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襲撃!!謎の軍団

呉の国


ズシズッシーンッ!!


?「ここに北郷一刀って奴がいるんだな 」


ロボA「間違いないはずだ 」


一刀が城にいない時、突如呉の国に不気味な仮面をつけた巨体の兵士と三体のロボットが攻めてきたのだった。


しかもこの出来事は呉だけでなく、大陸の各所でも起こっていた。


?「しかし肝心の北郷一刀って奴はどこにいるんだ?間違ってるんじゃないだろうな 」


ロボB「何を!お前はあの御方が間違っているというのか!! 」


ロボC「五胡だか何だか知らんが一般兵ごときがあの御方を馬鹿にするんじゃない!!♯ 」


ロボット達と共に現れたのは五胡の国の兵士であった。


五胡兵士「何を!単なる鉄くずのガラクタが五胡を馬鹿にするんじゃねぇ!!お前ら三体まとめてゴミにしてやろうか!!♯ 」


ロボB「やってもらおうじゃないか!!♯ 」


ロボC「あの御方の科学力のすごさを見せてやる!♯ 」


勝手に現れ、勝手に仲間割れする五胡兵士とロボット達


すると


ロボA「むっ!待てっ!喧嘩なんてしてる場合じゃない!小さいが足跡を発見したぞ! 」


バァンッ!!


ロボットが指したところにはたくさんの足跡があった。


五胡兵士「北郷一刀のか? 」


ロボB「奴の足はこんなに小さくはない!こりゃ別の奴の足跡だな 」


ロボC「でもその足跡の奴を見かけないってことは… 」


ロボA「この近くに隠れているかもしれん!見つけて北郷一刀の場所を聞き出そうぜ! 」


ササッ!


足跡の持ち主を探すロボット達


そしてその足跡の持ち主である孫登達は


陸延「あ…あの人達は何ですか!? 」


黄柄「どうやら父ちゃんが狙いのようだな!? 」


敵が来るのを早く察し、近くの茂みに隠れていた。


しばらくは様子を見ていようと考える娘達であったが


五胡兵士「ちっ!くだらねぇな 」


スッ!


五胡兵士は大きな庭石の前に立つと


五胡兵士「うおりゃっ!! 」


ドカァッ!!


バキィンッ!!


五胡兵士は拳ひとつで庭石を破壊した。


すると


五胡兵士「誰でもいいから隠れてやがるなら出てきやがれ!さもないとこの城がこの庭石のようになるぜ! 」


ビシッ!!


辺りに向かって叫びながら庭石を指さす五胡兵士


孫慮「あうぅ…!? 」


呂ソウ「ひっく!? 」


周邵「孫慮、呂ソウ、泣いたら見つかっちゃうから泣いちゃダメなのでしゅ!? 」


この中でまだ幼い孫慮と呂ソウはもう泣きかけていた。


その時!


孫登「甘述、みんなを頼んだよ! 」


甘述「孫登様、何をする気ですか!? 」


後のことを次女の甘述に任せ、長女の孫登は


孫登「やいお前達!暴れるんじゃない! 」


バァンッ!!


五胡兵士達の前に現れたのだった。


五胡兵士「誰だテメェ! 」


孫登「悪人に名乗る名はない!これ以上暴れるのならこの孫登が相手をしてやる! 」


ジャキンッ!!


得物の木剣(ぼっけん)を構える孫登


五胡兵士「ケッ!ガキの相手なんかしてられるか、おいガラクタ共、お前らがやりやがれ! 」


ロボB「ガラクタとはなんだ!! 」


ロボC「俺達にガキの相手なんかさせやがって! 」


ガキの相手をさせられ、不満を感じるロボットであった


ロボA「まぁ子供一人相手に俺達全員が向かうまでもない。北郷一刀への見せしめにガキの首を狩ってやるぜ! 」


ズンッ!!


孫登の前に立つロボット


一方、娘が危険な目に遭っているというのに一刀は何をしているのかというと


一刀「(むっ!何やら気配が…) 」


一応気配は察知していたのだが


蓮華「一刀、よそ見してるんじゃない 」


一刀「は…はいっ!? 」


蓮華とのデートでそれどころではなかった。


蓮華「ちょっと試着してくるから待ってろよ 」


一刀「御意! 」


そして蓮華は試着室に入るのだった。


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