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新しい世界と冒険 【二】

この小説書いてて面白いです

(これは自己満)

半年が経った。

今日で成人だ。日にち的にも成人式まであと1ヶ月ある。

さて、冒険者になろう。


「行ってきます。お母さん、お父さん。たまには戻ってくるね。」


「レン!行ってらっしゃい。お母さん寂しいけどレンがやりたい事をしっかりやってね。お母さんとお父さんはいつもあなたの味方よ。」


「行ってらっしゃい。言うことは全部母さんに言われちゃったな。頑張れよ。たまには顔を出してくれよ。」


親と別れて1時間くらい歩いた街。

そう、1番近い冒険者ギルドだ。木造で入口の石に『冒険者ギルド』と書いてある。中に入ると正面に受付、左は酒屋?みたいな感じで二階には泊まる部屋がある。受付の人は美人だ。大人っぽい。


「あの、冒険者になりたいんですが」

「冒険者の希望者ね。えーっと、冒険者になるには試験があってそれを受けて合格してもらわないといけないのだけど受験料の1300ベクトはある?」

「はい!親から30000ベクトくらい持たされたので」

「いい親ね」

そう笑いながら、

「私はレイ。あと、冒険者は傍から見て上下関係が分かったら行けないから敬語は基本的に使わないようにね。」

「わかりました。じゃなくてわかった。こんな感じでいい?」

「いいわよ!じゃあ受験料の1300ベクトは受け取ったからこれを持ってギルドの裏の男の人の所に行ってきて。」

受験者と書かれたバッチを渡して後ろに並んでる人を対応し始めた。


「冒険者ギルドの裏…っと。ここか、おーい!冒険者の試験はここで受けれるのか?このバッチを持ってけって言われたんだが」

「おう、ここでいいぞ。俺はラック、お前は?」

「レンだ。」

「そうか。いい名前だな。ところで受験内容だが3つある。どれかを選べ。

1.剣で俺を納得させる

2.魔法で俺を納得させる

3.魔法と剣を両方使った技を見せる。

の3つだ。」

「なんで3だけ見せるだけでいいんだ?」

「そうだな。3は難易度が高いから大分強くないとできないんだ。」

「じゃあ俺は3にするよ」

……身体強化魔法も魔法だからいいよな


「身体強化魔法!!」

周りからオーラ見たいなのが出てくる。


父から貰った勇者の本に書いてあった通りに剣を振り回す。

ついでに地球でよく見たキ〇トみたいなやつもやってみた。


「そこまでだ。やるじゃねぇか。その歳で身体強化魔法なんてな。すまんが見てたらお前と1戦交えたくなっちまった。1回だけ頼めねぇか?」

「いいよ。」

…身体強化魔法は使うMPの量も少ないからな。まだ15くらいしか減ってない。

どうやら身体強化の度合いによってMPを使う量が変わるのか。

「でも、その前にギルドに報告してからじゃないと喧嘩と勘違いされちまう。ここは公式戦と行こうぜ」

「ああ」


一旦二人でギルドに戻ってレイに報告したんだが……


「はぁ!?受験者と公式戦!?何を考えてるの!?」

ザワッ…何故かギルド内が少しザワついてる気がする

「なんかあったのか…ラック?」

「ああ、レイに怒られちまった。ワハハッ」

「俺からも言ってくる。」


「レイ!俺はラックと対戦する約束をしたんだが…」

「何を考えてるの!? ラックはあんな風に見えても元王国騎士団長だったのよ!?」

「……王国騎士団長!?」

「そうよ。今の世界で唯一ドラゴンを倒せるものとして有名なラックなのよ!?」

「そうなのか…。」


「レイ、このレンと言ったか。こいつ成人したばかりなのに身体強化魔法を使って剣を勇者みたいに振る俺が認めたレベルのやつなんだ。」


「そこまで言うのなら……

今からギルド内で公式戦を行います!

対戦者は

あの元団長のラックとラックが認める受験者!」

ザワッ…またギルド内がザワついてる。

まぁ元団長だもんな。俺は知らなかったけど。


「この公式戦は、ラックは木刀、レンは真剣で行う。それでいいわね?」

「ああ、いいだろう。」

「俺だけ真剣でいいのか?」

「ハハっ、なめられたもんだな。流石に受験者には負けねぇよ」

…………「勝負開始!!」


「身体強化魔法…五倍!」

「なっ、五倍だと!?」

風を斬る音ばかりが聞こえてくる。

一見レンが押してるように見えるが、

「はっ!」

一瞬の隙で押し返された

「お前は強い!俺よりも強くなる。だが、まだ経験とLVが足りなかったな…」

「そこまで!勝者、ラック!!」

ラックが勝つのは誰もが知っていたことだが、レンの戦いっぷりに全員が声をあげた。

「…負けかー。ありがとう。もっと強くなって次こそは勝つ」

「頑張れよ。お前は冒険者としてもっと強くなるべきだ。

これで受験者レンの試験を終わる。合格だ。そして特待生だ。おめでとう」

「特待生…?」

「まぁ受付に持ってけばわかるさ」

特待生と書かれたバッチを持ってギルドに戻る。


「これ…ラックから渡されたんだが」

「はい。特待生ね。特待生なんて世界に2人目よ。正直ここから特待生が出たのは驚きだけどあんな勝負見せられたら何も言えないわよ。」

「ありがとう。」

「あと、登録するためにステータス測定をするからこの石版に手を置いててくれる?」

「置いたぞ。」

石版が光ってステータスが浮かび上がってきた

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ステータス




name レン


LV 13




HP 76(623) MP 67(623)




ATK 113(623) DFE 88(623 )




SPD 98(623)




スキル 神の加護/+ステータス/スマートフォン/二刀流/身体強化魔法/覇気/鑑定


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

…え、上がりすぎじゃない?

二刀流?キ〇トみたいじゃん。

身体強化魔法の隣に出てるのは…覇気?

鑑定のスキルも増えてるし鑑定してみるか。


〘覇気〙MP 20

全パラメータが3倍になる。

身体強化魔法と一緒に使うと効果が高まる。


…ほう。強そうだな。とか色々思ってたら


「え…何このステータス…意味がわからない……」

とかレイが言い始めた

「どうしたんだ?」

「どうしたも何もこのステータスは何なの?本当にLV13なの…?」

「ああ、13だ。だがスキルが特殊なようでな。」

「特殊も何も神の加護ってあの勇者様が持っていたスキルと同じじゃない…」

「気にしないでくれ他言無用にしてくれないか?そうしたら困った時に戦力になるから。」

「あなたが戦力になってくれるなら心強いわね。わかった。ただ、ラックには伝えてもいいかしら」

「ああ、まあラックなら」

「じゃあ、呼んでくるわ。ちょっと待ってて」

すごい勢いで出てったと思ったらラックの首掴んで帰ってきた。

「どうしたんだよ」

「このステータスを見て欲しいの」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ステータス




name レン


LV 13




HP 76(624) MP 67(624)




ATK 113(624) DFE 88(624)




SPD 98(624)




スキル 神の加護/+ステータス/スマートフォン/二刀流/身体強化魔法/覇気/鑑定


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「…もう何言っても今更な気がするけどこの短時間でなんでステータスが増えてるのよ。」

「まあそれは秘密だ」

「いや俺を置いてかないでくれ。なんなんだこのステータス。俺のこの頃なんて全部300くらいだったぞ?今はこれだが」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ステータス




name ラック


LV 97




HP 3164 MP 897




ATK 4612 DFE 2862




SPD 2323




スキル 武神/身体強化魔法


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「さっき押されてたのは神の加護か…もう何が何だか知らんが強いことはわかった。もっと成長したらまた戦おう。以上だ」


「……ラックってやっぱすごい人なんだな」

「見かけによらずなんだよね」

昔の勇者のステータスの設定貼っときます


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ステータス




name リク


LV ???




HP 17890 MP 9864




ATK 37816 DFE 27916




SPD 100000「最大値」




スキル 神の加護/大地の加護/身体強化魔法/覇気/聖気/威圧/勇者の誇り


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〘聖気〙MP 150

全ステータスが10倍

身体強化魔法と覇気に上乗せすると効果が高い


〘威圧〙MP 10

相手に威圧をかける。敵が弱いと戦意喪失することもある


〘勇者の誇り〙MP 全て消費

世界のピンチにならないと発動しない。

勇者としての誇りを持つものにのみ使える。

効果はその時によって変わる

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