プロローグ
はじめまして!
こちらの小説を読んでくださりありがとうございます(((o(*゜▽゜*)o)))
更新が遅いことも多くあると思いますが気長に待っていただけるとありがたいです!
こちらのプロローグに関しては読まなくても特に支障はありませんので面白くないもしくは早く本編に行きたいと思った際は飛ばして次のお話に進んでください!
(*・ω・)*_ _)ペコリ
何も無い白い空間、そこには神々しい美しさを持った4人がいた
その4人は悲痛な顔でそれぞれ同じ方向を向き同じものを見ていた、4人が見ていたのは台の上に死んだように眠る1人の少女だった
最初に言葉を発したのは赤い髪をした体格のいい男、火と鍛治の神ファール、ファールは少女に近づき頭を撫で涙を流した
「すまない、本当にすまなかった
俺たちにもっと力があればこんな事にはならなかったのに
お前が望むなら俺は何も言わない、お前のためならどんな事にだって手を貸しやる
お前が望むなら世界だって滅ぼしてやる、だから幸せになってくれ」
次に動いたのは緑の髪にボンキュッボンな体をした女、植物と動物の神フーリア、フーリアもまた少女に近づき涙を流しながら膝をつき両手で少女の手を握る
「ごめんなさい、ファールが言ったようにあなたが望むならなんだってするわ
だから笑って居てちょうだい、あなたのする事にたとえ誰がなんと言おうと私はあなたの望むことに手をかすわ」
3番目に動いたのは水色の髪に細い体をした男、水と氷の神シオン、シオンは少女の頬に手を添え涙を流した
「ごめんね、君の助けになれなかった
肝心な時に役に立てなくて、大切な君すら守れずに神だなんてほんとふざけてるよね
僕だって今度こそ君に幸せになって欲しい、僕も君が望むならなんだってするよ」
最後に動いたのは白い髪に細く青年に見える男、光と生物の神アース、アースは少女の握られていない方の手を握りまた涙を流した
「ごめんね、ワタシは君の役に立てなかったね
君が笑ってるのを見て君が苦しんでることに気づけなかった
次はちゃんと気づいてみせるから、幸せになってワタシも君が望むならなんだってするから」
少女の体がだんだん光に包まれて消えていく、それを見ているそれぞれの神はまるで行って欲しくないというように涙を流して手を伸ばし続ける、神々は同時に同じ言葉を最後に口にした
「「「「愛してる(よ)゛_____゛」」」」
消える直前死んでいるはずの少女がほんの少し笑い、ありえないはずなのに声を聞いた気がした
『ありがとう、ごめんね私も愛してる』
確かにそれぞれの耳にその言葉が届いた