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修三と陽介の、いつも馬鹿すぎて楽しい会話

もう少し話すことあると思うけど、ニューマシンのことしか話していない

作者: 五月雨花月

修三はこの日スロットで負けた。

修三「今日も行ってしまったよ。歩いていたら店があって、吸い込まれるように行ってしまったよ。はあ。あたしってホント馬鹿(魔法少女)」

陽介「うっひょー大丈夫か!」

「死ねばいいのに」

「ぷっ、まあまあ。ブラパ?(インドネシア語でいくら?の意)」

「ひ・み・つ♪」

「ずるいよ、俺はいつも正直に答えているのに」

「それはそれ!これはこれ!」

「俺は勝ったよ」

「いくら?」

「2万くらい」

「よし、第2ラウンド行こうぜえ」

「いやだよ、馬鹿じゃないもん」

「~ぃ元のさ○かちゃんにぃ戻って!(魔法少女)」

「はっはっは」

「はあああ~、君は今何やってるの?」

「ゴロゴロしてるよ」

「つまりアニメ見てると」

「まあ、そうだな。昔の引っ張り出してきて見てるとこ」

「復習は大切だからな。さすがアニメエリート」

「ふん」

「ふふ、そういやあボーナスでブルーレイの新しいレコーダー買うとか言ってたけど、買ったの?」

「ああ、ちょうど今日届く筈」

「古いのはどうするの」

「なんかすぐ読み込み不良起こすからなあ。中身をディスクに焼いたら売るか捨てるかするよ」

「古い女でも必要となれば利用する。ひどい、人ね(新世紀/えあ)。まったく、君があまりにも使いすぎるから壊れたんだろうな。レコーダーの思いを代弁してみると、『・・・何コイツなんで朝からアニメ見るの?死ね!』とか」

「ぷっ、」

「『夜帰ってきたらすぐにアニメかよ!死ね!』、だな」

「あっはっはっは」

「毎日ひとつは録画してたって言うし、やっぱ使い過ぎだよね」

「そうかなあ」

「そうだよ。ニューマシンの名前はリオにする?」

「名前なんてつけないよ。しかしなんでもリオだな」

「じゃあさ、ニューマシンで最初に録画する栄光に浴するのは何のアニメかな?」

「あっはっはっは、カスが!」

「そういやあ今日バスに乗ってたら、運転手さんがアナウンスしてたんだけど、ちょっと面白いことがあったよ」

「何?」

「スピーカーのスイッチを切り忘れたままになってて、車線変更のときなんかに『ぬぁ・・・く、ううん』とか車内に流れてたよ」

「はっはっは、運転手っておっさん?」

「おっさんだったよ。好き?」

「はあ?何が?はっはっは、カスが!」

「またまた。好きなくせに」

「こーのカス野郎が!」

「ええい、このマミさん病みつきか!(魔法少女+赤い彗星のボールペンCM)」

「ふっふっふ、俺だからわかるけど、マニアックすぎるよ」

「今日はジョギング行ったの?」

「天気悪いから行ってないよ。少し降ってる」

「ええ、行こうよー。闇をひたひたと走るジャージな30代独身男性になろうよー♪」

「そのフレーズ好きだね、カスが」

「暗黒の時こそ河川敷ガーディアンの出番だよ」

「寒いからやだよ」

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