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友達っていいもんだ

ああもう全体的に積んだのでここから直します。

 時は現在に戻り、少女を助けた後の陽一は視界の端に捉えた、

 自分の借りている賃貸マンションに瞬間移動ジャンプした。 



 「あ、宿題やってねぇ」

 そういって、宿題の所まで瞬間移動ジャンプする。

 しかしそこに宿題はなく、足元には陽一の脚の餌食となった朝ご飯があった。

 「あっ」

 今日は朝ごはんがないらしい。

 

 しかし宿題は何処に。

 まぁいいや。と四肢をベッドの上に投げ出した。

 しかし同時にケータイが鳴り、それを取ると

 「今日は補習だから、宿題やってなかったら、・・・

 まぁ宿題はここにありますけどね♪」

 「酷いっ!!」

 その糞教師はそのまま電話を切った。

 はぁ、と大きなため息を尽き、

 たまには家を早く出て学校に早く着くのもいいだろうと、

 考え、家を出る。



 家を出て数分、不良5.6人に絡まれる。

 「いまちょっと、急いでいるでまた今度にしてくれませんか?」

 そう言って、

 その場を立ち去ろうとする。

 「待てよ。昨日仲間を可愛がって貰った礼するからよぉ」

 男はバットを振り下ろす。

 陽一は避けなかった。

 鮮血がほとばしる。

 「頭殴ったって事は、殺す気だったって事だよなぁ・・・

 だったら殺される覚悟・・・あるんだよなぁ!!!!」

 そういって瞬間移動して顔面をぶん殴る。

 不良のリーダーらしき男は綺麗な放射線を描きながら飛んだ。

 「ヒッヒイッィィィ」

 他の奴等も恐れおののいて、子蜘蛛が逃げる様に四散する。

 「あ~これじゃ、先生に殺される。」

 そう呟きながら学校に向かう。

 血が滴るが時間が経つたびに、血の勢いが止まる。

 「もう、血が止まり始めた。これも干渉の能力だよな。ある意味チート?」

 疑問形で喋った後に

 血が付いた服のまま行くか、と呟くと時間がないと気が付き、

 走った。

 

 「先生~遅刻じゃない~~!」

 「3秒遅刻だ」

 「いや~これは違うんです。不良を・・・何でもないです」

 「あとで職員室に来なさい」

 「はい」

 逃げるか。

 色々と突っ込み所があったが・・・弁解する気にもならない。

 しても糞教師は全く意味がないだろう。


 授業は真面目に受けた。

 しかし休み時間という至福の時間は説教になっていた。

 「という事でこれからはケンカしないように」

 それは割とあっさり終わった。

 また授業の始まりの鐘がなった。

 「またケンカしたんかー?ようくん」

 陽一を「よう」と呼ぶこの友人、名前は黄川田 (きかわだ)飛翔つばさ

 髪の色は青、結構もてるイケメン、性格に難あり。

 「ちげぇよ、ただ絡まれただけだ」

 「そうか、ボコしたのか」

 「そうそう、ってばかぁぁっーー!!!」

 なんてバカな遣り取りを十分程したら、先生に怒られた。

 先生の必殺技『近距離チョークバズーカ』は俺の額に当たった後

 見事に跳ね返り、黄川田に当たった。

 何かの能力ではないかと思うぐらいの命中率だ。


 ちなみに黄川田は、レベル1、努力すれば高レベルになれるランクらしい。

 昼食の時間になると俺と黄川田とは離れる。

 理由は黄川田は昼食時間は大概女子と話す運命にある。

 だから真神陽一は屋上で食事を獲る。


 そこには一人先客がいた。

 こちらに気が付くと焦った様に、話しかける。

 「あ、あなたは先日の・・・真神陽一さん!!!」

 「ああ、昨日の不良に絡まれていた・・・不幸少女!!!」

 「ええっと私の名前は新岸優あらぎしゆうっていいます」

 こうして陽一と淡いミルク色の髪をした少女と再開した。

 同じクラスなのに全く気付かないのは、可笑しいと思うが・・・。

 「あ、あの改めてありがとうございましゅ!」

 陽一は彼女が噛む所をみて、小動物みたいだなぁと小さく呟いてみるのであった。

 「えっと、今 御一人、ですか?良かったら隣いいですか?」

 ああ、と小さく返事をするとコンビニ弁当を手に取り食事を始めた。

 すると、そこから全く会話がなくなってしまったので、

 この空気から一刻も早く脱出したい陽一が口を開いた。

 「君のレベルは?」

 誰もが仲良くなろうとする時に使うポピュラーな質問だ。

 しかし人によっては、失礼にあたるので、

 自分の方が低いと自信を持っていなければならない

 「・・・レベル7です」

 「金持ちじゃん。しかも何で不良に絡まれてたの、何でこんな学校に来てるの?」

 

 レベル支援金・・・この世界には、核等の兵器はない。能力者のせいでまともに

  使えないのだ。

  ミサイル系統が使えなくなるということは、国の強さを証明する方法は

  ただ一つ、能力である。

  そこで日本という国が出した案は、レベルが高い者に対して支援金をだそうといもの

  だった。

  そうする事で高レベルに対して意欲的になる。というシステムである。


 因みにレベルに応じて行ける学校の幅も広がり、必要レベルの高い学校程、

 設備もいいのである。


 「不良に絡まれてた理由は分りませんが、この学校に来た理由なら・・・」

 そう言って、弁当に進めていた箸の手を休める。


 「私、中学校の頃、いじめられてたんですよ。

 帰ったら家で毎日泣いてました。

 それである日、母に連れられてこの学校に来たんですよ。

 ここはお母さんを教えてくれた先生もいるし、なにより生徒さんが良い子よって。

 それで私決心したの、ここに来て友達作って、笑って過ごそうって・・・

 けど、今も一人屋上でお弁当食べてるですけどね。」

 


 


 「一人じゃないよ。俺も一緒に食べてるじゃん。

  一人じゃない・・・」

 そういって、彼女の手を握る。

 「友達になってくれる?」

 「もう友達だろ」

            そうやって僕たちは友達になった。


全部直しました。

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