●これまでのあらすじ
ラサ村の少女カリマは、魔王ネクロザールの役人に殺された姉の仇を討つため、村をネクロザールの役人から救ってくれた青年エリオンの魔王討伐隊に加わる。
エリオンは女性だった。カリマはエリオンの望み通り、彼女の恋人のように振る舞う。
エリオンは、人の傷を治し、また人の心を操る力を持っていた。
彼女は、聖王の都の壁画を破壊するなど、誤った伝説の痕跡を次々と消し、聖王と聖妃の尊い愛の教えを広めていった。
いつしかエリオンは史師と、カリマ達七人の戦士は勇者と呼ばれるようになる
カリマがエリオンたちの仲間に加わり七年が経った。勇者たちはいよいよ魔王城の決戦に挑む。
エリオンと勇者たちは魔王城の隠し通路を進むが、魔王の腹心ヴァルガスの隊が待ち構え、勇者たちは苦しむ。
が、魔王ネクロザールが、ヴァルガスを倒し、勇者たちは窮地を脱する。エリオンの心を操る力により、ヴァルガスの部下たちは涙ながら魔王城を退く。
城には、ネクロザールと史師エリオン、そして七人の勇者が残った。
エリオンの力を欲するネクロザールは、エリオンに王位を譲ると誘惑する。
彼女はネクロザールの誘いに乗るも、カリマの説得で目を覚ます。エリオンはクリスタルの玉座に閉じ込められた。
ネクロザールと勇者たちの戦闘が始まった。魔王は難なく勇者たちの攻撃を交わす。
ジュゼッペが夢から目覚め、エリオンに禁じられた火の魔法をネクロザールにぶつける。
クリスタルの玉座から脱出したエリオンは、ジュゼッペに氷の魔法を使わせようと説得する。
揉めている隙にセオドアが背後からネクロザールの首を撥ね、戦いは終わった。
エリオンは魔王城に封印をほどこしひとり城に残る。勇者たちは城から脱出した。
七人の勇者は話し合い、自分たちが故郷に戻って国を建て、それぞれが王に即位することとした。
そして五年に一度、魔王城の前に集まり、平和を守るため話し合うことにした。
カリマは女王になる決意を胸に、仲間たちと五年後の再会を約束し、帰郷した。




