勘違いは時に地獄へ誘う
「まだ腕とか痛てーのに、なんで学校なんだ」
そう言いつつも、陽一はしっかりと学校に来る。
アースとの戦いの傷は、流石、未来都市と言った所か、
1日も掛らず死んだ手を生き返らせた。
そのせいで、入院する事もなく今日学校に行く事になった訳だが。
「しかし、なんで病み上がりから能力テストかなぁ」
未来都市では、能力開発を推奨しているので
能力の情報の詳細を取っているのだ。
その為の能力テスト。
能力テストではレベルを細かい所まで調べるので、スキルカードより
正確だ。
だからスキルカードにはレベル4と表示されて、能力テストを行ったら
レベル5だったて事もある。
しかし、全くの無能力者の能力テストはなく、
実験台にされる。
能力が発現しない理由、脳に異常がないか(能力がある方が異常だと思う)
をとことん調べられる。
「理不尽だ・・・はぁ」
深くためいきをついた。
「陽君また何かしたんか?」
「いや、今回は何もしてないよ」
黄川田がいつもの様に話しかけてきた。
「-------だったらこれはなに?」
彼が指を指した先には人が大人数で立っていた。
グランドには人が立っていた。
「真神ぃぃー出てこいやぁぁ!!」
怒号が響く。
『陽君、俺に任せてくれないか?』
そう言って遠い目で不良を見据える
『-----罪滅ぼしの為、か?』
『-----ああ』
そう言って、拳を構えて窓に手をかける。
3階から飛び降りた。
『ああいうの見てると昔の自分を思い出すんだ』
見事に着地して、不良達の前に立ちふさがる。
「それじゃ、僕の力を見せてあげましょう」
そう言って黄川田は大きく手を突き出した。
「ふざけんなよぉ、読んでるのはお前じゃn
「バカじゃねぇの?俺はケンカ売ってんだよ!!」
「殺す!!」
釘バットという少しというか未来都市では大分遅れた物を大きく振りかぶる。
黄川田は振り下ろした所を足払いし、不良はバットを振った遠心力で
大きく宙を舞った。
「「「は?」」」
不良達の大合唱が鳴り響く。
しかしその間も黄川田は動き続ける。
倒した不良が宙に舞っている間にバットを盗み、それを遥か上空に投げる。
それに反応した不良達は太陽見てしまい目が潰れる。
「お前等、黄川田のレベル何だと思ってんの?」
不良達の耳に言葉だけが聞こえる。
え?と言う間もなく不良達は地面に倒れ込む。
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