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暴言厳禁!怒りの炎蓮

一刀達新星達が不在のなか、五胡兵士達と戦う大陸軍


最初は大陸軍が押していたのだが才蔵の開発したリボーンパウダーによって不死身の力を手に入れたビューティー華斑の出現により状況が変化し、華斑は新星以外の忍達を封じ込め、五胡兵士達の勢いが増していた。


そんななかビューティー華斑に向かっていった人物がいた。


その人物こそ…


炎蓮「若僧、あたしが相手になってやるよ 」


バァンッ!!


蓮華達孫三姉妹の母であり、一刀の義母、孫登と孫慮の祖母にあたる孫堅こと炎蓮であった。


蓮華「は…母様!? 」


危険がないよう船内にて戦いを観戦していた蓮華は母の出現に驚いていた。


ビューティー華斑「何を言っているのだ貴様!忍ですら敵わぬのに、忍でない貴様が美しい私に勝てるとでも思ったか! 」


シュッ!


華斑は炎蓮目掛けてレイピアを繰り出すが


サッ!


ビューティー華斑「なぬっ!? 」


炎蓮は軽く避けてしまった。


炎蓮「今のがお前の本気かい?だとしたら遅い一撃だねぇ 」


ビューティー華斑「何だと!! 」


華斑を挑発する炎蓮


炎蓮「なら次はこちらからいかせてもらうよ! 」


バッ!!


剣を持った炎蓮は華斑目掛けて向かっていった。


ビューティー華斑「こんな攻撃ごとき、不死身である私が避けるまでも… 」


最初は避けようとしない華斑であったが


ぴくっ!!


ビューティー華斑「(はっ!?) 」


この時、華斑の動物的勘がこの攻撃は食らってはいけないと察知した。


サッ!


何とかギリギリで炎蓮の攻撃を避ける華斑であったが


はらりっ!!


髪を少しばかり切られてしまった。


しかも髪とはいえ不死身なので再生されるはずであったが再生されなかった。


それはすなわち


ビューティー華斑「馬鹿な!?私の再生能力が通じないのは同じく死から甦った者のみ、ということは貴様も死人なのか!? 」


炎蓮「若僧、正解さ! 」


バァンッ!!


そう、読者も知っているだろうが炎蓮もビューティー華斑と同じく元死人である。


それも本編開始以前からの死者なのだ。


そもそも炎蓮が甦ったのは華斑を甦らせるのに使ったリボーンパウダーが偶然にも風に流され、炎蓮の墓にかかったからである。


炎蓮「あんたが自分から言ったんじゃないか、あんたを倒せるのは元死人だってね。ならあんたを倒せるのはあたししかいないわけさ! 」


確かに華斑に傷をつけられるのは同じく元死人の炎蓮だけである。


ビューティー華斑「まさか私と同じ元死人が大陸軍にいただなんてな!? 」


これにはさすがの華斑も予想していなかったのだが


ビューティー華斑「しかし 同じ元死人でも貴様と私ではかなりの差がある 」


炎蓮「なにっ? 」


ビューティー華斑「それは美しさだ。私は死んでからまだ数年くらいしか経っていないが貴様はどう見ても死んでから十五年以上経っている!つまり貴様は古いんだよ老いぼれ! 」


カチンッ!!


炎蓮「お前、いま何て言った? 」


ビューティー華斑「は?年寄りだから耳が遠いのか?このクソババア! 」


カチカチンッ!!


この時、実はこの様子を見ていた雪蓮は思った。


雪蓮「(あちゃ〜!?あの華斑って奴、死ぬかもね。御愁傷) 」


そしてその直後


炎蓮「くたばりやがれこの若僧がっ!! 」


バッ!!


剣を構えた炎蓮は華斑目掛けて飛び出した。


ビューティー華斑「フッ!さっきはつい油断したが私が本気を出せば貴様のような老人なんていつでも殺せるのだよ! 」


シュシュッ!!


華斑は印を結ぶと


ビューティー華斑「華遁・花弁手裏剣! 」


シュシュシュッ!!


刃と化した花びらが炎蓮目掛けて繰り出された。


だが


炎蓮「こんなものがなんだってんだ!! 」


ダッ!


スパパッ!!


炎蓮は体を切られながらも華斑への突撃を止めない


ビューティー華斑「普通は避けるか弾くところだがまさか突っ込んでくるだなんてな、だがそれだけ殺しやすいということだ! 」


シュシュッ!!


ビューティー華斑「華遁・花弁乱舞! 」


ぶわぁっ!!


華斑は更に花びらの数を増やしていくが


炎蓮「それがどうしたーっ!! 」


ダッ!


スパパッ!!


やはり炎蓮は歩みを止めることなく前進してきた。


並の人間ならば最初の花びらの時点で動けなくなっているのに


それを知っているからか華斑は


ビューティー華斑「ひっ!?来るな!? 」


炎蓮に対して恐怖を感じるしかなかった。


ビューティー華斑「わ…私に近寄るなーっ!? 」


シュシュッ!!


ビューティー華斑「華遁・蔓縛りの術! 」


シュルリッ!!


ギュッ!!


華斑は蔓で炎蓮の手足を縛り、これでようやく前進を止めたかと思いきや


炎蓮「こんなものが効くかーっ!! 」


ブチチッ!!


炎蓮は強引に蔓を引きちぎり、華斑へ向かっていった。


ビューティー華斑「私の蔓を力業で引きちぎるだなんて!?だったら… 」


シュシュッ!!


ビューティー華斑「華遁・百花繚乱(ひゃっかりょうらん)! 」


バババッ!!


いきなり華斑の数が増えてしまった。


ビューティー華斑達『ハハハッ!どれが本物かわかるまい! 』


この術は影分身と違って偽者にも影があるため見抜くのは難しく、更に葵の氷分身のようにもし間違えればダメージを食らってしまうのだ。


確かに常人ならば通用する術なのだが


ガシッ!!


ビューティー華斑「えっ!? 」


分裂したうちの一人を捕まえる炎蓮


そして


炎蓮「お前が本体だな! 」


バァンッ!!


何と!?一発で本体を見抜いてしまった!


ビューティー華斑「な…何故私が本体だと気付いた!? 」


その理由は…


炎蓮「単なる勘だ 」


勘によるものだった。


雪蓮の勘は母譲りなのかもしれない


炎蓮「それよりあんた 」


ぐっ!!


炎蓮は華斑を捕まえている手に力を込めると


炎蓮「あたしに対して何を言ったっけねぇ♯ 」


ゴゴゴッ!!


ビューティー華斑「ひぃっ!? 」


この時、華斑は生まれて数少ない恐怖を体験した。


炎蓮「悪い子にはお仕置きが必要だぁーっ!!♯ 」


ビューティー華斑「ぎゃあぁーっ!? 」


ドガバキボコッ!!☆ミ


その後、炎蓮からの拷問を受ける華斑


蓮華「みんなは見ちゃいけません!? 」


その内容は詳しく書けないが幼い子供達には絶対見せられないものである。


やがて数分後


ぴくぴくっ…


華斑は自慢の顔が原型をとどめられないほど殴られ、体の骨も折られまくっていた。


しかしそんな目に遭わされたというのに華斑は死んでいなかったのだった。


炎蓮「生かしておけば何かと使い道があるかもしれないからね 」


そして


パァッ!!


華斑が気を失ったことで封印されていた忍達は解放され


五胡兵士「先生がやられた!?もうダメだ!? 」


司令塔である五胡兵士達にもはや戦う気力はなく


炎蓮「テメェらも痛めつけてやるぜーっ!! 」


五胡兵士達『ぎゃあぁーっ!? 』


ドガバキンッ!!☆ミ


大陸軍に倒されるしかなかった。


炎蓮「ふぅ、久し振りに暴れたから楽しかったぜ 」


雪蓮「あはは…!? 」


もう絶対炎蓮を怒らせないようにしようと決める雪蓮


そして五胡兵士達との戦いが終わろうとしたその時であった。


猿帝「むっ、こりゃちょっと不味いかもしれぬな!? 」


蓮華「猿帝殿、一体どうされました? 」


蓮華が聞くと


猿帝「一刀が自決(自殺)しようとしておる!? 」


蓮華「何だって!? 」


驚きの内容を聞く蓮華


猿帝「幸いにも戦いは一段落したようじゃし、儂の転移忍術で直接一刀のところにいけるが儂を含めて十五人しかいけん 」


猿帝を含めるというのなら十四人までしか行けなかった。


問題は誰を連れていくかだが


桃香「呉の皆さんで行ってください 」


蓮華「えっ!? 」


華琳「一刀は呉の忍、なら呉が行くのが普通でしょ 」


確かにその通りである。


茜「もちろん私達忍もついていきます! 」


炎蓮「すまないがあたしは疲れたから少し休ませてもらうぜ 」


というわけで行くのは呉軍の九人、忍達五人、更に子供なら可能ということで子供達も向かうことになった。


最初は子供を置いていこうとしたが


孫登「父様を助けるです! 」


と娘達全員が言ってきたので連れていくしかなかった。


猿帝「それではいくぞ! 」


蓮華「(一刀、あなたに一体何が起きたの!?) 」


シュッ!


一体一刀に何が起きたのか?


それは数時間前に遡るのだった。

〜娘メモリー〜


『第二の幽州アイドル』


吹音「白音♪ 」


白音「ママしゃま〜♪ 」


一刀と吹音の娘である白音


まだ二歳であるが兵達に人気があり、幽州第二のアイドルとまで言われていた。


兵士「はぁっ〜、風切将軍がお嫁にいった時は泣きまくったが 」


兵士「やはり娘さんもかわいいな、将来美人になるぞ 」


兵士「うちの子と結婚させて『お義父さん』って呼んでもらうんだ! 」


兵士「あっ!ずるいぞ!!俺だってお義父さんって言われたいのに!! 」


将来的に不安が感じられる白音であった。

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