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第0話『人生はクソだらけ。』
風の吹く街、高いビル、そして1人のー
自殺志願者。
これだけの条件があれば、何が起こるか予測できるだろ?俺、神代 秋穂は今から自殺する。
なんでって…そんなもん今の人生に絶望したからだ。
親は物心つく前に俺を捨て、中学高校は不良とつるむ毎日だった。
喧嘩もしたし悪いことならたんまりとやったが、つい先日会社で後輩の横領の濡れ衣を着せられたところだ。
「あー…全くクソな人生だな…次生まれるなら、自由な人生を歩みたいもんだ…」
そういって、俺は身を投げた。