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〜紅に染まった手〜

人の死がたくさんでてきます。苦手なかたは見ないでください。




もしも願いが叶うなら・・


アナタはどうする?




『姉さん嘘だ。姉さん!』

あの日僕は

何かを初めて知った。




「おはよう,和彦」

僕が軽く手をふると和彦も手をふる。

「おっはよぉ!吉良」

僕は一息ついて

「和彦髪染めんのやめとけよー」

としらけた顔で言った。

和彦はほおをプクッと膨らませて

「イーじゃん。別にぃ〜」

と、チャラい言葉をかけてくる。

いつもある普通の会話。

心が休まる楽しい一時。そして、いつもそれを壊す糞教師。

「やあ生徒諸君」

辺りが一斉に静まりヒソヒソ声が広まっていく。



「今日は諸君の新たな仲間 を紹介しよう」

偉そうな態度でいつもの様に話す。




そして新しい仲間とやらが教室に入って来る。

その“仲間”とは、いかにもうざそうな女だった。


「桜庭真弥でぇす!皆さん よろしくお願いしまぁす 」


真弥は目がぱっちり二重でまつげが凄く長い。僕のタイプではないが世間的には可愛いし真弥がタイプの男は多いだろう。

そして真弥が自己紹介をおえたその時・・・・・!

「いたっ!」

軽い頭痛がした。でも、それはどんどん痛くなった。

「うわぁぁぁ!割れるぅ!頭がァ頭がァ!!」

鋭い痛みに頭が割れそうになる。とっさに僕の異変に気付いた和彦が

「先生!俺、吉良を保健室に連れてきます!」

ガタッと和彦は席を立ち僕を保健室まで連れていってくれた。



紅い眼をした少女はそっと吉良の顔に触れる。

「吉良、私の新たなる主人となる男か。この男にティアネスの素質はあるのか?」

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