関わった罪
いつもと変わらない毎日を過ごしていた真神陽一。
いつもと変わらない様に一人暮らしのマンションでトーストを齧っていた。
そして安っぽい椅子に腰を掛け、テレビの電源を点ける。
別段、何の理由もないがとりあえずニュース番組を見る。
「昨日の午後、七時半に起きた高校生殺人事件。殺された高校生は
よく虐めをしていた側に人間と言う事が判明し、同じ高校の生徒が事件の
真相のカギを握るとされています。事件が起きたのはここ、南條高校
の生徒が通学路に使うこの道で殺人事件が起きた様です」
齧ったまま冷たくなったトーストが口から落ちた。
それが意味するのは、気が付いてしまったからだ。
あの時の不良かもしれない。
そんな考えが過った。
「死体は原型を留めていなかったそうです。次のニュースです」
そう言って、微かな希望を陽一に残してニュースは足早に次に話題に切り替わった。
死体は原型を留めていない、という事は少なくとも陽一が直接殺した可能性は無くなる。
家を出て、事件の起こった場所を避けて進む。
そしていつもより5分程遅れて学校に着いた。
---------聞いたか、あの事件?
---------あれでしょ?昨日の高校生殺人事件
---------あの不良6人組み。あいつらが殺されたのなら・・・
---------うれしい、そう思う人はたくさんいるんでしょ
朝から気分の悪くなる話題が蔓延している。
「おい、お前なんか、目つき悪いから、気をつけろよ」
黄川田が話しかけてくる。
すると新岸が話しかけてきた。
彼女も一昨日まで一緒のクラスとは気付かなかった様だ。
「あの、ちょっと今日放課後いいですか?」
顔を赤くしながら聞いてくる。
恐らく事件の事についてなのだが・・・
それでも陽一は緊張してしまう。
「ああ」
嫌でも不器用な答え方になってしまう。
キンコーンカンコーン
ちょうど気まずくなった所でなった鐘に感謝しながら、席に戻った。
授業は真面目に受けていたが、昨日の事件が気になって、頭に内容が入らなかった。
そうしていると直ぐに授業は終わって、放課後になった。
「事件の事で話しがあるの」
「・・・ああ」
予想道理ではあったが、たまには、期待をさせてくれ。
そう思いながら、話しを続ける。
「私の、能力は感情受信なの。
って言っても、レベル7だから、ある程度の考えは受信できる。
それでひとつ頼みがあるの。
無茶はしないで」
そう言って、話しを途切れさせようとする。
「ちょっと待て・・・。
新岸さんは何か知っている・・・ね。
無茶といっても俺の強さは知っている筈、殺った奴はそれ程強く、
新岸さんはそいつを知っている」
沈黙。
5秒程すると、自分の推理力の無さで、なんか恥かしい事言った~。
と思い陽一は赤くなっていると、フフッっと優が笑い
「そうですね・・・教えます」
と言い放った。
その内容はあまりに残酷だった。
いや~、読んでいる人がいてくれたら、ですけど
僕は、投稿→編集→完成。の順番でやっているので
話しが繋がらないなと思ったら、一部前に戻って見てください
お願いします。
そして黄川田がいつもチョイ役