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No,01 プロローグ的な何か・・・

つい思い付きでUPしてみた。

続けるかどうかは未定。


ついにHPバーのすべてを削り切られ

轟音と共に崩れ落ちる巨体。

今回のドラゴン討伐戦、約1時間にわたる死闘にようやく決着がついた。


ここRBOでは1時間の戦闘はざらである。

RBO、正式名称ランダムバトルオンライン。名前の通り

同じボスキャラでも毎回攻撃パターンが違い、ゲームクリアの難易度が高い。

その難易度の高さ、フルダイブ技術の確立によって

実際に自分で剣を振るうリアル感が人気のオンラインゲーム。

「何とか間に合ったな。」

「流石にこんな時間ぎりぎりになるとは思わなかったよ」

「おし、メンテだしそろそろ落ちるね。」

「あぁ、またどこかであったらよろしくね。」

ひとり、またひとりとログアウトしていく。

今回、システムによるマッチングでパーティメンバーが決められたこともあり

特に戦闘後の雑談とかもない。

もうすぐサーバーメンテナンスの時間だしね。

『まもなくメンテナンスを開始します。至急、ログアウトして・・・』

あ、アナウンスも流れ始めた。まぁメンテ始まれば強制的にログアウトさせられるし・・・

なんて考え特に落ちることもせずそのまま流れに任せる。

『メンテナンスを開始します』


・・・

・・・・

・・・・・

・・・・あれ?

落ちない?んなばかな?

慌ててログアウトコマンドを選択するが反応がない。

なんだこれ?


『いてててて。。。まったく、毎回8人相手はきついっつーの』

先ほど倒したはずのドラゴンがもそもそと起き上がる。

「え?えぇぇ?」

器用に背中へと手をまわし・・・チャックのようなものを開け始めた。

「あっち~~・・・・もっと涼しくできないのかねぇ?これ・・・」

「・・・・え?」

「・・・あ?」


ドラゴンの背中から出てきた全裸の幼女と目が合い、お互いに沈黙・・・

「ちょっ!メンテもうはじまってるよね?なんで落ちてないのよ!!!」

「・・・・・」



「よう、女王様、おつかれ~」

酒場の主人が気軽に声をかける。それにこたえる全裸の幼女。

「おう。いつものやつな。あいつらどうしてる?」

「了解。あぁ、あっちのテーブルにいるぞ」

そういって奥のテーブルを指差す店主。

ここはゲーム内の酒場「アイリスの屋根」。冒険者ギルドの窓口。

ゲーム自体は今はメンテ中のはず。

なのにここは・・・NPCであふれかえっていた。

いや、NPCだと思っていた人で・・・

「おう、おつかれ。どうだった?さっきの討伐戦」

テーブルに腰かけていたひげ面のいかついNPC・・・だとおもっていた人。

たしか隣国の王様だったような・・・

「いや~、中々手ごわかったよ。ぎりぎりで倒される演出もかなり難しかったし。」

ビール?エール?の大ジョッキを片手に幼女が答える。

相変わらず全裸で・・・

「そっか、順調に育ってるみたいね。冒険者たち・・・」

ひげ面のとなりからやさしい感じの声。こっちも別の国、「水と森の国の女王」だったはず。

良く見たらこの全裸幼女ももう一つの国「砂の国」の女王だ・・・

「そっかそっか。・・・・んで?」

突然、鋭い目つきになったひげ面。

「・・・そいつはなんだ?」

全裸幼女以外の視線が集まる。

「あぁ・・・・イレギュラーだ。」

「・・・まじか。」

「あらあらまぁまぁ・・・・」


RBOとはオンラインゲームである。

フルダイブ技術が確立され、実際に体験することができるゲーム。

そう思っていたんだけど・・・

今、目の前にはひげ面のがたいの良いおっさん、『海と炎の国』の国王。

妖艶な・・・というか露出のやけに多いスタイル抜群な女性、『水と森の国の女王』。

そして・・・何故か全裸で恥ずかしがるそぶりもなく大ジョッキ片手にぐびぐびとやっている『砂の国の女王』・・・

NPCであるはずの彼らが普通に食事している。なにこれ?

「まぁ多分、メンテが終われば普通にログアウト出来るはずさ。」

そういいながら所謂マンガ肉を頬張るひげ面の国王。

「イレギュラーなんて何年ぶりかしら♪」

そういいながら着ている服を整え・・・いや、逆に露出を更に増やそうとするエロい女王。

「んあ?そういえば・・・・5年ぶりくらいか?」

相変わらず大ジョッキを抱えた全裸幼女。彼女の目の前にはからのジョッキが既に20個くらい鎮座している。

「・・・・・」

未だに状況がつかめない俺。それでもようやく質問する程度には落ち着いてきた。

「ここって・・・ゲーム内?なんですよね?」

俺の質問に全裸幼女・・・砂の国の女王が答える。

「うん、まぁ・・・一応?表向きは?」

なんだその歯切れの悪い答えは?

「さっきのクエストで分かったと思うが・・・・あの竜の中身はワシがやっとった。」

うん、そりゃ、チャック開けて出てきたの見てるし・・・わかるけど・・・

「まぁ、表向きはゲームって事でいいのかな?というより・・・遊園地のアトラクション?みたいな?」

と話を続けるエロ女王。

「先ほどのクエストみたいなやつの他に、実際、モンスター討伐クエストはあるんじゃがな。・・・そういえばおぬし、名前は何と言ったかの?」

話を続ける全裸幼女に質問された。本名名乗るべき?

「あぁ、とりあえずゲーム内のキャラ名で良いよ。今後の事を考えればそのほうがありがたい。」

今後?よくわかんないけど・・・まぁいいか。

「えっと、俺の名前はKunny。クニーって読む。レベルは一応、カンストしてるけど特にレアアイテムも持ってないし、一般的なプレイヤーだ。」

そういった瞬間に頭の中に「ぴろりん♪」という音が3連発で流れた。

ステータス画面を開く。というより思い浮かべる。

脳裏にステータス一覧が表示される。右下のほうに点滅しているアイコンがある。

クリックするとフレンド一覧画面に切り替わる。

白い文字でフレンドの名前が並んでいる。

その一番下。

未承認なのでまだ黄色い名前が三つ。

砂の女王の名前・・・シエル。

海と炎の国の王・・・シリウス。

水と森の国の女王・・マグダル。

・・・えーと・・・NPCじゃなかったっけ?

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