外国人留学生を獲得せよ
夏の厳しい練習に明け暮れる康弘。フライングディスク部の夏練習も終わりを迎え、新学期を迎えつつあった。そこにキャプテンが言う。
「9月には外国人留学生が入ってくる。ぜひとも勧誘を促すように。特に1年生はその役目大きいと考えてくれ」
キャプテンのこの言葉に夢が踊る。康弘は留学生をゲットすべく意気揚々と引き上げていった。
秋学期が始まり、学校内に活気が戻る。各サークルとも外国人留学生の獲得に躍起だ。康弘も負けじと校門前にたち、フライングディスク部の勧誘を行う。そこに新聞部のヒトミちゃんの姿もあった。
「ヤスヒロ、新聞もう辞めたのかにゃ」
「じゃあ、一緒に新聞部も勧誘するよ」
「さぁ、新聞部、フライングディスク部に入ってくれる、留学生の方いらっしゃい」
すると、金髪で目がブルーの女子が話しかけてきた。
「フランイグディスクに興味あります。よろしくお願いします」
小柄で猫耳のないヒューマンのようだが、透き通るような白い肌。小柄でチェックのミニスカートを履き、屈託のない笑顔をみせている。
康弘は当然のごとく言う。
「もちろんです。ぜひ見学に来てください」
「はい。わかりました。ありがとう」
ヒトミちゃんが悔しそうに言う。
「ずるいにゃ。うちに来てほしかったにゃ」
「悪いねヒトミちゃん。俺は両方の部員だから、どっちでもいいけど」
さっそく留学生を部室へと案内する。
「失礼ですけど、お名前を伺っていいですか?」
「スターシャといいます。ローシアから来ました」
「美しいですね。きっとモテますよ」
「は、恥ずかしいです。でも日本人の友人はほしいです」
部室に入ると、キャプテンとミスズが座していた。
「キャプテン、見学者をお連れしました」
「おーそうか。とりあえず、ミスズとお前で、グラウンドを回って一通り案内してやれ」
「わ、わかりました」
室外へでると、スターシャと一緒に部活の内容や、活動日時などを伝えた。
「面白そうですね。ぜひ入部したいです」
スターシャが言う。
「ほ、本当かい。このスケベ野郎は無視していいよ。ありがとう」
ミスズが笑顔で答える。
「本当にスケベですけど、妄想だけです。勇気はありませんが、よろしくお願いします」
康弘も笑顔で答えた。
こうして、新たな新入部員ローシア人のスターシャが仲間に加わった。康弘はこのスターシャがとんでもなく綺麗で美しいゆえに、極度にドキドキし、ミスズのことを一瞬忘れてしまうほどの衝撃を受けたのであった。
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