脇を固める布陣は魅力的でもあらりますが、32歳以上の選手が9人もいたりと不安感もあります。
唯一若手でキープしたテイトン・ホルトン・タッカーが怪我したのも不安材料ですし、エースになるべきデイビスが怪我がちなのも不安視する理由になります。
オフェンスは魅力的に見えますが、ウエストブルックやカーメロなどディフェンスに難がある選手が足を引っ張る可能性もあります。
今季のレイカーズは優勝という成功か、失速してプレイオフ早期敗退という失敗かの極端な2択が予想され、非常に予測が困難なチームになっています。
やはりポイントはレブロンをはじめとする高齢化した主力の健康問題でしょう。
大きな怪我無くピークをプレイオフに持ってこれれば優勝の可能性は高まります。
私が1番注目するのはウォリアーズです。
エースのカリーは昨季得点王を獲得するなど優勝時よりレベルアップした印象があり、ここに今年中に相棒トンプソンが復帰予定と、久々にスプラッシュブラザーズが復活します。
ワクチン接種問題で揺れていた接種否定派アンドリュー・ウィギンズはアービングと違い、プレーするために接種しました。
優勝を知るベテランのアンドレ・イグダーラの獲得も地味ではありますが効果的だと思います。
ウォリアーズにマイナスな話は皆無で、これで去年のドラフト2位のワイズマンが順調に成長して先発に定着出来れば、王朝復活も十分可能だと思います。
ということで私の優勝予想は
ファイナル進出はウエストがウォリアーズ、イーストがバックス。
優勝はウォリアーズとなりました。
さて今季はどうなるでしょうか、読者の皆様も自分で予想しつつ、この作品を読んで頂けるとよろしいかと。
結局私はカリーのウォリアーズが好きなんですね。
生粋のレブロンファンではありますが、今季のレイカーズは失敗する雰囲気しか感じられません。