19話
「Если я останусь здесь, мне не придётся сражаться ни с кем таким сильным, верно? Я не хочу драться с Айне, но, думаю, к этому тоже нужно быть готовым? Но я не хочу.」
(この辺にいれば、そこまで強い相手とは戦わないかしら?愛音と戦うのは嫌ね、でもそれも覚悟しないとなのかしら?でも嫌なものは嫌よ。)
辺りを見回しながら、超有名女子高生、ヴェーラ・セルゲーエヴナ・スヴェトローヴァは母国語を口にする。
「Кстати, все выглядят так круто, я тоже хочу быть таким! Я должен пойти в армию во что бы то ни стало. Но интересно, смогу ли я справиться с этим оружием?」
(それにしても、皆かっこいいわね、私もあんなふうになりたいわ!なんとしてでも入隊しなきゃ。でもこの武器、私に扱えるかしら?)
ヴィーラは今回の相棒に視線を落とす。
「お、俺はロシア人美女とやるのか、なんか燃えるねぇ。」
「誰!?」
振り向くと、相手は既に武器になっていた。
いや、正確には腕が武器になっていた。
「俺だよ、俺、未来司、きみの、先輩になるかも?みたいな?」
そうだ、思い出した、渡の兄だ、私この人とやるの!?
「さ、いっくよー!!」
渡は一気にドカンドカンと腕の大砲を放つ。
あたりは穴ぼこだらけになった。
「戦わないの?」
え、戦う?この人と?普通の人間が?
むりよ、む...
『あの子ってほんと、何もできないよねー、ちょーっと美人だから調子乗ってさ、男子に色目使って。』
『てか、男にも色目使うとか悲惨ー、私なら恥ずかしくてできないわ笑』
『は?お前とは遊んでただけだし、勘違いとかウケんだけど笑』
『そんなに男に媚び売りたいわけ??笑』
『だったらさ、付き合ってやるからその服、脱げよ。』
『ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ。』
『やっぱ、男には勝てねーんだよ、お前みたいな、体だけの女は笑』
『え、学校に行けない?』
『そんなのダメだ。』
『いじめ?そんなのあなたの勘違いでしょう?』
『この学校においていじめなんてありえませんよ。何か証拠でも?』
『あなたが、『弱い』のがいけないの。』
弱いって何?強いことが正義なの?
『はぁ、あなたみたいな『弱い子』、生まなきゃよかった。』
なんで?
『え、あいつ、転校するの?よっわー!!』
なんで?
『あなたはもう、私達の子じゃないわ。』
なんで?
『日本に行くなら、一人で行ってちょうだい、私達に二度と、その姿を見せないで、この恥さらし。』
なんでよ!
そっか、、、私が、『弱い』からなんだ。
だから、私は、存在する価値もなくて、家族の恥なんだ。
そう思った瞬間、私の世界は真っ暗になった。




