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独白

お話としては初投稿です。

これからゆるりとよろしくお願いします。

 この生活を続けてどれくらい経ったかは、もうよく覚えていない。

 ただ、どこかに伝手がある訳でも無かったおれは、そのまま冒険者になった。

 ほかに道がある訳でも無かったし、無収入だった孤児時代よりは、食い扶持に困らなくなった分、大分マシになったと思う。

 それでも、その日の依頼の内容によって収入は大分変る。依頼が無くて、無収入の日だって珍しくない。

 たまにある魔物討伐は、運が良かったら生き残って。その収入で少しだけ贅沢が出来た。

 まぁ、おれなんかが駆り出されることは滅多に無いんだけどね。

 同じランクの冒険者たちは、仲間と一緒に魔物討伐の依頼で出かけているみたいだけど、おれは命が惜しいからやっていない。けれどたまに、本当にたまーにだけど、以来で街の外に行くことがあり、その時に魔物に遭遇することもある。そういう時は逃げるか、仕方なく戦うかのどちらかになる。逃げた先に他の冒険者がいれば助けてもらえることもあるし、そこがおれにとって戦いやすい場所だったらそこで戦うことが出来る。それでもやっぱり危ない目には何度も遭っているけれど、まだ生きているからいくらでも反省はできる。

 おれはいつも一人だし、仲間を作ろうにも口下手で何よりヘタレなおれは誰かに付いて行って冒険に出ることが出来なかった。

 それでもおれは生きている。

拙い文章をここまで読んでくださってありがとうございました。

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