●これまでのあらすじ
魔王ネクロザールがゴンドレシア大陸を苦しめていた時代。
ラテーヌ領地のラサ村の鍛冶屋の青年マルセルは、後にラテーヌを建国した女勇者のカリマの幼馴染。
少女カリマは、ラサ村一番の狩人で弓の名人で、彼女の姉シャルロットとは機織りの名人。評判の美人姉妹で、村の男はみなシャルロットに憧れていた。
マルセルもシャルロットに恋をしていたが、彼女はラサ村の若い村長リュシアンと結婚した。
ラサ村は平和だったが、ネクロザールの役人たちが、税を納めない村長リュシアンを詰問。村長夫妻のリュシアンとシャルロットは殺され、ラサ村はネクロザールの役人に支配される。
後にエリオン教の開祖として知られる青年エリオンと六人の戦士がラサ村を訪れ、ネクロザールの役人を倒し、マルセル達を救う。彼らはネクロザールを倒すためにゴンドレシア大陸を回っていた。
カリマは姉の仇を討つため、エリオン達の仲間に加わった。
一方、マルセルは、ラサ村の村長として、ネクロザール軍の攻撃から村を守った。
エリオンが率いる魔王討伐隊は、しばしばラサ村に立ち寄る。カリマは、仲間が眉をひそめるほど、エリオンの恋人のように振る舞っていた。
やがて、エリオンが率いる魔王討伐隊の七人の戦士は、カリマも含めて勇者と呼ばれるようになった。やがてエリオンは師司と呼ばれ、彼の教えは大陸中に広まった。
カリマが旅に出て七年後、エリオンが率いる七人の勇者は、魔王ネクロザールを倒した。
七人の勇者は故郷に帰り、国を建国して王に即位することが決まった。エリオンはひとり、ネクロザールの封印のため魔王城に残った。
ラサ村に帰郷したカリマは、ラテーヌの女王となった。そしてマルセルに側近になってほしいと頼む。
マルセルは、カリマに恋していたことに気がつく。彼は叶わない恋を秘めて、カリマに着いていくことを決意した。




