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KRASH!  作者: 神無月楓
はじけろ!サマースプラッシュ
58/88

相次ぐ不思議な夢と

こんばんは、せっかくの三連休に何にもしないでいました神無月です。

敢えてしたとしたら、う~んwというかんじでした。

私が暇な時=誰も暇じゃない

私がスケジュールいっぱいの日=スケジュールが被る

とまあ、何かイライラする時があります。で、私はどうするかというと、私情以外ならいっそ全部断る!という手段を使いますが絶対にそんな事やらないで下さい。嫌われます。

さてさて何日遅れでしょうか、今回はタイトルからは分かりにくい話です。本当は“彼の”誕生日当日に投稿、が良かったのですが。無理でしたので。

まあ今回もどうぞ。

「はい。あなたは今日が確か…。」


「ぎゃっ。」

桜は勢いよくベッドから跳ね起きた。まず始めに見たのは、壁。続いて聞こえたのは、ルームメイトであり親友の明莉の耳障りないびき。(騒音注意ってやつ)そして記憶にまだあるのは、今私は寝ぼけていたという事だ。

「ぎゃっ、じゃないわよ。どうして私、起きちゃったの?」

いつもならすぐにベッドから抜けられないので、早め早めに起きる桜だが、今日はヤケに早い。だって時計を見ると、まだ4時だってさ。あり得ないね、なんて思いながら桜は溜め息をついた。

「こんな時間よ、早いにも程があるわよ。」

自問自答を繰り返した挙げ句、彼女は珍しく二度寝を諦め、そのまま制服に着替えた。

「何だっけ、見た夢。それがきっと原因よね。悪い夢見たんだわ…。」

だけど思い出せもしないので、桜はそのまま、考えるのをやめた。

「さて、何をしようかな。」

やることがない時は、常にオシャレの研究をしなさい、それは桜だけの考えだ。


数時間後。

「ンガガガァーコクッ、ンガガガァーコクッ…ふぎぁーおは」

「バリバリうるさいんだけど!!」

「あっ桜ちゃんおはよ。」

怪獣…(じゃない、間違った)明莉は突然口から騒音を発するのを止めたかと思うと、おはようと言っておきながらベッドから転がり落ちた!

ドッスン!

「ちょっと!あんたも寝ぼけてんじゃないの!?」

「ふにゃふにゃ…そうだったぷぎゃ~、今日はあんたの…だったムニャムニャ…。」

「ムニャムニャ!?何そんな漫画みたいな寝ぼけ方!!いいから起きなさいよ!」

桜は強引にも明莉を揺さぶり、大きな人形を扱うように、抱えて起こした。

「ほら!はーやーくー!」

ぐったり空気の抜けた怪獣(じゃなくて)明莉は、目をこすって、「お腹すいた」と呟いた。


一方、考輝たちはそれぞれのクラスの友達と一緒に、朝を過ごしていた。

ちょうど今日、隼人は生徒会の仕事だとか言っていたらしく、朝の時点では不在だったそうだ(気付いてやれよ)。& 涼太さんは何やらクラスでのパーティーをやると言い残して、なぜか校内をうろうろしていた。

よく他クラスの人と喋る時に来る場所の、ラウンジに。

「お前らKRASHでなくても、大変なんだな。」

新しく考輝と仲良くなったのは、以前不良野郎としてお騒がせした赤坂京介だった。今は色々気が合うらしく、未だ前世の悪い心が若干あるため、考輝曰わく京介はBBB的思考を持っている。

「まあな。でも、あいつら本当に生徒会の仕事かっていったら、わかんねえけどな。」

「そ、そうなのか?」

京介は少し驚いた。

「ああそうさ、実は必要な時にとことんBAKAを発揮する、そういうチームなわけよ。だから互いの事、案外知らないでいたりすんのさ。それもどーかと思ってるけどね。」

「ま、いいんじゃねーの。隼人は校内でも有名なチャラ男だし、青井…だっけ?あいつぁパソコンを嫁にしてるし。変な集まりで、全然問題ねえって。互いを分かる方が怖いぜ。」

「何で?」

「だって、ほら、よく代わる隼人の彼女知りたいと思うか?知らなくていい事もあるのさ。」

いつの間にか、今週の彼女伝説が広まってる!?考輝は鳥肌が立った。

「そうだな。」

「そう言えば、考輝は隼人の計画知ってるか?」

「け、計画!?(んだよ早速B.B.Bだなあいつ)何の事?」

一瞬耳を疑った。隼人?あの隼人?

「何でも、あいつ自分を祝って貰おう大作戦を決行してたらしくって…俺も噂聞いただけだからよく知らないけど。」

「い、祝って貰う?」

考輝は目を細めた。

「俺さあ…今日、変な夢見てさあ…隼人が、俺の目の前で、今日は俺様の誕生日ダァー!!なんて叫ぶわけよ。ほんっと隼人に取り憑かれてるみてえだ。」

京介はアハハッと笑っていたが、聞いた方はびっくりだった。

眼鏡ごしに彼の目が光った。

「誕生日?まさか。」

考輝は今朝置いてあったメモを思い出した。


「あれ?おーい考輝ー。」

見つけたのは寮の部屋の中。涼太が拾った。

「何これ。メモ?“今日の朝、中庭に来い。    (強制)”」

“強制”は赤字で書いてあった。

「中庭?」

「悪ぃ、オレは行けねえや。用事あるから。でも、それ、“行った方がいいよ”。」

「あ、ああ。」


そうかそうだったのか、考え輝にはすべてが見えた。涼太は隼人王子の共犯者だったんだ、そしてメモをよこした。そうに違いない!


「行こう、中庭に!」


グダグダしてるなーなんかっていう時は大抵次回もグダグダしてます。

もう諦めちゃって下さい。それではありがとうございました。

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