●4章のあらすじ
ラサ村の少女カリマは、魔王ネクロザールの役人に殺された姉の仇を討つため、勇者を率いる青年エリオンの仲間に加わる。
エリオンは、自分が女性だとカリマにだけ明かす。カリマはエリオンの恋人のように振る舞う。
エリオンは、聖王の都の壁画を破壊するなど大陸を周り、やがて魔王城に乗り込む。
魔王ネクロザールとの戦いは苛烈を極めたが、勇者セオドアがネクロザールの首をはねて勝利する。
エリオンは魔王城に封印をほどこし、勇者たちを追いだした。七人の勇者は故郷に戻り建国し王となった。
ラテーヌ国の女王となったカリマは、大臣たちに結婚を勧められるが、マルセルを愛する彼女は他の男とは結婚したくなかった。ちょうど、妊娠したエリオンが訪ねてきた。カリマは、エリオンの娘コンスタンスを自分が産んだことにして、結婚を回避した。
コンスタンスが二歳の時、コンスタンスの実の父がネクロザールだと判明する。エリオンは、ネクロザールへの愛を打ち明け去っていった。
カリマは勇者たちの会合に四歳のコンスタンスを連れていった。ネクロザールが愛妾たちに産ませた子供が、悪魔狩りと称して殺されていたことを知る。カリマはコンスタンスの父がネクロザールだと発覚することを恐れ、自分の本当の娘として厳しく育てることを誓った。




