アリーナにて
こんにちは、パソコンが熱くてたまらない神無月です。
まずはお久しぶりです。
「なぜここへ帰ってきた」
その理由は簡単です。
わずか一カ月ほどで帰ってきた理由は、ブログの更新の方が面倒だということ。そして、なろうで書いていた方が楽な気持ちになれるからです。
KRASH!に関してr、コンサートなんて「夏終わりますがww」という状態です。「夏終わっちまいますがww」そうです、もっと言って下さいこのバカ作者にw
だからといってさみしいので、こちらで投稿したものを、次にコピーしてブログにて遅れて公開し、連載が終わったらまとめてブログへ・・・方針にしようと思います。
なんだよ、戻って来てんじゃん・・・。いやいやそれが自由奔放な作者(単なる面倒くさがり)神無月楓です。
それでは。
「お暇があれば どうぞ。」
「もうイヤだよ~、緊張してるよお~」
「今更?去年だってコンサートやったじゃない。」
あまりの興奮状態に陥った明莉を、桜は呆れたように止めた。
「イヤイヤ言ってたってダメだぞ?」
と言う考輝も、あと少ししか日が無い事が判っていた為に胸を抑えていた。
「まあ…それも無理はない」と一言だけ涼太が呟き、3人は練習に戻った。
今5人が居る場所は、都会人がよく利用するアリーナ。そこまで大きくないものの、動員できる人数はかなり多い。
「広いね~。こういう所久しぶりだから。」
はじめてここへ来た彼らは、アリーナから遠い場所から来たのだ。田舎の学園で過ごし、新幹線で東京直通の駅と学園が繋がっていて…それだけの道のりを来たのだし、練習は泊まりで、当日コンサートを行うのだ。そんなこれまでの苦労をまるっきり忘れたような人が1名。
「おいおーいみんな、休憩入ったらアイスな!」
「たっく、隼人はいつもそんな事言ってるし…。」
隼人は4人に呼び掛け、自分もまた練習に励んだ。
「いいよね、あんなのんきで。」
「そうじゃないと、今の時代は生きていけねえんだろ。」
感心してる場合か!明莉は涼太の足を踏んづけようとした。
「アイスもう食っちゃおーぜー?」
「食っちゃおーぜーじゃないでしょ!」
そう桜が振り向きざまに怒り出しても、隼人は何にも気にせず棒アイスを舐めていた。
「緊張感の無いヤツ…。」
「まあ、あれが隼人だから。」
益々呆れた桜達の後ろから、yamakoがその様子を笑った。
「やまさん!」
「私は、隼人のああいう性格もいいと思うわ。自由で。」
「そういう問題ー!?」
「あなた達も頑張って。緊張で体が固まったら困るわよ。」
yamakoはポンッと肩を叩くと、ニコッと笑顔を見せていった。
「オレらも頑張らねえとな!」
その間も、隼人のリラックス状態は続く…。




