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弾丸の雨を降らせたい  作者: 代永 並木


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第15話 ローロ街

「プレイヤーはちらほら見えるけど、PKらしきプレイヤーは無し」


 歩いて北上していると、ちらほらプレイヤーが見えるようになった。

 プレイヤー達は、付近に湧いているモンスターと戦っている。


 付近のモンスターのレベルを見ていくと、4〜6辺りだった。

 ランリスより少し強くなったくらいのレベル。

 2番目の街付近のモンスターなら妥当くらいのレベルだろう。

 スライムでは無く、別種類のモンスターが見える。

 プレイヤーのレベルは、装備の見た目的に高そうには見えない。


 ……この人達は、ガイド通りにさっさと次の街に向かった勢かな。


 本来なら、ボス周回する前に次の街のローロへ向かう。

 初心者ガイドでもボスでは無く、次の街に向かうように案内されていた。

 初期街に(しばら)く居座る方がレアケースだろう。

 PKに阻まれなかった運の良い人達とも取れる。

 どちらかと言えば、自分の運が悪かったの方だろうけど。


 歩いてる近くにもモンスターが居るが、接敵しないように動く。

 一先ず、街に行ってセーブポイントを更新したい。

 今の状態で囲まれて、やられてしまったら、ランリスからやり直しとなる。

 ここまで遠くは無かったが、面倒だから勘弁願いたい。


 ……ありゃ、目の前に湧いたわ。


 丁度、道のど真ん中に新しくモンスターが湧いてしまった。

 それもだいぶ近い距離に湧いている。

 近過ぎて戦闘を避けられる位置では無い。

 避けようと動いても、間違いなくモンスターがこちらに気付く。


 モンスターの名前はローロラット、見た目通りネズミ型のモンスター。

 カピバラくらい大きいが、カピバラ程可愛くは無い。

 多少なりファンタジーな見た目になっていて助かった。

 これがリアルネズミの巨大化みたいな見た目だったらキツかった。

 素早く銃を構えて、ラットの頭を狙って撃つ。

 まだ気付いていないラットの頭を撃ち抜いて、倒した。

 一撃で倒せた。


 ……レベル5も一撃か。改造とアクセのお陰かな。


 自分より低いレベルの雑魚モンスターとは言え一撃なのは、装備が良い証拠。

 特にアクセを2個付けている事で、火力が底上げされているのが大きいだろう。


 少し歩くと、街が見える。

 まだ先なのに、ランリスよりも大きいと一目で分かる程の大きさを持っている。

 更に、城壁に囲まれた街だ。

 ファンタジー世界の街の中でも、有名どころな見た目の街。

 フルダイブVRで見ると、迫力がある。


 ……おぉ、本格的だなぁ。傷もある。


 少し寄り道をして城壁に近づく。

 近付いて、壁に触れる。

 かなり硬い物体、触り心地は石に近い。

 恐らく石やレンガなどに近い物で作られているのだろう。

 見て回ると、所々に傷跡や修復跡が残っている。

 かつて、モンスターなどの攻撃があったのだろうと考察が出来る作り。

 これは、考察勢が喜びそうな完成度。


 街の中に入る為に、城門へ向かう。

 城門は大きく、馬車が余裕で入れそうなサイズをしている。

 近付いていくと、ガヤガヤと城門の先から人々の賑やかな声や音が聞こえる。

 門番は2人、屈強な男が全身鎧を身に付けて、槍を持って立っていた。

 威圧感の強い2人、門番に相応しい圧だ。

 ただ2人はこちらを見るだけで、特に話し掛けては来ない。


 ……あれ、普通に入れるのか。


 門番2人の間を通って街に入った。

 大量のNPCが歩き、雑談を交わし、生きて生活をしていると言う感じが強い。

 街中を見ていると、突然ピロンと音が鳴り、初心者ガイドの画面が現れる。


『ガイドは終了です。ここからは自由にクリスタルレギオンの世界をお楽しみください。昼夜固定設定を解除します』


 そう書いてあった。


 ……ガイドは終わりか。昼夜固定設定? あぁ。


 ふと、気付く。

 このゲームにログインしている間、一度として外が暗くなった事が無い。

 そう言うゲームなのだと思って、気にしていなかったが、そう言う理由があったのかと納得する。

 画面には2ページ目があり、見てみる。


『この世界では1日に昼夜が4回ずつ来ます。0時〜3時、6時〜9時、12時〜15時、18時〜21時が昼。3時〜6時、9時〜12時、15〜18時、21時〜24時が夜となっています。場所によっては固定されています。時間はメニュー画面に書かれている為、いつでも確認が可能です』


 ……成程、3時間事に昼夜が切り替わるのか。結構変わるな。


 夜の時間帯は見づらいだと嫌だなぁ、と言いながら街中の探索を始める。


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