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KRASH!  作者: 神無月楓
スプリングの超多忙生活
19/88

ファザコン&マザコンは悪い? 1

更新遅れます神無月です。


何度も言いますが。


著作権フリーです。


どんどん使われるのも困りますが。

本当に困った人だ…。

桜は心の中でも呆れていた。どうしたって明莉の考えを受け入れる事は難しかった。

特に「普通」の桜は。


その日も、こんなコンディションであってもダンススタジオへ行く5人。

電車に乗る前の駅のホームでも、明莉がしょんぼりしていた。ー‥そして何故か涼太まで顔色が悪くなっていた。

「あれ?お前、どした?」

考輝がそう超えるをかけるまで、誰も気付かなかった。涼太も横目で考輝の方を見て、

「いや、何でもない。」

と答えた。

しかし何でも無い訳がないと、誰でも分かる顔つきになっていた。

その様子を見るなり、勘のいい隼人はすぐに言葉をぶっ刺した。

「まさか~…涼太は明莉の話が分かる系?」

「…。」

うつむいたまま、涼太は何も返事をしなかった。

ただ黙って、半分ずつの気持ちを抑えるだけだった。

「…なぁ、本気で。そうなのか?」

考輝にまでそう疑問を抱かれ、涼太は返さなければならなかった。

「そーだけど?オレはそういう奴嫌いだから※▲◎%△?○#…」

「「は?」」

真っ先に、考輝にも隼人にも?マークが浮かんだ。だがあいにく考輝も勘がよかったために、その後直ぐに答えは見つけられた。

「ははあ、そういう事か。おメーも何か、隠し事してんだろ?」

「そおうだよお前絶対悩みあるんだろー!」

「…ぅぅ。」

涼太が「しまった」という顔をした。もう話さざるを得ない。そう悟った涼太は、仕方ない、と車内のつり革につかまった。

表はどこかぎこちないけど可愛くて車ヲタで男の子っぽい一面もありますよーっていう彼は、裏はかなりコンプレックスを抱く少年だったという。

マザコンって悪い事なのか?という話です。ママっ子でも、パパっ子でも、いいじゃないかというお話です。


20話投稿おでめとう私!!

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