●2章のあらすじ
魔王ネクロザールがゴンドレシア大陸を苦しめていた時代。
ラテーヌ領地のラサ村の鍛冶屋の青年マルセルは、後にラテーヌを建国した女勇者のカリマの幼馴染。
マルセルはカリマの姉シャルロットに恋をしていたが、シャルロットはラサ村の若い村長リュシアンと結婚した。
しかし、ネクロザールの役人たちに、村長リュシアンとシャルロットは殺され、ラサ村が支配される。
後にエリオン教の開祖として知られる青年エリオンと六人の勇者が、ネクロザールの役人を倒し、カリマ達を救う。カリマは姉の仇を討つため、エリオン達の仲間に加わった。
カリマが旅に出て七年後、勇者たちは魔王ネクロザールを倒す。カリマはラテーヌを建国し女王となり、マルセルは女王カリマの側近となる。いつしかマルセルは、姉シャルロットではなく、カリマに恋していた。
ほどなくカリマは子を身籠る。誰もが子の父親をエリオンだと思った。カリマは産婆オレーニアと二人きりで出産。娘はコンスタンスと名付けられた。
コンスタンスが十一歳になり、勇者セオドアの息子ネールガンド王子アイザックとの結婚話が持ち上がる。王女コンスタンスはカリマの厳しい教育に苦しみ、アイザックとの結婚を希望する。
カリマは、コンスタンスの幸せを願い、娘がエリオンの血を引いていると明かす。コンスタンスはラテーヌの女王になることを決意し、母と娘は和解した。
コンスタンス立体式の前夜、マルセルは長年の恋心が抑えきれず、カリマを抱く。なんとカリマは処女だった。
コンスタンスの実の母は、産婆オレーニアだった。
実はカリマもマルセルを愛していた。二人は正式結婚はしなかったが、夫婦のように暮らした。




