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とある戦神のゲームプレイ  作者: 眠眠蝉
一章 ゲーム開始
2/5

2

とにかくまずは装備品とかの確認か、俺はメニューを開いた。


名前:コウ


種族:光戦神の末裔LV1

HP250/250


MP70/70


スキル 戦器召喚LV1 光魔術LV1 武器術LV1


使用可能スペル

ライトヒール ライトショット


使用可能アーツ

無し


召喚可能戦器

レーヴァテイン

属性:火

ATK13

特殊効果『フレイム』MPを消費して火炎を生み出せる


装備品

頭:無し


胴:布の服


腰:布のズボン


足:革のブーツ


腕:無し


右手:無し


左手:無し


アクセサリ:召喚の指輪


ATK1


DEF6


所持金1000G


ふむ、最初に召喚できるのはレーヴァテインか、確か北欧神話に出てきた武器だったな。

まあいい、さてフィールドに出て戦闘をするか。


ということで、俺は初心者向けのフィールドという東の平原に来ている。

周りには、何人ものプレイヤーがいるが、皆それぞれの戦闘に夢中のようだ。

とりあえず、レーヴァテインを召喚することにする。


「召喚 レーヴァテイン 」


俺の目の前に、一振りの美麗な剣が現れた、たくさんの装飾が施されているが、剣身は丈夫そうで、切れ味も良さそうだ。


MPを確認すると60/70となっている、一回召喚するのに10MPを消費するのか、これは多いのか少ないのかわからんな。


そんなことを考えていると、でかい犬が現れた。まずレーヴァテインを、犬に向かって振り下ろす、すると犬は真っ二つになり、ポリゴンのかけらになって消えてしまった。


・・・え?


犬がいた場所に、一本の牙が落ちていた、おそらく犬のドロップ品だろう、インベントリにしまうとワードッグの牙という名だった。さっきの犬はワードッッグという名前だったようだ。


それから、5回程ワードッグとの戦闘を繰り返すとレーヴァテインは消滅してしまった。


草原の奥のほうへ歩いていくと、また犬が現れた。今度はスペルで攻撃してみる。


「ライトショット」


突き出した俺の手のひらから、小さい光の塊のような物が飛び出し、ワードッグに直撃したが、ワードッグのHPバーは三分の一ほど残っており、ワードッグの体当たりをもろにくらってしまい、嫌な痺れが俺を襲う、このゲームは痛覚を完全に遮断するため、敵に攻撃されても痛みではなく痺れを感じる、例えるならずっと正座をしていた後に足がしびれる感じの痺れだ。

再度のライトショットでワードッグを倒したが、HPを確認すると200/250

になっていた。一撃で2割も持って行かれたということだ。流石にこれではまずいので、防具を買うため一旦町に戻ることにした。


俺は、自分にライトヒールをかけ、ワードッグのドロップであるワードッグの牙を拾い、俺が最初に立っていた広場のある『始まりの町』に戻るため、町の方向に歩き出した。

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