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KRASH!  作者: 神無月楓
学校は生徒会ガード
36/88

その頃…

そろそろ、KRASH5人のキャラクターが定着していい頃なのにな、神無月です。

まだハッキリしていないような未知なるキャラクター多いですから、KRASHだけとは限らないのです。

今回の話ては、ついに(というわけでもありませんが)新キャラクター登場です。しかも空気読んでないです!完璧!いきなりのご登場ですので、ついていけなくなったら次回まで待って頂けますか。

「ふん、生徒会め。」

苛立ちながら1人の生徒が言う。

「所詮、いい子ぶりの奴らの集まりだ、そうだろ、京介。」

もう1人の茶髪の生徒が、壁に寄りかかって腕組みしている偉そうな男子に言った。

会議をしていた部屋のすぐ外をうろつきまわるのは、2年男子の連中。非常に暴力的で、わざとだらしない格好をして、反抗もするし学校を荒らすし。いかにも悪そうな目つきをしているこのグループは、シャレンド学園内でも先輩の手に負えない[不良]だった。見た目からして悪い。…それか悪い人を演じていただけとしても。特に、人数も10人以上と結構多くて、男女共に居るのだから、周囲も何も言えやしなかった。

その中のボス的存在の人物が、生徒会が居る会議室の外で待ち伏せしているのには、意味がある。放課後なんだからといっても、この中の数名は寮での生活を送っているし帰らない。

「あいつらが何考えてんだか、聞き出せないのか?」

「んな事できたらあいつらをとっ捕まえたりなんてしねえよ。んな面倒な事。」

「そうだよ。アタシは、出来れば男子3人がいいと思うけど。」

「何でだ?というかまさか年上にか?」

「そんなバカじゃねぇよ。アタシが言ってるのは、2年の癖に生徒会の係をやってる奴だよ。ほらいんじゃん。京介のクラスにも。芸能クラスに居る怪しい奴がさ。」

「お前何で知ってんだ?杏野の事か。アイツ生意気だよな。」

怒られない程度に大きな声で、桜の名前を挙げた。

「やっ、声デカすぎるって。」

「バレないバレない。…仕方ねえな、会議が終わんねーみてえだから、行くか。」

この集団のボスとして居る…京介、という少年は言った。周りの仲間は京介の後についていく。


「あー終わった終わった会議。」

「疲れたね…」

生徒会長、桜をはじめKRASHメンバー揃ってクタクタになって部屋を出てきた。今日も様々な意見交換やら討論やら議案書に埋め尽くされていたのだ。

「取りあえず、変な事はしないようにって言ったよね。」

「言いましたけど。」

考輝は何もなかったようにきょとんとした表情をしてみせた。あくまで表情だけだが。

「じゃあ、今日も遅れずにな!」

「うん。」

男子女子、それぞれが分かれていったん寮へ戻り、次の時間のダンスレッスンの準備をはじめた。女子2人はすぐに「早くしなきゃ」といっていたが、男子は今マイペースぶりを発揮し、トロトロ歩いて戻った。

「遅れるよ!」「わーかってる」

男子は廊下をのろのろ渡っている所、そんな中で隼人が、自分のバッグを抱えこみながら横に並ぶ2人に言った。

「なぁ…。2人共。」

「何だよ。」

「会議の時の、部屋の外見たか?」

「?」

隼人は、よく意味が分かってない2人に詳しく説明をした。

「部屋の外に、あーの不良の奴らが居たんだよ!知らねーと思うけどよ。」

「何それ。」

「こんな所に何の用なんだか。名前はよく知らないけど、あいつら絶対、生徒会狙ってたぜ。」

隼人が驚かすように言うと、考輝が「ふーん」と頷いた。

「そいつら、普段はどこに居る?」

「…確か、寮の入り口辺りでよく見かける。」

考輝もそれで納得した様子。隼人はドアの外を睨む。

「あいつら…。暴力ふっといてよくこの学校から出ていかねーよな。

「権力じゃね」


「んで?お前、きちんと俺は頼まれた事したぞ?報酬は?」

「あっ…ごめんなさい。」

「これじゃあ少ねえよなあ?」

不良軍は1階の寮と繋がる通路前に集まり、

1人の男子生徒相手を責めていた。

「少ないって、これが約束じゃねえか!」

「話が違う、って?頼まれたこと[以上]もやったんだぞ。」

「でも、生徒会に訴えるのは未遂じゃないか!」

「うるせえよ。黙ってろ。お前の意見なんか聞いちゃいねーよ。」

仲間の1人が力強く相手に蹴りをいれて言った。

「って…」

「殴られなかっただけ、マシと思え。ははははは!!!」

京介とその仲間は面白そうに笑いながら去っていった。


「?」


そして、それを偶々通りかかりに見てしまったのは、考輝だった。金を取られたのは知らないクラスの男子。1年生のようだ。怯えながら、逃げるように足早に場を去った、いや逃げた。


「あれが…不良ってヤツか。ふーん。」



中途半端ですね。また。そういえば今更文字数制限の設定を解除する事ができたんです。1200文字以内というクソみたいな設定になってたんだと知りました。PCからじゃ分かりませんよ。わかります?そうなら教えて下さいよ早く。

とにかく長い文を書ける…と思いましたがどうやら忙しくなり限界が近づきました…人体や寿命に影響を及ぼす前に、今のままの文字数でいきます…!っでは次は3日程後です。

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