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弾丸の雨を降らせたい  作者: 代永 並木


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第28話 ボス撃破

 ……旋回――また急降下攻撃か? 旋回中は狙えるか?


 旋回中を狙おうと銃を構える。

 だが、引き金は引かなかった。

 狙ってみて分かったが、かなり遠い。

 エルルバードの旋回高度は、ローロバードの旋回高度よりも高い。

 これは当てられる自信が無い。

 無駄弾は避けたい。

 無理だと判断して、銃を下ろす。

 相手はボス、旋回中は攻撃が当たらない距離にしていてもおかしくない。


「降りてきた時がチャンスか。 急降下してきた時にフルオート叩き込むか?」


 まだエルルバードは、一度しか急降下攻撃をしていない。

 だから確定では無いが、ローロバードとエルルバードのやり方が似ている。

 気がするレベルの話。

 ただ、もし同じ場合やりようがある。

 ローロバードの急降下攻撃は、直線的な行動だった。

 相手を捕捉して早い速度で接近し、爪で攻撃をする。


 ……もう1回見たいな。同じ攻撃来い。


 予想を確信に変えたい。

 直ぐに銃が撃てるようにじっと待ち構えて、動きを観察する。

 急降下攻撃のモーションだけで無く、旋回を辞めて急降下する際のモーションの変化も知りたい。


 下手に動かず、その場で待つ。

 エルルバードは、旋回途中で一瞬その場に止まる。


 ……旋回が止まった――来るか。


 そして、エルルバードは大きく翼を動かして、爪を向けこちらに突っ込んできた。

 回避出来るギリギリまで動きを見て、後ろに飛んで地面を転がる。

 どうせ痛みは無いから、変に転がっても問題無い。

 避け切れずまた攻撃が掠ったが、直ぐに3点バーストで弾丸を放ち、飛び立つ前にダメージを与える。


「これで3分の1くらい削れたか? モーション変化はまだしないか。半分以下になったらかな」


 飛び立った後に落ち着いて、回復薬を飲んで体力を回復させる。

 恐らく急降下攻撃は、1回以上旋回を挟む必要がある。

 だから次の攻撃まで時間があると踏み、回復を後回しにした。


 銃の機能をフルオートに切り替える。

 読み通り、急降下攻撃は直線的な動きだった。

 直線的な動きなら、どれだけ早くても届く前に弾丸を叩き込める。

 つまり、攻撃時が体力を削る絶好のチャンス。

 体力の減りからして体力はそう多くない。

 3分の1近くまで削れた今ならフルオートで一気に削り切れる可能性がある。


「早く降りてこい」


 急降下攻撃を待つ。

 旋回をしているエルルバードを観察して、モーション変化を逃さないようにする。


「来た!」


 エルルバードがその場で一度止まり、爪を立てて急降下してきた。

 銃を素早く構えて、引き金を引く。

 連続で弾丸が発射されていく。

 幾つかの弾は外れてしまう。

 しかし、発射された大半は命中して、エルルバードの体力を削り切った。

 爪が届く前に光の粒子となって消滅した。


「何発か外れたが結果オーライ」


 外れた弾は数発、損は少ない。

 寧ろ、数発しか外れなかったと考える。


「うーん、リコイルか拡散かどっちだろ」


 数発の弾が外れた理由が連射時の反動による物か、拡散率のせいか分からない。

 状況的にどちらも有り得る。

 一先ず、ドロップ品を確認する。

 通常報酬に、ソロボーナスと初回ボーナスで上乗せされている。

 ボス素材は2個ドロップした。レアドロップアイテムは無し。


「レアドロは無しか。まぁ良い。やり方は覚えたし周回だ」


 弾に余裕がある為、エリアから出て一旦体力を全快にしてからまた入り、エルルバードに挑む。

 ここからは周回、突風は素早く岩に隠れて防ぎ、横から3点バーストで削る。

 その後、空を飛んだら急降下に備えて、突っ込んできたらフルオートで迎撃。

 そして、倒し切る。

 ドロップ品を回収して、また同じ事を始める。

 どんどん討伐タイムを縮めて、ペースを上げていく。

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