ファザコン&マザコンは悪い? 2
こんにちは、神無月です。
20話目突破しましたが何一つ成長が見られません。作者も、文章も。(その間になめこはどんどん成長してゆくのに。)
それでも読んで下さる方がいたら?
崇拝します。
また、KRASHキャラクターは著作権ふりぃですが(多分)作者以外の勝手なキャラ制作やキャラ崩壊を禁止します。
5人が幼くなる設定とか、そういうのはアリです。
今回も短めにまとめてみました…まとまってねぇよ!!
涼太は自分が過去にマザコン状態、あるいはそれに近い状態だった事「だけ」を話した。けれどもう幾つかの悩みは隠し、言わなかった。
また、その時を思いっきり出してしまうから。
話を聞き終えると、考輝も隼人もクスクス…いや、ゲラゲラと笑って、涼太を指差すなり腹を抱えていた。
「涼太マジ!?」
「Dakara嫌だったんだよ!」
こうなる事も想定済み。れっきとした男子の兄弟でありながらどうしてこんな過去があるんだか、
それは本人が1番コンプレックスとしている事だ。
「シーッ、車内だよここは!」
桜が2人の口を抑えこもうとした。それでようやく2人は黙りこんだ。
「ーっ、ごめんな、涼太。」
ようやく呼吸も落ち着いてから、考輝は涼太の肩に手を置いて言った。
「まったくだよ。」
涼太はスネて、そっぽを向いていた。
勿論、この会話だって明莉も聞いていた。聞いてなくとも耳には入っていた。
考輝はためらって、そして言った。
「違ぇよ。そんな事じゃなくって。
あのお前が、そんな事で悩んでたなんてな。」
「どういう意味だ?どういう意味で言ったか分かってんのか!?」
涼太はかっとなった。
「だからだからー、何でお前がそんな事でいちいちさあ…。」
「じゃあ、お前オレがそういう相談したって、話にもならないんだろう?」
「ああん、当たり前じゃん。」
考輝は頷き、そして付け足す。
「そんなちっぽけな悩みなんか、この世の海の大きさに比べりゃ、小っせえ事なんだぜ?悩むまでの事じゃねえよ。」
明莉は思う。いつもいつも無邪気な笑いをして、人をからかってばっかの考輝が、そんな事言うなんて。それもぶっきらぼうなかっこつけ方。意味のわからないかっこつけ方。
「ー‥そう、なの?」
悩みにうなされてきた2人は、同時に考輝に聞き返す。
「えーええ、まあ。」
さっきから聞いていた桜も、4人の方に振り向いた。
「2人とも。私は思った、家族が好きなのは悪い事じゃないって。反抗しろっていう決まりなんかないのだから、むしろ私達が見習うべきだねって。」
「よっさすが姉さん!!」
そしてなんともいえない対照的な2人を見つめて、桜はこうも言った。
「明莉は…まだ悩み、あるでしょ。」
「えっ?」
心の闇が剥がされるようで、少し胸の奥が痛かった。




