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とある戦神のゲームプレイ  作者: 眠眠蝉
一章 ゲーム開始
3/5

3

始まりの町に来るまでに、4回ワードッグに遭遇したが、全て再召喚したレーヴァテインで倒すことができた。

NPCに、手に入れたワードッグの牙を全て売る。全部で500Gになり、最初に配布された1000Gと合わせると1500Gになった。(Gはゴールドの略)

プレイヤーのやっている露店が並ぶ大通り(通称露店通りというらしい)へ向かうと、左右に様々な露店が並び色とりどりの防具や、武骨な武器が露店に並んでいた。

露店を覗くプレイヤーや、それに対応するプレイヤーの喧騒は現実の町をもしのぐほどで、思わず俺は

「まだ、正式サービスが始まって1日もたっていないのに凄い賑わいだな」と呟いてしまった。


俺も、露店を覗いていくことにする。


30分ほどかけて見ていくと、いくつか気になるものがあった。


グレイコート


DEF7


グレイウルフの毛皮を使って作られたコート


革のグローブ


DEF4


ATK2


普通の革を使って作られたコート


レザーメイル


DEF8


普通の革に特殊な加工をして作られた革の軽鎧


因みに値段は、グレイコートが600G、革のグローブが300G、レザーメイルが700Gだ。他にも


鉄の重鎧


DEF17


鉄の小手


DEF12


等があったが、二つとも1500G以上したし、装備したらまともに動けなくなりそうなので、やめておいた。


結局グレイコートを買い、装備すると1つ200GのMPポーションを3つ買い、またワードッグを倒しに向かった。


東の平原に着くと、さっきよりも戦闘をしているプレイヤーの数が増えていた。

時刻は8時なので、仕事から帰ってきた大人たちがゲームを始めたのだろう。俺はさっき戦っていたとこよりも奥に移動し、レーヴァテインを召喚する。MPは町にいる間に自動回復し満たんになっていた。


「ワン、ワン」


後ろから犬の鳴き声が聞こえたので、振り向くと、後ろにワードッグがいた。

レーヴァテインの一撃でワードッグを倒すと、周りから聞こえる犬の鳴き声。周りを見回すと、4匹のワードッグに囲まれていた。


レーヴァテインの特殊効果である、『フレイム』を使ってみるか・・・


「燃え尽きろ『フレイム』」


俺はそう叫ぶと、レーヴァテインを振り回す、剣先から炎が噴き出しワードッグたちを燃やしていく。

30秒ほどすると、炎は止まったワードッグたちのいたところには、それぞれ1本ずつ牙が落ちていた。

俺はそれを拾っていき、インベントリにしまう。


20分くらいかけ、12匹のワードッグを倒すと、ポーンという電子音が頭の中で鳴り響いた。

メニューを確認すると、LVが1上がりHPが255、MPが85になっていた。

スキルは、戦器召喚LV2 光魔術LV1 武器術LV2 になっていたが、新しい魔術を取得できたりするのは、基本的にLV5ごとなのでまだ気にしない。


ついでに、スキルは種族LV5ごとに新しく取得することができる。


さて、防具もそろえたので種族LVが5になるまでは、この東の平原で狩りを続けることにする。









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