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テーマ詩集:いつか

その日が明日にかわるまで

作者: 歌川 詩季

 まだ、さよならしたくない。

 疲れた顔 疲れた背中 疲れてる胸

 きみにむけるやさしさだけは のこしたいけどね


 なくしたなら みつけるまで

 膝丈(ひざたけ)でも闇を裂くよって約束した


 だけど その日は やがて明日(あす)にかわる

 未来(さき)にのばしただけじゃあ かなしくて

 泣くな その日は 明日(あす)にかわる

 それまで 今日はまだ ぼくのもの



 笑える嘘 笑えぬほんと 笑わないほほ

 ぼくにむけるまなざしの数 減るのはなぜかな?


 うばわれたら とりもどそう

 強いきもちだけが希望(ひかり)って信じてるよ


 だけど その日は すぐに明日(あす)にかわる

 未来(さき)は見えない それでもわかるんだ

 泣くな その日は 明日(あす)にかわる

 それまで 今日はまだ そばにいて



 やがてくる その日まで

 勝手な不安かもしれませんけど(苦笑)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分だったら『その日は昨日にかわる』って表現するななと思いました。 『明日』ってところが前向きに感じさせてくれて良いですね! [気になる点] 自分は後ろ向きなのかな…… わかってはいたけれ…
2023/01/07 17:55 退会済み
管理
[良い点] どんなに先のことでも時が進む限りいつの間にか「明日」になって、一夜明ければ「今日」になってしまう。時間の有限さが身に染みますね。 それだけではなく、「今日」の出来事も日付が変われば「昨日…
[一言] 慣れていくことで変わっていく気持ち 慣れていくことで減っていく仕草 当たり前と思ってしまっているのは 当たり前と思ってもらえているってこと だから、「当然」と振る舞っていいわけじゃないけ…
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